「日本経済新聞」を読んでたら、一面にでかでかと「生成AIで企業7割時短」と大きく載っていた。
日本主要企業大手100社を調査したら、生成AIを活用することで最大4割の時短を行い、労働短縮を図るのだという。
画期的なことを書いてはいるけれど、ということは、このままAIが組織運営の牽引力となれば、人間なんてほとんど必要なくなるという話になる。
NECでは、それまで約1時間以上かかっていたオンライン会議の議事録が10分程度に短縮したらしい。
もう事務職はいらなくなるだろう。意思決定権者と各部署に統括責任者がいたら、あとはAIに全部丸投げという時代が来るかもしれない・・・。
そんな8月5日土曜日も街に熱波が襲っている。
昨日の「ねぶた運行」も終わったら衣装が汗でびっしょり重たかった。
それにしても今年のねぶた祭、コロナからの解放感があるのか、観ている観客たちの熱気が凄まじい。
いつもより大きな声援が飛び交っていて、声出しもOKなので囃子方や跳人もいつになく盛り上がっている気がする。
昨日は突然、役員団の先頭で提灯持ちを任されたので、運行コースの最後まで提灯を高くかざして腕を振り続けなければならず、二の腕が痛くて辛かった。もちろん、最後まで手は抜かなかったけど。
祭りが終わって、ねぶた衣装を貸し切りにしている某ワインクラブで脱ぎ、汗を拭いて家までの道を歩く。
ねぶた祭りの喧騒が何処彼処に残っていて、新町通りの「青森銀行」前の温度計は夜の9時過ぎだというのにまだ30度を示していた。
それでも数多くの観客とねぶたと囃子と跳人がいなくなった街なかはそれなりに淋しく、遠くで救急車のサイレンだけが暑苦しい夜空にこだましている。
5日の合同運行、6日の各賞受賞ねぶたの凱旋、7日の日中運行、そして7日夜の青森港花火大会とねぶたの海上運行、それらが終われば、この街にも秋の気配が忍び寄って来る。
月日は瞬く間に流れてゆく。
いっときも立ち止まってなんていられない。