kyoの今日を楽しく☆

趣味の陶芸・食べ歩き・映画鑑賞などを通じて毎日を楽しく充実して過ごせたらと思っています!

「あの日、欲望の大地で」

2009年09月30日 23時08分04秒 | 映画
今日はシャーリーズ・セロン主演映画を観に行ってきた。

「あの日、欲望の大地で」

『21グラム』や『バベル』などの脚本家として知られる
ギジェルモ・アリアガが、
監督として長編デビューを飾った壮大な愛の物語。

ストーリーは・・・
シルヴィア(シャーリーズ・セロン)は、
ポートランドの海辺にたたずむ高級レストランの
マネージャーとして働いている。
仕事場では有能な彼女だが、
プライベートでは行きずりの相手との情事を繰り返していた。
そんなある日、彼女の前にカルロス(ホセ・マリア・ヤスピク)という
メキシコ人男性と、12歳の少女マリア(テッサ・イア)が現れた。
突然の出会いに戸惑うシルビアに
国境の町ニューメキシコの荒野での若き日の過ちがよみがえる。
かつて、不倫の恋に走った母ジーナ(キム・ベイシンガー)、
母と同じ宿命をたどることを恐れ、
すべてを捨てて逃げたのだった・・・

シャーリーズ・セロンは、あんなに美人なのに
いつも体当たりで演技をするので感心する!

そして、キム・ベイジンガーは
私的には決して好きな顔でもないし
特別美人だと思わないけれど
なにか独特の雰囲気が漂っている人で
とても気になる存在。

「21グラム」の時もそうだったけれど
時間軸でストーリーが展開する訳ではなく
過去と現在がいったりきたりする映像なので
どうなるのか?
どこにつながるのか?と引き込まれていった。

最後には結構衝撃的な事実が明かされたりして
重い内容の話だけれど
ちゃんと希望が用意されているので
嫌な気分で終わるような話ではないのでよかった。

「ココ・シャネル」

2009年09月23日 22時03分16秒 | 映画
先日観た「ココ・アヴァン・シャネル」では
どのようにシャネルが成功したのかが
今ひとつ解らなかったので・・・

もう1本のシャネル映画
「ココ・シャネル」を観に行ってみることに。

この映画はクロード・ドレの評伝『ココ・シャネル』を下敷にして、
シャネルがパリのファッション・ショウで
成功するまでを描いているらしい。


ストーリーは・・・
1954年、パリ。空白の15年を経て、
復帰コレクションを用意したココ・シャネル(シャーリー・マクレーン)の
オートクチュール店にはたくさんの評論家や顧客が詰めかけていた。
しかし、コレクションは不評に終わり、
落胆するココと、ビジネス・パートナーのマルク・ボウシエ(マルコム・マクダウェル)。
ココは、孤児からお針子となり、
デザイナーとしての地位を築いた日々を回想する・・・


前回観た「ココ・アヴァン・シャネル」とは
大きい部分は同じだけれど
少し設定や内容が違っていた。

孤児院に預けられたのは、妹のジュリアと一緒であって
アドリエンヌは、歳の近い叔母だそう。

晩年のシャネルを大女優シャーリー・マクレーンが
演じていて、すごい迫力で
ファッション業界で長年一線を走り続けたシャネルは
こんな人であったのではと思わせる風格が感じられた。

前作よりは、どのようにして
パリの人々にシャネルのセンスが受け入れられていったのか
という部分について触れられているので
興味深く観れた。

それから、70着もの衣裳とヴィンテージの宝石、バッグなど
シャネルの素敵な作品にはため息もの。

しかし、87年にも渡る波乱の人生を送った
シャネルの生涯を2時間半にまとめるのは
難しいのだろうなぁ~と感じた。

本には詳細が書かれているんだろうか??

まちなみアートフェスティバル

2009年09月22日 23時08分19秒 | イベント
今日は、丹波篠山へ。

9月19日(土)~27日(日)までの
期間限定で行われている
まちなみアートフェスティバルが目当て。

「河原町妻入商家郡」と呼ばれる
国重伝統的建造物郡保存地区の
町屋を舞台に、36人の作家達が作品を展示披露するというもの。

篠山って遠いイメージがあったけれど
大阪駅からJR快速で約1時間、+バスで約20分と
思ったよりも手軽に行けた。

11時ぐらいについて、まずはメインの通りをぶらぶらと見て歩く。
普段は使われていなかったり、
逆に普通に使っていたりする町屋に
様々な形態の造形作品が飾られている。


陶器、書道、染色、絵、ガラス、木工、などなど。

14時~のアートナビゲーションという
説明をしながら歩いてくれる催しがあって
その方が作品について理解が深まりそうだったので
そちらに参加することにして・・

とりあえず腹ごなしをすることに。

丹波篠山といえば、美味しいものが沢山あることは
分かっていたけれど
丁度、秋の味覚が満載の時期だということを忘れていた・・。

なんだかどれを見ても美味しそう~。
全部買って帰りたくなる始末だったので・・

これはお腹が空いているからだ!
早く何か食べようということになって

近くにあった良い雰囲気の旅館の1階で
ランチが食べれるようだったので飛び込んだ。

丹波牛を軽く炙ったものを山芋のとろろの上にかけた
丼を注文。

あっさりとしてスルスルと食べれた。

友達が食べた山椒味噌風味の牛肉丼も
しっかりとした味噌味の後に山椒が利いていて
ご飯に合う。

ちゃんと腹ごなしをしたにも関わらず
その後もどれを見ても美味しそうなのは変わりなく・・

でも、車ではないので持ち帰れるのに限度があるので
優先順位が高い順に購入。

解禁は10月4日~ということで
少し早いけれど、黒豆の枝豆が枝付きで売られていたので
重いけれど、これは美味しいので皆購入!

鞘の両端を切ってゆがくと、塩味が中の豆に浸透して
美味しいと教えてもらったので、その通りにゆでてみる。
普通の枝豆よりも粒が大きく
ほこほこした実が美味しい~☆

行きのバスの中から見えた
「栗おはぎ」という写真に惹かれて和菓子屋さんへ。
これは普通の黒餡のおはぎの中に栗が入っているもの
ではなくて!

栗だけで作った餡でお餅の部分を包んでいるというもの!
その栗餡だけの「栗きんとん」も売っていて
これが大好きな私は、両方を包んでもらうことに。

沢山購入したかったけれど
保存料の入っていないこのお菓子は当日しかもたないということで
泣く泣く2個づつに。

元気なお姉さんがやっている小さなパン屋さんでは
珍しい黒豆の食パンを購入。

ほんのり黒豆の香りがして、生地が甘く感じて美味しい!

黒豆製品の老舗では
「黒豆しぼり」という煮た黒豆を乾燥させたお菓子を購入。

この地方の名物みたいで、
色んなところで試食が置いてあるのだけど
このお店のが、外はパリっと噛むとねっとりとした食感なのが
気に入った。
(甘納豆のような甘いタイプは苦手だけど
 これは優しい甘さで美味しい)

そして、パン好きとしては外せない
天然酵母を使ったパン作りで有名な
「白殻ご粉」でお買い物したかったのだけど

13時過ぎに戻った時には、全て売り切れ・・・
先に買っておけばよかった~と
地団駄を踏んで悔しがってしまった・・・

こうやって書いてみると・・
なんだか芸術鑑賞よりも
食い意地の方が勝っている感じだけど・・

ちゃんと、アートナビゲーションで色んな作品を見て回りました。

陶芸をやっている身としては、
ものすごく大きな球体を陶器で作ってある作品に驚き
(大きな窯のサイズに合わせて作ったらしく
 現在の日本で作れる一番大きな球体と言ってもいいものらしい)

スペイン風の顔の作品には
とてもなごませてもらった。


美味しく楽しい休日だった。

のび太くんゲット!

2009年09月19日 21時49分39秒 | イベント
今日は、また京橋花月の招待状を頂いたので行ってきた。

一度お昼公演に行かせてもらった後
平日夜バージョンというのも行ってみたけれど、
漫才ネタと、後半は芸人だけでのゲームコーナーで
イマイチ自分達だけで盛り上がってる感があって・・・

でも、今回は土曜日の2回目のお昼公演ということで
漫才ネタのあとは、新喜劇があるということで
楽しみにしていた。

Wヤング
テンダラー
ミサイルマン
さかなDVD
おしどり
桂文三
ロザン
ライセンス

ロザンとライセンスは、急遽出演が決定したみたいで
よくテレビで見ている人が
目の前に登場すると、やっぱりテンション上がる~。

そして、「おしどり」という
まさしく夫婦でやっていて、
奥さんがアコーディオンを弾いて
旦那さんがしっかりした太い針金を使って
色んなものを作るというコンビ!

世界一有名なねずみや、
今話題の鳩山総理などを
一筆書きの要領で作っていくのがすごいっ。

途中、子供達からお題をもらって即興で作るということまで☆
一人は「ぶどう」という解りやすい指定で
可愛らしく出来上がっていた。

でももう一人の「トーマス」というお題に
四苦八苦・・・
出来るのかなぁ~と皆が不安に思っていたら
結構雰囲気出てる作品に仕上がっていた。

それらはお題を出した人にプレゼント。

そして、取り出した「のび太くん」に
みんな拍手喝采!
舞台を降りて、誰かにプレゼントしてくれようとしていたので
「欲し~い!!」と手を伸ばしてみたら
丁度目が合って、GET出来た☆

なんか可愛い♪

部屋の壁が白くて、オレンジが映えるので
早速飾ってみた~。

その後の新喜劇は、やはり休日ということもあってか
おなじみの有名どころも出演していて
盛り上がった~!!

ウダウダになりかけたところに
割って入る絶妙なタイミングに
中山美保や末成由美は
さすがベテランと感じさせられた。

生だけあって、その時の時事ネタや
お客さんの反応などを取り入れて
アドリブなどを入れていくので
やっぱり面白かった☆

「プール」

2009年09月18日 23時34分17秒 | 映画
今日は、気になっていた映画「プール」を観に~。

「かもめ食堂」「めがね」の制作スタッフによる
新作ということで楽しみにしていた。

人気漫画家、桜沢エリカ原作
「デトロイト・メタル・シティ」「ヘブンズ・ドア」などの
脚本家として知られる大森美香が監督を勤めた。

ストーリーは・・・
日本の家族から離れ、
タイ・チェンマイ郊外にあるゲストハウスで働く
母・京子を訪ねてきたさよだったが、
そこで暮らすオーナーの菊子、従業員の市尾、
タイ人の子供・ビーとうまく馴染めずにいた。
しかし彼らと数日を共にすると、
自分を置いていってしまった京子と自然に向かい合うようになる・・

前2作に続き、小林聡美が主役を務め
もたいまさこ、加瀬亮と再度共演していて
タイのゆったりした空気感が伝わってくるような作品。

小林聡美は、劇中の歌を自ら作詞作曲し、
さらにギターと歌に初めてトライしたらしく、
作品にマッチした歌声で驚いた。

素敵なリゾートホテルを舞台にした作品なので
こんな所でのんびり出来たらなぁ~
でも、こんな所に長居をしてしまったら
日本に帰れないだろうなぁ~とか考えてしまう。

でも私としては・・
「かもめ食堂」や「めがね」が好きで
どうしても期待値が上がってしまっているということがあるのだろうけれど・・
今作は、以前の2作に比べて
余計に淡々と進んでいく感じが強いような気がした。

前2作は、もう少しクスクスと笑ってしまうような場面が
結構あったのが面白かったから。

それと今作も美味しそうなものが登場するのだけど
ちょっと引き絵すぎて分かりにくい感じが・・
もう少し見せて欲しかった~。

2歳児の発想

2009年09月17日 22時30分48秒 | その他
先日、久しぶりに友人宅で集まる会が開かれた。

本当はもう一組の家族が来るはずだったけれど
そこのちびちゃんが、
おたふく風邪にかかってしまったということで欠席・・

なのでホストのお家の男の子Dくんは
今日は子供一人・・・

必然的に、私達がお相手を。
まずレゴで作った刀?で、
シンケンジャーごっこ。

シンケンジャーって子供に人気らしいけれど
全く知らないので、なんと言っていいのか分からない・・
「エイ!」とか「トウ!」とか言って
戦ってみるものの、当人もあまり知らないみたいで
尻すぼみな感じ。

何回かお相手したところで開放してもらった。

次は、彼が今幼稚園で習っているらしい
「トンボの歌」の披露会
ちゃんと台の上に登って、大きなお口で歌ってくれました。

「トンボの眼鏡は水色眼鏡~
 あ~おいおしょらを飛んだから~
 ○~○○○○~」

最後の所って「飛んだから~」などを繰り返すだけなのに
何度歌ってもヘンな日本語になっていないような言葉が入る・・

そして、水色眼鏡や赤色眼鏡などはもちろん有り、
でもピカピカ眼鏡とか黒色眼鏡とかってあったっけ??

この歌の難点はあまりにも短い曲なので
ずぅぅぅ~とリピートされること・・

はい・・もうグルグル回ってます・・ありがとう。

それから、ようやくもう一人の友人登場で
そちらに興味が移った模様。

柔らかいビーチボールのサッカーボールで
2人でサッカーを始めた。
でも友人が蹴ったボールが意外と強すぎて
Dくんの肩を強打!

泣くのかと思ったら、大爆笑~。
楽しいみたい。

その内、私の手をひっぱって
その和室に連れて行くので
3人でするのかと思いきや・・・

私と大人のSちゃんと2人でやれという・・
和室のふすまを閉め出して2人っきりにまでされた・・
意味が分からな~い。
Dくんがいるからこそのサッカーなのに
なぜ大人の私達2人でしないといけないの??

彼はその様子を見て、ニヤニヤ笑っていた。
ヘンなの~。

と、2歳の男の子の発想に笑いながら
以前よりは、こちらの言ってることも分かってきているので
一緒に遊んでいても楽しい。

また遊ぼ。

「エルラコーデン・タケウチ」

2009年09月16日 23時38分25秒 | グルメ
せっかく神戸まで来たことだし・・ということで
夕食を食べて帰ることに。

神戸のお店はほとんど知らないので
一応調べておいたスペイン料理のお店へ。

「エルラコーデン・タケウチ」
トアロードを山側に上って行ったところにある
スペインの国旗と牛の看板が目印の
スペインバル。

手前のカウンターがタパスをつまみながらお酒を飲むBAR
奥のテーブル席ではコース料理が頂けるみたい。

時間もそんなになかったので私達はBARで。
スペイン料理屋さんでは必ずあると言ってもいい
サングリアとビールで乾杯♪

カウンターのショーケースには
色んな種類のタパスが並んでいて
1皿350円で
5皿だと1450円ということで、
オススメのタパスを注文してみることに~。

茄子のマリネ
蛸とじゃがいものトマトソース煮込み
鰯の入ったスペイン風オムレツ
鰯の焼いたものにアンチョビソースが乗ったもの
キノコ炒め

それぞれ一口づつ程度だけど
どれも美味しかった☆
特に鰯は身が柔らかくて上のソースが美味しい!
オムレツに鰯が入っているのは初めてだったけれど
少し酸味が利いていて、これも美味しかった。

そして、生ハム2種類
ハモン・セラーノとイベリコ豚で
色が違う!
ハモン・セラーノの方がしっかりとした食感
イベリコ豚の方は柔らかいねっとりした食感
どちらも好き。

そしてムール貝のシェリー酒蒸し
これがムール貝の出汁とシェリー酒の酸味?が出て
出汁が飲み干したいぐらい美味しい!

思わずトマトパンを追加して、出汁につけて食べる。

メインのイカ墨のパエリア(小)は
ムール貝・アサリ・海老と魚介類が乗っているだけあって
出汁が出ていて美味しい。
私的には、もう少しアルデンテの方が好きだけど。

あまりお酒が飲めないくせに
こういう酒のつまみ系が大好きな私は
やっぱりスペインBAR好きだなぁ~。

一度本場のスペインで食べてみたい!!!

「エルラコーデン・タケウチ」
神戸市中央区下山手通2-13-13
クロワッサンビル1階
PM17:00~PM24:00
定休日:月

「陶の絵展」

2009年09月16日 20時02分29秒 | イベント
今日は、神戸大丸で開催中の陶芸作家の
大亦先生の個展を観に行くことに。

9月16日(水)~22日(火・祝)
10:00~20:00まで(最終日のみ17:00まで)
大丸神戸7階 アートギャラリー

去年私達のろくとう会にも出展して頂いて
いつも素敵な作品に見とれていたけれど
大丸で個展が開けるだなんて、
やっぱりすごい人だったんだ~!と再認識。

その先生は今日は初日ということもあってか
素敵なお着物姿で、ちょっといつもと違う印象。

陶板や四角い形の花器などに
いつも素敵な絵がかかれてあって
色使いが本当に綺麗!!

釉薬を研究しているだけあって
なかなか普通は綺麗に出ない色も
まるで絵画のように繊細なタッチの色が出ているっ。

今回の作品は冬にお気に入りのフィンランドを訪れて
沢山スケッチを行った風景や風物を
描いたものが多くて、雪景色などが
白マットの釉薬で雰囲気が伝わってくる~。

他には少し前の作品で、かなり大きな立体的な作品があったり
面白かった☆

既に沢山ファンもついてるみたいで
初日の朝一から来て作品をお買い求めになる方もいるそう。
まだ初日だというのに、結構売れている印がついていたっ。

やっぱりなぁ~、他には無い作品だもんなぁ~。
ぱっとみるといいお値段に感じるけれど
この作品の手間暇を知ると納得。
→というより大きな作品なんか元が取れているのだろうか?と心配になる・・
(色によって少しづつ塗っては焼いてを何度も繰り返すらしい)

いつか自分の部屋にも飾りたいな。

この5連休に神戸に行く予定のある方
無料で、アートギャラリーと言っても
とっても入りやすいスペースなので
是非鑑賞してみて下さい。

「ルーブル美術館展-17世紀ヨーロッパ絵画-」

2009年09月15日 23時07分06秒 | イベント
2009年6月30日~9月27日まで
京都市美術館にて開催中の
「ルーブル美術館展-17世紀ヨーロッパ絵画-」へ

先日行ってきた報告を~。

かなり人気らしく、行列が出来ているという噂を聞いたので
早めの午前10時前に着くように行くことに。

着いてみると、さすがに外に並んでいる人はいなかったけれど
会場内はすごい人・・・

特にフェルメールの「レースを編む女」は
小さい作品なので、みんな一列で大人しく待っていた。

以前音声ガイド機を借りて分かりやすかったので
今回も借りてみることに。

ナレーションは中尾彬
あの低音の良い声で説明してくれる。

17世紀の絵画ということで
ギリシャ神話をモチーフにしたものが多かったり
時代背景などを知らないので
やはり借りてよかった!!

私個人的な感想としては、
「レースを編む女」は
細かい作業だけに、フェルメール作品としては
明るい色調。
薄暗い中に、光が差し込んでる作品の方が
フェルメールの腕のすごさを感じさせるので
今回の作品にはそれほど感動しなかった・・

それにしても、細かく神経を使うレース編みという作業を
上流階級の子女達がよく行なっていたのは
その作業に集中することによって
俗世間の欲に惑わされないようにする為というような説明書きがあって・・
どんな時代でも親が考えることは一緒なのかと思った。

それにしてもすごい人で・・・
とにかく押されながら見ないといけないのが
絵画鑑賞としては残念・・・

日本ではなかなか見れないものが多く
沢山の人が押し寄せるので・・
有名どころの絵画展はしょうがないのかな・・

それにしてもなんだか疲れる・・
それに比べて海外の美術館は、パリのオルセーやルーブル以外は
そこまで混んでることもなくて、
ゆったり自分の好きな絵の前で鑑賞することが出来て
本当に気分的にも気持ちがいい。

でも・・まだ午前中に行った私達はましだったみたい・・
AM11:30ぐらいに会場を出ると・・・
建物の中にも列が出来ていたけれど
建物の外にも長~い列が・・・

特に週末に行かれる予定の方は
午前中の早い時間をオススメします。
(AM9:00~ OPEN)

「私の中のあなた」

2009年09月09日 22時26分47秒 | 映画
今日も試写会へ。

ジョディ・ピコーの大ベストセラー小説を
『きみに読む物語』のニック・カサヴェテス監督が映画化。

キャメロン・ディアスがキャリア15年にして
初めて母親役を演じたことで話題の作品。

ストーリーは・・・
11歳のアナ(アビゲイル・ブレスリン)は、
白血病の姉・ケイトを救うために、
臓器を提供するドナーとして“創られて”この世に生まれてきた。
愛する家族のためなのだから当然と疑わなかった
母親のサラ(キャメロン・ディアス)は、
ある日、衝撃的な知らせを受ける。
「自分の体は、自分で守りたい。もう、姉のために手術を受けるのは嫌。」と、
アナが両親を訴えたのだ。
一体何故、アナは突然大好きな姉を救うことをやめる決意をしたのか?
そのアナの決断の裏には、驚くべき真実が隠されていた…。

白血病を抱えた姉を持つ一家の物語といえば
暗い雰囲気が漂う作品かと思うけれど
意外や意外・・
笑い声の絶えないような明るい家族!

もちろん大変な部分も描かれているけれど
それよりも、明日の命も分からない状態だからこそ
一瞬一瞬を大切に過ごしているということが
伝わってくる。

大変さを強調されるよりも、余計に心に響く。

そして、キャメロン・ディアスの母親役は
正直今までの役柄から考えて観る前はどうかなぁ~?
と思っていたけれど・・
大熱演!!

「リトル・ミス・サンシャイン」の時よりも
スラリとして大人になった印象の
アビゲイル・ブレスリンは、
やはり上手かった~。

とにかく自然に涙が出てきてしまう作品なので
観に行かれる時はハンカチをお忘れなく。

映画と原作のラストが違うらしいので
是非原作も読んでみたいなぁ~と思った。