kyoの今日を楽しく☆

趣味の陶芸・食べ歩き・映画鑑賞などを通じて毎日を楽しく充実して過ごせたらと思っています!

「双龍居」

2008年03月08日 23時13分46秒 | グルメ
今日は陶芸教室の人達と、中華の会!

評判を聞いていて、一度行ってみたかったお店「双龍居」へ。

天神橋筋5丁目にあるので、なかなかこの辺りには
土地勘もなく、ほとんど行く機会がなかったけれど・・

駅から店まで歩く中でも、お鮨屋さんが集まっている所には
すごい行列が出来ていたり、
美味しい鶏料理屋さんがあったり、
予約の取れない洋食屋さんがあったりすることを教えてもらい
かなり美食の街と言った感じ!
天神橋筋商店街も活気があって、楽しそう~☆

お店は天満市場の北側の筋にあり
予約の19時に行くと店内は満席!
予約無しで来たお客さんは断られていた・・

私達は、7人ということで、奥の回るテーブル席を用意してくれてました。
やっぱり中華は大人数で、テーブルぐるぐる回しながら食べるのが
楽しい~♪

お料理は、中華家庭料理から、高級中華まで沢山種類があって迷う!
色々食べたいから、好きなものをどんどん注文してみることに。
7人なので、一人前だと少なすぎるから大盛りにした方がいいという
オーナーの靳さんのアドバイス通りに~。

・冷製くらげ

 結構太めのくらげ!酸味の効いたさっぱりした味付け。

・海老とイカの香り炒め(先頭写真)
 塩味のあっさりした炒めもので、でもコクもあってとても美味しい☆
 チンゲン菜がシャキシャキ!

・イカの香り炒め
 海老とイカのが余りにも美味しかったので、イカだけバージョンで追加。
 本当に美味しくって、どんどん食べれてしまう。

・海老チリソース

 「一人2個!!」とちゃんと数も合わせてくれる靳さんっ。
 一旦海老が揚げてあって、香ばしい~。

・海老の天ぷら
 「これも一人2個!」と的確な指示有。
 カリっと揚がっていて、尻尾まで食べれる~。

・もち豚と茄子の炒め物
 少しだけ甘めの味付けで、しっとりとした茄子と
 袋茸の食感がいいっ。

・白菜と春雨の炒め物

 ほどよく柔らかくなった白菜と春雨、挽肉がとろみがかっていて
 美味しい~♪春雨大好き~。

・マーボー豆腐

 本場を感じさせる、唐辛子よりも山椒の辛味が効いた味付け。
 黒胡椒も効いていて、この刺激がたまらない

・卵とトマトの炒め物

 よくこのお店に来る人のお勧め料理。
 卵の甘さとトマトの酸味のバランスが絶妙~。
 辛いマーボー豆腐と交互に食べるといくらでもいけそうな感じ。

・海老ニラ饅頭

 靳さんお勧めの食べ方は、お酢を結構沢山まわしかけて頂く。
 外の皮が、パリパリに揚がっていて食感がいい。

・フカヒレのスープ

 鉢にたっぷり入って出てくる!
 とろみがあって、干し椎茸の香りが前面に出ていて滋味深い味。
 (椎茸嫌いの人はギブアップするほど・・)

・餃子2種類
 焼き餃子と言っただけで、2種類の餃子を一人一個づつ用意してくれた。
 ひとつが大きくてびっくり!
 しっとりタイプは、皮がもちっとしていて美味しいし
 薄いタイプは、皮がパリパリしていて美味しい☆

・レタスと蟹肉チャーハン

 パラパラに炒められていて、さっぱりとした味で
 かなり美味しい。

・デザート
 ごま団子派と杏仁豆腐派に~。

とにかくどの料理も美味しい~。
そして、色んな味が楽しめる~。
中華料理って油を使った料理が多いので
どうしても食べ終わった後に、少し胸焼けがしたりすることが多いのに
お腹いっぱい食べてもしつこくない!!

それから、一番面白かったのは、オーナーの靳さん!!
もうこのお店も10年ぐらいになるらしいので
日本語はこちらがしゃべってることは、100%分かるみたい。
でも自身がしゃべる時は、ちょっとカタコトな感じ。

ぶっきらぼうなしゃべり方なんだけど
北京や東京の日航ホテルで働いていただけあって
サービスはとてもテキパキしていて、よく気がつく!

私達の一人が、お箸を途中で落としてしまった時に
その落ちた音だけで、こちらが何も言わない内に
新しいお箸がさっと差し出された!

みんな(おおっ~よく気が付く~やさしい~)と思ったら・・

「2回目、落としたらカエッテモラウヨ」と厳しいお言葉・・
(冗談だろうけど、本人真面目な顔:笑)

ははは、飴とムチ方式なのね~。

ビール飲み残していて、次を頼もうとすると、
「まだノコッテルヨ~、モッタイナイヨ」とまるで母のよう。

最後にジャスミンティーを頼んだら、大きなポットで登場。
マグカップが4つしかなかったので
「あと3つ入ります~」と言ったら

「ワカッテル!一辺にはモッテコレナイデショ」と怒られた・・
すみません、サービスに口出ししまして・・

厨房では、中国人のコックさんが4人いるらしいけど
ホールは、靳さんが一人で取り仕切っていて
とっても忙しそうな中、色々質問にも答えてくれて

お店の「双龍居」というのは、
お父さんがつけてくれたらしく
自分も辰年生まれで、自分の息子も辰年生まれという所からきているらしい。

『安くて美味しい』というところが彼のモットーらしく
(高くて美味しいは当たり前だそう←私も昔から同意見!)

こんなにたらふく食べて、好き好きに飲んだのに
1人4500円程度だったので、本当に安いっ。

「この値段だから、ワタシ強気ヨ!」と言ってた(笑)

忙しい時にややこしいことを言ったりしたら、怒られたりもするみたいで
まるで自分がMになった気分が味わえるお店でもある。

でもタダのSなだけじゃなくて、
7人だったら丸いテーブルが空く時間に変更した方がいいんじゃないかと
わざわざ電話をくれたり、
サービスで最後にメロン!を出してくれたりなど
よく気がつき、フォローが素敵なSなので、
こんなに流行っているんだろうなぁ~。

私達が帰る22時でも満席だったっ。
(一日3回転するらしい!)

「双龍居」
大阪市北区池田町10-11
辰巳ビル1階
TEL06-6358-8808
AM11:30~PM14:00
PM17:30~PM24:00(日・祝 ~PM23:00)
定休日:第一、第三月曜日(但し、祝日の場合は翌日)