ウサチーロのとりあえず日記 Part 2

日々の記録および3人兄弟の成長日記。

デス・ノート

2010-09-27 09:30:19 | エンターテイメント
一月も前になってしまいますが、日本から帰ってくる飛行機の中、三男は寝ていて、長男も隣でゲームをしているか、寝ていた+一番難しい次男は夫と一緒に離れた席に座っていたので、ゆっくり映画を見ることができました。ほかに見たいのがなかったので、なんとなく適当に選んでみたのが、この映画です。

死神が落としたノートを拾った主人公(夜神月とかいて「やがみライト」というありえない名前ですが(笑))。このノートに名前を書かれた人は必ず死ぬというのを利用して、世の中の凶悪事件の犯人たちを、次々と殺していきます。ノートに名前を書くだけで、心臓発作で死んでしまうので、誰も犯人がわからない。ただわかっていることは、悪いことをした人が次々と死んでいくということだけ。

世の中では、凶悪犯罪の率も減っていきます。そして社会は二分します。悪いやつがつぎつぎと死んでいくことに拍手喝采する者と、いくら悪人でも勝手に裁きを受けていいものか、と反対する者。そのうち主人公は、悪いことをしてないのに、自分の正体を突き止めそうになった人を殺し始めたり、自分が神のように思い違いをし始めて、破滅に向かっていくのですが。

漫画が原作だけあって、見ていても漫画みたいな登場人物と話の展開なので、漫画好きとしてはなかなか面白かったです。原作は見たことないですが、映画は実写版の漫画みたいでした。でも話の設定も面白いし、ファンタジーのような話の中にもリアリティがあってよかった。

凶悪犯罪の犯人逮捕のニュースとかを見て、「こんなやつ早く死刑になればいいのに」とか思う人も多いと思いますが、この話は本当に、そんなことが現実になったらどうなるか、というのを考えさせられる映画でした。どきどきはらはらするし、主人公と、彼を見つけるために警察に雇われた天才少年探偵の頭脳ゲームも見ものです。

映画は続編もあって、2つの映画で話が完結します。もちろん面白いので2つ続けてみてしまいました。お勧めです。