kyoの今日を楽しく☆

趣味の陶芸・食べ歩き・映画鑑賞などを通じて毎日を楽しく充実して過ごせたらと思っています!

「きみがぼくを見つけた日」

2009年10月28日 22時36分06秒 | 映画
予告編で少し観て、気になっていた映画
「きみがぼくを見つけた日」を観に~。

オードリー・ニッフェネガーの世界的ベストセラー小説が原作。

ストーリーは・・・
時空をさまよう男、ヘンリー(エリック・バナ)。
幼い日、愛する母が運転する車で事故に遭う寸前に
突然時空の彼方へ姿を消した。
以来、過去と未来を瞬時に行き交うタイムトラベラーとなる。
いつ、どの時代のどこへ飛ぶのかは、自分で選べない。
ある日、旅した過去で、
彼はひとりの少女・クレア(レイチェル・マクアダムス)と出会う。
純粋な心を持つ少女は、「未来から来た」というヘンリーの言葉を信じた。
そして過去を訪れるたびに、クレアの相談相手となり、
彼女の成長を守り続けるヘンリー。
やがて、2人は同じ時代で固く強く結ばれる。
だが、2人が一緒にいられる時間は、あまりにも短かった。
ヘンリーの突然の移動に、何度も引き裂かれる愛の時間
時空を超える、2人の愛のゆくえは・・・

レイチェル・マクアダムスが可愛らしくて
エリック・バナがそれほどハンサムという訳でもないけれど
哀愁があって、特別な事情を抱えてる主人公役にぴったり。
彼は声もいいし☆

この2人の好演によって
どうしても、こういう話には
辻褄が合わないところが出てきてしまうけれど、
それよりも2人の愛の強さや切なさを感じさせる作品に仕上がっている。

いつ、どこへ飛んでしまうか分からないということで
観ているこちらとしても、この先どうなるのかが気になるので
いつの間にか入り込んで見てしまう。

子役達の可愛さも作品に華を添えていた。

「僕らのワンダフルデイズ」

2009年10月23日 22時42分04秒 | 映画
今日は、「僕らのワンダフルデイズ」の試写会へ。

会場内にはテレビカメラがスタンバイしていたので
誰か舞台挨拶に来るはず~と思っていたら・・・

主演の竹中直人、浅田美代子、
音楽アドバイザーの奥田民生の3人が登場~☆

登場の際から竹中直人はいつものキャラ満載で
ずっこけながら出てきて、その時点から会場の雰囲気は笑い一色。

浅田美代子が、「竹中さんはいつもこんな感じで
どこまでが本当でどこからが嘘なのか全然わからない~」
とぼやいていたとおり、
とぼけた回答で面白かった。

でもちゃんと最後には、この映画のストーリーの良さなどについて
真剣に語っていた。

そして、舞台挨拶などでは決して見る機会が少ないだろう
奥田民生が登場したことはちょっと驚きだった。
彼らしい音楽をこの作品の為に提供しているらしい。

ストーリーは・・・
男性、53歳。末期の胆のう癌…
胆石の手術で入院していた藤岡徹(竹中直人)は、
偶然主治医の言葉を耳にして愕然とする。
退院後に妻の章子(浅田美代子)と共に息子の学園祭に遊びに行った徹は、
そこで高校生バンドを見て
かつて自分も親友たちと組んでいたバンド“シーラカンズ”を思い出す。
「家族に音を残したい」徹のその思いに
かつてのバンドメンバーたちも動かされた。
そして、メンバーとその家族を巻き込んだ
“僕らのすばらしい日々”が始まる…。

テーマは生と死という重いものだけど
笑いが満載の作品。
上映中に声を出して笑ってしまう人が続出するほど。

それは主演の竹中直人を筆頭に
宅麻伸・斉藤暁・稲垣潤一・段田安則といった
個性豊かな俳優陣の掛け合いなどが
息がぴったりだから!

友情出演のシークレットゲストも登場したりするのも
楽しい。

そして、奥田民生の楽曲は
すんなり耳に入ってくる作品で
上映後に、ふいに私の頭の中でリフレインすることがあるぐらい。

「やまなか酒の店」

2009年10月19日 22時10分03秒 | グルメ
先週土曜日は、久しぶりに陶芸仲間での飲み会。

食べ物が美味しくなってきた食欲の秋なので
美味しい和食と日本酒が楽しめるお店
「やまなか」へ。

大国町の駅からこんな所にお店があるの~?というぐらい
住宅地をまっすぐ歩くと日本酒の瓶の形をした小さい看板が。

2階の日本酒販売してるお店を通り過ぎて
エレベーターで4階へ。

お店に入ると既にお客さんで一杯!!

予約人数は7人だったはずなのに
座れそうな席がない感じ・・・

すると上の階へどうぞ~とのこと。
お店の外階段から上がると、
お風呂場やベットのある部屋があったりして
本当に普通のお宅みたい。

その内の1室が個室として使ってるみたいで
とっても落ち着く~。

まずはビール派の人や
最初から日本酒の人、
そして、女子は微発泡の日本酒で乾杯~♪
シャンパンよりも後口がさわやかでほんのり甘くて
これ美味しい~!!
アルコール度数も、5%と低いのでぐいぐい飲んでしまいそう。

お料理は3000円コースでお願いしてあって
付き出しは、ツブ貝(食感が美味しい)


お刺身(鯛・スズキ・秋刀魚・鰹のタタキ・・・)

スズキが特にもっちりした食感美味しかった!

サーモンの味噌焼き

チーズと味噌のソースがかかっていて
日本酒にもなかなか合う!


牡蠣
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/5f/79bfd4de0d956fcfc8ee0c7011b97edc.jpg
とろみのある餡の中に牡蠣が~。
あっさりしたお出汁。


海老芋などの揚げ物

海老芋・茄子・海老を揚げて
とろみの餡をかけたもの。
海老芋はそのままよりも一旦揚げてあった方が
表面が香ばしくなって美味しいなぁ。

鶏肉のピリ辛炒め

柚子胡椒がかなりきいていて
お酒が進む~。
ご飯と食べたいぐらい。

〆はこれも餡がかかったご飯もの。

いくらは、サーモンから取り出したものらしい。
噛むとブチっと音がするぐらい
弾力がある!

人数が沢山いるので、日本酒は2合づつ
いろんな種類が飲めたのが嬉しい。

今回飲んだものは、後口が辛すぎなくて
私の好みのものばかりだったけれど
特に「艶」というのが一番好きだった~。

どうも私の好みは、辛すぎなくて
少し酸味があって旨みが感じれて後味が辛くないものみたい。

アルコールに弱い方だけど、
ちゃんと来る前に飲むヨーグルトで胃に膜を張っておいたので
悪酔いせずに済んだ~。

陶芸「志野」

2009年10月18日 22時47分29秒 | 陶芸
最近、陶芸の話をUPしていなかったけれど・・・
ちゃんと毎週土曜日に教室に行ってました。

来月には「ろくとう会展」が開催されるので
さすがに少々焦ってきた!

7月~9月のテーマは「志野」
久しぶりに食器が作りたくなって、中鉢と小鉢を製作。

大鉢
かなり大きめサイズ。
釉薬が薄かったので、思ったよりも志野っぽくなく
ツルリとした表面に仕上がった。
でも、食器としては洗いやすくていいかも。

3つ脚小鉢


真っ白だと寂しいので、それぞれ漢字一文字を入れることに。
志野は細かい絵よりも、大胆なものの方が合う気がする。
(っていうより・・細かい絵が書けないというのが本音だけど・・)



他にも、志野の白い土に、赤土で星モチーフなどを
埋め込んだ練り込みなども作成した。
これは1回目の窯に入れることが出来なかったので
もうすぐ焼きあがってくるはず。

恒例の来年の干支の「寅」の小物は
既に出来上がっているので一安心。

ろくとう会メンバーも、それぞれラストスパートで頑張っているみたい。

私も追い込みで頑張らなくっちゃ!!

第7回ろくとう会

2009年10月17日 17時29分23秒 | 陶芸
久し振りの陶芸の話題です!

ここのところ陶芸話を載せていなかったけれど
ちゃんと毎週土曜日通っています。

そして、来月には毎年恒例のろくとう会展が行われるので
みんな最後の追い込みに入ってきました!

毎年早めに用意しておこうとおもいつつ・・・
やっぱりギリギリになると焦ってしまう・・・

案内ハガキが出来上がって来ました~。

2009年11月19日(木)~11月24日(火)
AM11:00~PM19:00(最終日は17時まで)

会場:ギャラリー香(3階・4階)
(なんば「はり重」の向いのビル)
地下鉄なんば駅14番出口

今回のゲスト作家は井上あかりさんです。
個性的な素敵な作品を作る方です。
(私も初めてまとめて作品が観れるのが楽しみ♪)

今年もお土産付きです。
先着約300名分になりますが
来年度の干支:寅の小物を持って帰って頂けます。
メンバーそれぞれの寅があって
お気に入りのものを連れて帰ってあげて下さい。

グループ展なので、約20人分の
陶芸作品が一度に観れるのも
見ごたえがあると思います。

是非興味がある方、覗いてみてください~!!


あと・・もう一つお知らせが。
来週の10月25日(日)には
大阪市立クラフトパークでアートフェスタが行われます。

ここは陶芸だけではなくて
木工・金工・染付・織物・ガラスなどなど
手作り出来る工房がそろっていて
各工房での体験教室があったり・・

外のテントでは、手作り作品の展示即売が行われたりします。

私も陶芸作品をちょこっと出す予定です。

お時間ある方は、是非お越し下さいませ。

「ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~」

2009年10月14日 21時55分20秒 | 映画
今日は、「ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~」を観に。


2009年に生誕100年を迎えた作家・大宰治の
「ヴィヨンの妻」「思ひ出」「灯篭」「姥捨」
「きりぎりす」「桜桃」「二十世紀旗手」をもとに書き下ろされた作品。

第33回モントリオール世界映画祭で監督賞を
受賞したことでも話題!

ストーリーは・・・
戦後の東京で、才能がありながら放蕩三昧を続ける
小説家・大谷(浅野忠信)を健気に支えて暮らす妻の佐知(松たか子)。
貧しさを忍びつつ幼い息子を育てていたが、
これまでに夫が踏み倒した酒代を肩代わりするため
椿屋という飲み屋で働き始める。
佐知は水を得た魚のように生き生きと店の中を飛び回り、
若く美しい彼女を目当てに通う客で椿屋は繁盛する。
そんな妻の姿を目にした大谷は、
いつか自分は寝取られ男になるだろうと呟くのだった・・・

とにかく作家:大谷のダメ男ぶりに
現代女性の私としては、段々腹が立ってくるほど!
(大谷役の浅野忠信がイメージぴったりだった。)

そんなどこまでもダメな夫を健気に支える妻役の
松たか子が、今までとはかなり違った色気のある印象で好演していた。

まあ最初はなぜそこまで尽くすのかと不思議に感じたけれど
彼女にも弱みがあったわけで・・
それが原因なのかと思いきや、案外それだけではないらしく
男と女の仲は分からないものだ。

それにしても、ダメ夫に耐えて仕える
古き良き日本人妻の鑑みたいな感覚が
外国の人に受け入れられたのは驚き。

戦後の混沌とした様子や
文学的な世界観、退廃的なムードなど
作品の雰囲気全体が受け入れられたのかもしれない。

他にも、広末涼子、妻夫木聡、堤真一など
豪華キャストの共演も見もの。

「ATOM」

2009年10月08日 22時38分15秒 | 映画
今日の試写会は、台風でどうなることかと思ったけれど・・
近畿地方は早々に去って、
午後からは晴天になるほどだったので、無事開催。

「ATOM」
言わずとしれた国民的アニメの「鉄腕アトム」が
ハリウッドでフルCGアニメーション化!!

ストーリーは・・・
ロボットが人間と共存する夢の空中都市メトロシティ。
そこで何不自由なく幸せに暮らしていた少年トビーは、
不慮の事故で命を落としてしまう。
最愛の息子を亡くしたテンマ博士は、
自らの手で息子をロボットとして甦らせる。
しかし、生身の人間とは違っていた…。
博士に疎まれ捨てられてしまったトビーは、父の元を去り、
生まれて初めて地上へとやってきた。
そこはまさにスラム。だが、温かい気持ちを持った旧型ロボットや、
そこに住むたくましい人間たちとふれあい、
トビーは“アトム”として生まれ変わり、新たな道を歩み始める・・・

もちろん私もアトムは知っているけれど・・
ストーリーはほとんどと言っていいほど覚えておらず・・
アトムの生みの親は、お茶の水博士だと思っていたほど・・

今回は、「鉄腕アトム」のエピソード1という位置づけの
作品らしい。

最初は、見慣れたあのアトムとはちょっと違う印象の
顔立ちだったので、違和感ある気がしたけれど
段々見慣れていくものだなぁ。

そして、今回の試写会は、日本語吹替え版で
大阪では唯一の試写会らしい!

本国アメリカでは、10月23日~の公開らしいが
日本では10月10日~の公開でひと足早くに見れるという
特権付。

日本語吹替え版でアトムの声を担当しているのは
なんと、上戸彩!
女の子なのに合うのかしら??と思っていたけれど
途中で彼女が吹替えを担当していることを忘れるぐらい
違和感なくぴったり合っていた。

それにしても、この「鉄腕アトム」は
1951年より連載、1963年から
日本で初めての国産TVアニメとしてアニメ化されたということで・・

約60年も前に、このような内容のストーリーを考えていた
手塚治虫の偉大さを改めて感じた。

「引出しの中のラブレター」

2009年10月06日 22時35分05秒 | 映画
今日は、試写会「引き出しの中のラブレター」へ。

FM802主催の試写会ということで、
この映画の主題歌「椛~momiji~」を歌う
Skoop On Somebodyを
スペシャルゲストに迎えてのミニライブ付というお得なものだった。

主題歌はもちろん、この映画の基となったと言っても過言でない
「Everlasting Love」の2曲。

歌声が綺麗でやっぱり生歌はいいなぁ~と感動。

ストーリーは・・・
FMラジオのパーソナリティ、真生(まい:常盤貴子)は、
ある日、北海道に住む少年から「笑わない祖父を笑わせるには?」
と書かれたハガキをもらう。とっさに答えられなかった真生は、
おじいちゃんを笑わせる方法を番組で募集。
その方法が全国から寄せられるが、
ある時、「もう募集はやめて欲しい」と再び少年から手紙が。
この少年がどうしても気になる真生は、ひとり北海道に向う。
実は真生には、絶縁した父を亡くしたという過去があった…。

普段身近すぎて、想っていてもなかなか伝えられない思いを
伝えよう、
いつの間にか行き違いやすれ違いになってしまった
恋人・家族・友人に本当の想いを言葉にして伝えてみよう、
という・・分かっていても、なかなか出来ないことがテーマに。

人間分かり合えていると思っていても、
なかなか伝わっていない思いがあったり、
言葉にしなければ伝わらなかったりするもの・・・

でも、分かってはいてもなかなか難しい・・

特に日本人は「皆まで言わず・・」という
良く言えば・・奥ゆかしい性格の持ち主なので
はっきり相手に伝えるということは苦手な人が多いのかもしれない。

真生は、兵庫県西宮市出身という設定らしく
ところどころ関西弁の混じる役、
実際に小学校から高校時代まで
常盤貴子は西宮に住んでいたということもあって
関西弁に違和感がなかったのがよかった。

それにしても、東京⇔函館という設定にも関わらず
本上まなみや、オセロの中島の役どころも関西弁だったのが
少し不思議だった。

色んな人々を描いた群像劇だけど
最後に上手く繋がって来るのが
なんだか嬉しい。

「沈まぬ太陽」

2009年10月03日 22時28分45秒 | 映画
今日は、「沈まぬ太陽」の試写会へ。

私も夢中になった読んだ山崎豊子原作の大作が
満を持して映画化されるということで
楽しみにしていた。

原作は、全5巻からなる壮大な物語で
やはりどんなに省略しても、2時間程にすることは難しいようで
途中休憩10分を入れた3時間22分という
超大作に仕上がったらしい。

ストーリーは・・・
昭和30年代。巨大企業・国民航空社員の労働組合委員長、恩地 元。
委員長として職場環境の改善に取り組んだ結果、
恩地を待っていたのは会社からの海外赴任辞令だった。
恩地はパキスタン、イラン、そしてケニアへと赴任。
会社は帰国をちらつかせ、
恩地に組合からの脱退を迫る一方で、露骨に組合の分断を図っていた。
そんな中、共に闘った同期の行天四郎は早々に組合を抜け、
エリートコースを歩みはじめる。
同僚であり、行天の愛人の国際線客室乗務員・三井美樹は、
対照的な人生を歩む二人を冷静に見続ける。
行天の裏切り、家族との長年にわたる離れ離れの生活。
焦燥感と孤独とが、恩地を次第に追い詰めていく・・・。

物心がついていた年代に遭遇した日本人なら
記憶に鮮明に残っているだろう
あの日航機墜落事故・・・

その事故をメインに据えて
恩地元という男の生き様を描いた作品。

もちろんフィクションということになっているが・・・
実在した人物と作者:山崎豊子が出会って
圧倒的な取材力から壮大な物語が生まれたことは
もはや周知の事実。

とにかく、なぜここまで
不屈の精神を持ち続け人間の尊厳を守るために自らの信念を貫くことが
出来るのだろうかと、改めて感動してしまう。

ストーリーとしては、大分はしょっていたけれど
確かにあれだけの物語をよくまとめたなぁ~という印象。

恩地元を演じたのは渡辺謙、
そして、行天四郎役には、三浦友和、
三井美樹役には、松雪泰子、
恩地元の妻役には、鈴木京香、
などなど・・豪華キャストが脇を固めて物語の深みを出していた。

アフリカの大地の映像も必見。

そして・・現在、色んな人の思惑でぐちゃぐちゃになった
あの飛行会社が、とうとう倒産寸前まで追い詰められているというのは
分かりきっていたことなのだと思える。