淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

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今また、佐野元春が凄い! ライブ盤【「今、何処」東京国際フォーラム 2023】も素晴らしいけど、新解釈の「YOUNG BLOODS」がメチャクチャカッコいい!  334

2024年06月12日 | Weblog
 1980年、佐野元春はメジャーでの音楽デビューを果たした。
 第1弾シングルだった「アンジェリーナ」については、それほど衝撃を受けたわけじゃなく、「そうかあ、新しいアーティストがまたデビューしたんだなあ」程度のものだった。
 アルバム「BACK TO THE STREET」と、続く「Heart Beat」の2枚のアルバムも、アルバム自体を買い求めるほどのめり込んだわけじゃなく、確か当時全盛だった「レンタルレコード」屋さんで借りて、それをカセットテープにダビングし、車のオーディオで流しながら聴いていた記憶がある。
 衝撃を受けたのは3枚目のアルバム「SOMEDAY」からだ。
 名盤としても有名な、あの「SOMEDAY」である。この辺りから佐野元春に深くのめり込んだ。
 そして次なる名盤が「VISITORS」。
 とにかくカッコよかった。ラップやスポークン・ワーズ(確かカセット・テープで買ったと思う)を駆使した曲作りに正直ぶっ飛んだ。



 その時期、「青森市文化会館」で観たライブもあまりに素晴らしく、これまで観てきたライブの中でも群を抜いていた。
 そして、その頃大ヒットしていた佐野元春の楽曲に「YOUNG BLOODS」がある。この曲は今でも時々聴いている。元気をもらうためだ。
 「YOUNG BLOODS」は、「国際青少年年」のテーマソングに使用されていて、NKKテレビでひたすら流れていた。彼にとって初のトップ10入りした楽曲でもある。



 特に「YOUNG BLOODS」のPVが素晴らしかった。
 1985年1月4日早朝の代々木公園で、なんの前宣伝も告知もなしに行ったゲリラ・ライブの模様を映したPVである。
 何回このPVをネットで観たことだろうか(かなり画質が古いので今観ると辛いかもしれないけど)。



 その「Young Bloods」を、なんと今年2024年の6月、佐野元春 & ザ・コヨーテバンドとして再レコーディングした「Youngbloods (New Recording 2024)」が、このたび新たに配信リリースされたのだ。
 これは、「佐野元春クラシックスの再定義」というコンセプトのもとに制作されたもので、歌詞やアレンジ等が完全に見直されている。
 マジで、滅茶苦茶カッコいい!
 この曲を聴いてから、また思い出したように佐野元春の過去のアルバムを聴き直し始めている。
 また、今回の「Youngbloods」以外にもレコーディングが終了している楽曲が数曲存在しているという。
 是非、それらの楽曲も早めに公開してほしいものだと切に願う。

 

 それから、その過程で聴いたのが、佐野元春 & ザ・コヨーテ・バンドのライブ盤としてリリースされた、【「今、何処」東京国際フォーラム 2023】だった。
 このアルバムもまた素晴らしかった。
 ここでまた、佐野元春の凄さを改めて再確認することとなった。
 彼の最新アルバム「今、何処( WHERE ARE YOU NOW )」を中心としたセットリストらしく(実はこのアルバム、聴いていなかった)、どの曲も一癖二癖あって、尖がっていて、歌詞もメロディも全部いい。
 夏にかけて開催されるライブ・チケットも即完売したというし、佐野元春、またまた再ブレイクしているじゃないか!

 それにしても、いま68歳って・・・。
 ほんと、すげえな! ロックだなあ!





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