淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

「6月の東京」夜明けのホテル、村上春樹の「1Q84」、夕暮れの盛岡、小雨の青森。

2009年06月06日 | Weblog
 金曜日。
 夜明けの4時50分。
 ホテルで目が覚めた。そのままテレビを点ける。
 ルームサービスの朝刊が、もうドアノブに掲げられていた。

 毎日、毎日、浅い眠りが続いてゆく。眠っているのか、瞑想しているのか、夢を見ているのか、考え事を繰り返しているのか、よく解らない。

 そのままベッドの中で出来立ての朝刊を読み、歯を磨いたり朝風呂に浸かったりしていたら、いつのまにか時計が8時を回っていた。

 そこから携帯に電話が殺到。
 組織の人間だけではなく、様々な業種の人たちから様々なコメント。
 てんやわんや。

 ホテルをチェックアウトして外に出たら、今にも雨が落ちて来そうな空模様。
 傘を持っていないので、浜松町駅へと小走りで駈ける。

 東京駅に着いたのはいいけれど、まだ新幹線の発車時間まで一時間はゆうにある。
 東京駅の地下街でお惣菜とご飯を買い求め、近くの待合室で食事を摂った。
 この東京駅地下街に並んでいる、お弁当テイクアウトのショップは凄い。
 僕が大好きな一軒は、鰯の甘露煮とか旬のお惣菜を取り揃えているご贔屓のお店。ここは本当に美味い。

 ぺろりと平らげ、まだお腹がいっぱいにならないので、今度は、珈琲とドーナッツを取り揃えているスタンド・珈琲ショップ。
 このお店も僕のご贔屓の一軒。
 塩キャラメルのドーナッツ2個を頬張り、熱い珈琲を飲む。大満足だ。

 今回、仕事は2人で来ていて、直接新幹線内で待ち合わせということになっていたので、そのままプラットホームへ。
 新幹線では、ひたすら読書。
 読んでいるのは勿論、村上春樹の「1Q84」。
 もう既に100万部を突破したのだとか。しっかし・・・。

 盛岡駅で下車。
 最後の仕事が待っている。
 疲れがピーク。寝てないし。出来る事なら、盛岡をパスして、そのまま帰宅したかった・・・疲れる。

 ここでも深刻な議題に終始。
 夕暮れが迫る。
 それにしても最近、よく盛岡には来るなあ。なかなか素敵な街ではあるけれど。

 盛岡での仕事を終え、急いで切符を買い、新幹線に乗り込んだ。
 くたくたに疲れている。
 目を閉じて眠ろうとするのだけれど、神経が昂ぶって眠りに落ちるような状態ではない。

 あっという間に八戸駅。
 東奥日報夕刊を買い求めようとしたら売ってない。
 新幹線から、弘前行きの特急列車に乗り換えた。
 小雨が降っている。
 時計は夜の9時過ぎだ。
 青森駅に着く頃は10時を軽く過ぎているだろう。疲れたなあ、出張・・・。

 明日も仕事が待っている。
 ゆっくりと休息したい。
 土曜日かよ、もう。

 青森駅に着いた。
 小雨が舗道を濡らしている。夜風が冷たい。
 また、この街に帰って来てしまった・・・。





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