kyoの今日を楽しく☆

趣味の陶芸・食べ歩き・映画鑑賞などを通じて毎日を楽しく充実して過ごせたらと思っています!

「ハゲタカ」

2009年05月28日 23時33分55秒 | 映画
今日は、久しぶりに試写会へ。

真山仁原作「ハゲタカ」
2007年2月~3月にNHKで放送されたドラマの続編の映画化!

このドラマは私も見ていて
一時期日本でも話題となった
「企業買収」という文字でしか知らなかったマネーゲームの
内情が描かれていることと、
豪華出演陣の迫真の演技にすっかり引き込まれて
観ていた記憶がある。

ドラマ版の主要キャストは続投、
新キャストとして、玉山鉄ニ、遠藤憲一が登場。

ストーリーは・・・
鷲津政彦は、ニューヨークの敏腕ファンドマネージャーとして鳴らした後、
1998年に日本に帰国。以来、投資家から募った資金をもとに、
徹底した合理主義で幾多の企業を買い叩き、
“ハゲタカ”の異名をとっていた。
数年後、相変わらず閉鎖的で不透明な日本のマーケットに絶望し、
海外生活を送る鷲津のもとへ、盟友・芝野が訪れる。
芝野は、日本有数の大手自動車会社に対する
とある巨大ファンドの買収を察知し、
鷲津にこの危機を救ってほしいと頼みにきたのだ。
その巨大ファンドとは、
豊富な資金力を背景に設立された中国系ファンド。
その命を受けた最強の敵“赤いハゲタカ・劉”が、
鷲津に真っ向から戦いを挑む・・・

昨今の未曾有の金融危機に合わせて
ストーリーを変更したというだけあって
とてもリアリティのある内容で今回も引き込まれた!

それにしても、大森南朋は当たり役!
実力派俳優として脇役で見かけることはあっても
ドラマ版の時に、主演に抜擢した人がすごい。

冷徹に顔色ひとつ変えずに
次々と企業買収を繰り広げてはいるが、
その仮面の下には、
過去の自分の行為に深く傷ついているという
難しい役どころを熱演している。

そして、生真面目で熱いハートを持った
鷲津の銀行時代の元上司である芝野を演じている柴田恭平。
私の中での柴田恭平のイメージとは全く違った役柄・演技に
驚くと共に、感心した。

ワシントン観光その1

2009年05月20日 23時40分36秒 | 旅行
今日は、一人でメトロに乗って
ワシントンDC観光へ行ってみることに。

友達に駅まで送ってもらって
切符を買おうとして券売機をガイドブックに書いてある通りに
操作したのに、全然お金が入っていかない・・・

見かねた駅員さんが自ら寄ってきて
「大丈夫?」と声をかけてくれ、切符を購入してくれた。

どうやら普通切符のボタンでは今は買えなくなっているみたいで
全員がプリペイドカードみたいなものを買うシステムになっているみたい。

その駅員さんは親切で、乗り場の説明や
帰りの心配までしてくれて
笑顔で改札を入るまで見届けてくれた。

ワシントンのメトロは、各線が色分けされているので
とても分かりやすくなっている。
でも同じホームに別のラインが入ってきて
車両自体は同じなので、表示をちゃんと確認しないとえらいめに・・・
(実際に私は来た電車にすぐに乗ってしまったら
 反対方向の電車だった)

とりあえずワシントンに来たからには
オバマ大統領のいるホワイトハウスに行かなくっちゃ!!

メトロを降りて地上に上がると、
ここでもまた親切な人が・・・

地図を見てきょろきょろしてる私に、
「どこに行きたいの?」と聞いてくれた。

道順を教えてもらって、歩くこと・・・数十分
地図上ではすごく近く見えるけれど、
1ブロックが大きいみたいで、結構歩いた・・・

やっとたどり着いたホワイトハウスは柵ごしの庭を隔てて
奥の方に建っている。

正面には、平日の午前中だけど、私みたいなおのぼりさん達が沢山
写真を撮っていた。

テロ事件以後、厳しくなったらしくて中の見学は
国会議員の推薦状をもって予約した10名以上の団体にしか
認められていないらしくて、出来なかった・・

次に向かったのは、名画の宝庫の「ナショナルギャラリー」
ワシントンDCは、スミソニアン協会のおかげで
とても素晴らしい美術館・博物館に、
無料で入場出来るという
日本では考えられないシステム!!

その上、このナショナルギャラリーは、じっくり見れば
1日でも足りないほどの様々な美術品が展示してある。

全てを観ることは出来ないので
お目当ての名画を目指して進んでいく。

私の大好きなモネの絵が沢山展示してあるコーナー

その中でも、やはり代表作の
「白いパラソルの女性」は
モネの奥さんと子供が風の吹く陽だまりに佇んでいる様子を描いた作品。

絵を見ていると、本当に風が吹いているような感覚を覚える程!
この絵の本物を見れるなんて、
これだけでも来た甲斐があった~♪と思った。

また光の魔術師であるフェルメールの作品が
何点も飾ってあるのも、この美術館のすごいところ。
小さめの作品だったけれど、空いているので
じっくり好きなだけ眺めてられるのが嬉しい。

本当に光の当たり具合や反射ぐあいが繊細に描かれている。

大阪でフェルメール展があった時にも見に行ったけれど
ものすごい人で押されながら観た記憶が・・・

ここは、こんなに名画が揃っているのに、
ゆったり鑑賞出来るというのが、素晴らしい。

そして、日本では考えられないことだけど
本物の絵の前で、スケッチどころではなく
絵の具を使って本格的に模写している人が!
キャンバス立てが元々美術館においてあるらしい。

思わず後ろからパチリ。
すごく上手くて、本物そっくりだった。

東館と西館をつなぐ明るい地下通路にある
カフェテリアでランチを取って

モダンアートが主体の西館も見学に。



そして、もう一人フランスの画家で好きな
ヘンリ・マティスの作品もあった。


ここには、マチスのカットワーク作品もあって
天井の高い壁一面が作品だったりして
みごたえがあった。


西館は新館で白いモダンな建物なので
明るい雰囲気で、東館とはまた違った雰囲気だった。

この美術館が気に入って、結構長い時間を取ったので
あと一つだけ見学することにして
広い芝生の広場を間に挟んで向いにある
航空宇宙博物館へ。

その途中には、遠くにワシントン記念塔が見えたり

国会議事堂の姿も!


航空宇宙博物館は、やはり子供から大人まで人気があるようで
平日だけど、修学旅行なのか、遠足なのか
子供の団体の数がすごかった・・・

入場するとスグのところにある
「月の石」には、実際に触れるようになっている!

意外にも表面はツルリとしていた。


そして、この博物館の特徴としては
燃料を入れれば、すぐに飛び立てるような状態の
各年代の貴重な飛行機が飾られているということ。

こんな飛行機が何機も飾ってあるのだから
この建物自体がどんなに大きいのか分かると思う。

アポロの機体も中が覗けるように展示してあって、
こんな狭い空間に3人も乗っていたのかと思うと
息がつまりそう!

まさに飛行機好きにはたまらない博物館だと思う。

そして、ここも無料!

今日はタダでかなり堪能させて頂きました。

美味しい食事

2009年05月17日 23時32分46秒 | 旅行
今回の旅行は、
ワシントンの隣の州のバージニア州に住む
お友達のところにお邪魔させてもらった。

そこは、2歳の元気一杯の男の子がいるお家なので
基本的に夜は和食を基本としたお家でのご飯。

これがアメリカ的な食事が続くとキツクなってくる私にとっては
大変ありがたいもので、
こんな異国の地で、鯖の塩焼きや鮭のチャンチャン焼、
八宝菜やお蕎麦が頂けるとは!!

そして、約1年間の生活の中で夫婦が認めた美味しいお店にも
何軒か連れて行ってもらった。

まずは初日のランチは「タイ料理」
ココナッツチキンカレーは、マイルドながらも
ぴりっとした辛さがあって、やはりカレーは間違いがないなぁ~という感じ。

そして、野菜や味付けされた牛肉が乗ってるプレートには
生春巻きの皮を頼んで、それに巻いて食べるのが
通の食べ方らしく、かなり美味しかった♪
生春巻きの皮は、
ちゃんと一枚づつプラスチックのお皿に重ねていれられていて
柔らかく本格的だった。

そして、きしめん風の太い麺にあんかけがかかったものも
日本人には食べやすいお料理。

2日目のランチには、「ヘルバーガー」という
先日オバマ大統領とバイデン副大統領がふらりと食べに
訪れたというハンバーガー屋さんへ行こうとしたものの
大人気らしく、すごい行列・・・

なので、あきらめて2軒隣にあるこちらも人気の
ベトナムのフォー専門店へ。
フォーの種類が15種類ぐらいあって、チキン1種類以外は
全て牛肉で、入っている部位が違うバージョンが沢山。
部位はなかなか説明出来ないらしいので
適当にカンで注文。

そして、BIGかSMALLかを選ぶらしいのだけど
ここはアメリカサイズではないみたいで、
BIGでも食べれるということでそちらをチョイス。
(上の写真)

確かにコクがあるけれどあっさりした出汁で
ライムを搾るので余計に爽やかで
お米の麺はツルツルっと入ってくるので、ペロリと完食!!

通は、沢山入っている牛肉には、テーブルに置かれている
お味噌をかけて食べるらしく、やってみるとこれがヒット!
すごく美味しかった~。

日本でもベトナム料理は何度も食べたけれど
ここのフォーほど美味しいお店は無かったと思うほど
美味しかった。


2日目の夜には、こちらの名物料理「クラブバーガー」が食べられる
シーフードのお店へ。

クラブバーガーとは、文字の通り
蟹肉をハンバーグ状にしたものらしい!
ほぐした肉厚の身を少し甘めのソースでまとめて
ハンバーグ状にして少し焼目をつけてある。
蟹身そのものを味わえて美味しい♪

名前は忘れたけれど、イカのフリッターの3種盛りも美味しかった。

塩味とガーリック風味と韓国風の辛めのタレであえてあるもの3つ。
イカが香ばしくてビールに合う感じ。

本日のオススメとなっていたパエリアを頼んでみたのだけど・・・

これはどうみても「リゾット」だった。
でも、味は美味しく、上に乗せられた白身魚も身が柔らかかった。

そして、アメリカでは珍しいことだけど
ここのお店はパンが美味しいらしく
確かに熱々で出してくれてイケる!

別の日のランチでは、韓国料理のスンドゥ・ブーのお店に
連れて行ってもらった。

これは名前は知っていたけれど、
日本ではちゃんと食べたことがなかった。

豆腐を好きな具材と一緒に煮込んで
グツグツとした石鍋に入れて出てくるもの。

具材は、シーフードと牛肉の入ったミックスをチョイスして
辛さは5段階で選べるらしいので、真ん中ぐらいの辛さで。

辛い中に、シーフードなどの良い出汁が出ていて
かなりスープが美味しく、豆腐なのでどんどん食べれる。

友達が子供も食べれるようにと頼んだ「ホワイト」は
スープが透き通っていて、全く辛くないタイプ。
でも、コクはしっかり出ていて、かなりお腹に優しい味☆

そして韓国料理のお店では付き物の
キムチなどのサービスの小皿が出てくるので
ご飯も進んだ~!

豆腐とご飯で、かなりの満腹になった~。


という具合に、やはりアジア系の料理が
日本人としても口に合うなぁ~と感じた。

(逆に日本食のお店は、韓国人のコックさんだったりして
 本当の日本食ではない感じがするところが多いらしい。)

ワシントン旅行

2009年05月16日 22時05分43秒 | 旅行
5月16日(土)~25日(月)まで、アメリカ:ワシントン旅行へ。

4月から新型インフルエンザの件が連日報道されるようになり、
感染者が発生している国への旅行は、
自粛ムードが漂っていた中での出発・・・

実際にアメリカに住む友達からの情報では
感染者が増えているアメリカでは落ち着いたものらしいということ、
毒性が弱いということ、
会社(上司)から止められなかったこと、
延期した場合に休みが取りにくくなりそうだということ、

等々考え合わせて、結局行くことにしたのだけど

行って正解だった!

私が旅立ってから関西で感染者が急増したとかで
大変な騒ぎになっていたとか・・・

対するアメリカでは、基本的に自家用車での移動が多いということ
パーソナルスペースが日本と比べて断然広いということ
などもあってか、全く気にしている様子もなかったし
マスク姿の人を見かけたのは空港だけだった。
(それもアジア人のみ)

なので、帰ってきた日に成田に降り立ってびっくり!
マスク姿の人ばかりで、
花粉症でマスク姿に慣れた私でも、異様な光景に感じた・・・

でもこれはかなりマシになった方らしく
18日の週は、8割方マスクをしていて、
していないと白い目で見られたらしい・・・

とにかく、感染者が増えていたせいで
飛行機内の検疫体制は大幅に縮小されていて
検疫官が乗り込んできたものの
「咳が出ている人、熱がある人はいませんか?」と
呼びかけながら飛行機内を一周するという
あっという間の検疫で終わったことだけは、助かった。

6日間も休みを取ったのに、その後隔離なんかされたら
大変なところだった・・・

とにかく私は元気一杯なので
皆様ご安心下さい(笑)

「消されたヘッドライン」

2009年05月13日 22時09分23秒 | 映画
今日は、久しぶりに当たった試写会へ。

「消されたヘッドライン」

2003年にイギリスBBCで放送され、
英国アカデミー賞などを受賞したミニシリーズ
「ステート・オブ・プレイ/陰謀の構図」を、
舞台をアメリカに置き換え映画化した作品。

ストーリーは・・・
ワシントンD.C.で相次いで起こった二つの事件。
ひとつはドラッグ中毒の黒人少年の射殺事件、
そしてもうひとつは、気鋭の国会議員コリンズ(ベン・アフレック)のもとで働く
女性職員ソニアが地下鉄に転落して死亡したこと。
ワシントングローブ紙の敏腕記者カル(ラッセル・クロウ)は、
この二つの事件の奇妙な関連性を発見する。
彼はリン編集長(ヘレン・ミレン)から、ソニアと不倫関係にあった
渦中のコリンズと接触するよう言われる。
やがて彼の調査は思わぬ事件の真相に迫っていく・・・

さすが賞を獲った作品のリメイク版だけあって
ハラハラドキドキする展開!

2つの事件が絡まりあっていたり、
政界と民間戦争請負企業との癒着などが入ってきたりすると
話がややこしくなって分かりにくくなる作品もあるけれど
この作品は、上手く物語りを運んでいて分かりやすい。

ラッセル・クロウは久々の当たり役だと思った!
体は緊張感の無いぐらい太っているけれど
(多分それも、大学時代の友人コリンズの国会議員であり
 スマートな外見である彼との格差を大きくする為かな)
命を掛けても真実へ迫っていく新聞記者魂を体現していた。

でも、せっかく最後の方まで緊張感があって面白いのに
どんでん返しに固執するが為に・・
リアリティのある巨大な陰謀説よりも、
あっけない幕切れで
ちょっと肩透かしをくらった感じがした・・。

「大北海道展」

2009年05月10日 23時13分40秒 | グルメ
5月2日(土)~12日(火)まで行われる
阪急の「大北海道展」へ。

通常の物産展といえば、約1週間なのに11日間も行われるということで
阪急がどれだけ力を入れているか分かる!

一度寄った時には、欲しいものが後半の7日~登場ということだったので
改めて出直した。

牛乳と砂糖だけで作った
「ミルクジャム」
試食させてもらうと、ミルキーで甘くて美味しい♪
シナモン入りや、バニラバージョンなどもあったけれど
プレーンタイプをチョイス。

人気の苺ジャムが入ったものは既に売り切れていた。

ワッフルにこのミルクジャムをはさんだものも売っていたので
ついでに買ってみたら、
ワッフル生地がふわふわで柔らかく、ミルクジャムと相性が良かった。

豚骨や富良野野菜を13時間煮込んだという
「ふらのや」のカレーが美味しそうなので食べてみる。

赤鶏オリジナルソーセージカレー

四角く黒いお皿に、黄色いサフランライスが栄えて
カレールゥと共に、どーんと太いソーセージが2本も乗っているっ!!
そして、旬で緑が綺麗なアスパラガスが乗っていて
食欲をそそる~。

頭皮からじんわり汗が出るぐらい後味が少し辛くて美味しい☆
ソーセージはジューシーで、アスパラガスが美味しかった~。

最後には、北海道展といえばはずせない
パパラギの牛乳ソフトクリームを食べて満足。

やっぱり北海道物産展は、美味しいものが多い~♪

たねや「日牟禮ヴィレッジ」

2009年05月06日 00時03分17秒 | パン&お菓子&TEA
せっかく滋賀県まで来たのだから
どこか楽しそうな場所はないかと探していて思いついたのが・・・

和菓子の「たねや」とバームクーヘンの「クラブハリエ」の
両方が入っている
「日牟禮ヴィレッジ」

近江八幡駅から、タクシーで約5分程の
日牟禮八幡宮の鳥居を入ったところにある。

あいにくの雨だったけれど
店内はものすごい人・・
やはり大人気!

まず、「クラブハリエ」を入ってスグにここでしか買えない
パンが売っていたので、パン好きな私達は飛びついた!

食パンは1斤420円となかなかのお値段がするけれど
トーストするとサクサクとした食感と小麦の甘さを感じる味で
かなり美味しかった~♪

他にもバナナが入ったクロワッサンや
たねや自慢の餡を入れたあんぱん
ドライフルーツが入ったどっしりしたパン(これがヒット♪)
上記4点を購入してみた。

そしてここではなんといっても
焼きたてバームクーヘンが購入出来るということで
長い列の後ろに並んでみた。

自動で生地を巻いていく機械を眺めながら・・・
約1時間待ちと言われたけれど
出来上がると早いようで、30分ぐらいだったような。

通常売っているサイズよりは小さいけれど
630円という手頃なお値段なので飛ぶように売れていく。
(一人3個まで)

お茶もして帰りたいと思っていたので
焼きたてバームクーヘン列に並ぶチームと
カフェの長い列に並ぶチームとに分かれたので
購入後合流~。

色とりどりの花が咲くガーデンを眺めながら
お茶出来るスペースも大人気ですごい列だった。
私達が合流してからも随分待たされた。

焼き立てバームクーヘンを食べることも出来るけれど
生ケーキも食べてみたいということでそれぞれチョイス。

私はスペシャルデザートとしてメニューに載っていた
苺パフェが気になって、それをチョイス!

出てきた瞬間(うわ~☆)
この苺がぎっしり詰まった見た目♪
中の白いクリームは酸味を利かせたヨーグルト風味になっていて
甘すぎるのが苦手な私でも、ペロリ。
苺のシャーベットや、葛で作ったホワイトチョコのムースなどが入っていて
美味しかった~。

他にも大阪の「クラブハリエ」では見たことのない
美味しそうな焼き菓子などもあって気になった。

今回の佐川美術館&日牟禮ヴィレッジツアーも
楽しく、美味しいものとなった。

「日牟禮ヴィレッジ」
〒523-8585 
滋賀県近江八幡市宮内町日牟禮ヴィレッジ
<たねや> 0748-33-3333
<クラブハリエ> 0748-33-4444
AM9:00~PM18:00
定休日:無

「佐川美術館」

2009年05月05日 21時54分56秒 | 旅行
今日は滋賀県の佐川美術館へ。

ここは「佐川急便株式会社創業40周年記念事業」の一環として、
近江という優れた風土と、琵琶湖と比叡山を望む美しい自然環境に恵まれた
滋賀県・守山の地に1998年3月22日に開館。

絵画は日本画家の平山郁夫作品
彫刻は佐藤忠良の作品を多数展示。

そして、構想から入れると6年にも渡って建設されたという
「樂吉左衞門館」があって
こちらでは、事前予約のみの1日5回、1回10名までで
毎週木・金・土・日・祝日に
お茶室見学を行っているらしく(約30分の案内付)
是非一度行ってみたいと思っていた。

ちゃんと1ヶ月前の朝一番に電話予約を済ませておいた。

それにしても、大阪から守山駅まで約1時間
そこからバスで約30分と結構遠く、遠足気分。

予約の11時になると、10名全員が集合し
案内役のお姉さんがついて出発。

入り口は地下で、暗くわざと向こうに行けば行くほど細く作ってある
廊下を通ると、日常の生活から切り離されたような感覚になる。

部屋に入ると、身支度を整える寄付(よりつき)と呼ばれる場所
珍しい大きな一枚板のテーブルと
着物をひっかけたりしないように、ツルリとした表面の木を使った椅子があり
シンプルだけど落ち着く空間。

そして、次の間は、池の下にある空間なのだけど
その部分だけ丸く切り取られて空が覗いている。
飛び跳ねを少なくする為に工夫された壁面に沿って
池の水がチョロチョロと滝のように流れる音に癒される。

そして少しだけ階段を上がったところの
小さなお茶室は、和紙を仕切りに使ったり
襖に光を反射するようなアクリル?を入れたりして
光の取り込み具合に細心の注意をしている。

そこまでは全て地下だったけれど
最後の部屋だけは地上の池の高さと同じに作ってあって
部屋に入ると、圧倒的な景色が広がる素敵な空間。

畳に座ると、床の部分と池の高さが一直線で
池には葦などの植物が茂り、その奥には比叡山が控えるという
なんともいえない迫力のある景色。

壁が一面ガラスになっていて、そのガラスが景色を写しこんだりしないので
そこに何もないと思って、頭をぶつける人がいるほどらしい。

そのガラスの壁も、建物に沿って収納することも出来
まさに自然と一体になったお茶会を楽しめる空間に仕上げてあるらしい。
障子も吊障子なので、人数が多く畳部分を広げたい場合は収納出来たり
様々な工夫が施されているらしい。

季節によっても眺めが随分変わるらしく
秋などにも訪れてみたいなぁ~と思わせる素晴らしい空間だった。

お茶室を出て、地下の展示室には、
樂吉左衞門が主に2000年以降に作陶された焼貫黒樂茶碗や
黒樂茶碗、焼貫茶入、焼貫水指などの作品を展示。

それにしても、贅沢な展示の仕方で
広い空間にお茶碗を5つなど・・・
大阪市内の美術館では考えられない配置。

やはりこの守山の地であるということが大きいのだろう。

伝統を守りながら、伝統を破って、
そしてそこから離れて自分らしい作品を作っていくという
「守破離(しゅはり)」をコンセプトに掲げてあって
そのテーマに沿った展示になっていて、面白い。

「離」の間には、通常の楽焼のイメージとは違った
モダンな作品があったりしてなるほどなぁ~
第十五代ともなると、新しいイメージの作品を作るのは
とても大変な作業なんだろうなぁ~と
興味深く見学した。

「佐川美術館」
〒524-0102
滋賀県守山市水保町北川2891
TEL:077-585-7800
Fax:/077-585-7810

京都大原観光

2009年05月04日 20時34分36秒 | 旅行
今日は、京都大原観光へ。

途中からバスで行く予定だったけれど
お友達の旦那さんがすごく良い人で
大原まで車で送ってもらえることに。

かなり北の山奥なのに、さすが気候の良いGW!
沢山の観光客が訪れていた。

私はもっと何もないところに、お寺が存在すると思っていたけれど
三千院までの道沿いには、沢山のお土産物やさんや
お漬物屋さんなどがあって楽しい雰囲気。

大原バス停から、少し山道を登った所にある
三千院へ。

三千院は、比叡山延暦寺を開かれた伝教大師が、
東塔南谷に草庵を開いたのに始まるらしい。

結構中は広くて、お庭を眺められる部屋では
お抹茶も頂けるみたい(有料)

一番印象的だったのは、「往生極楽院」
とても大きな、慈悲深いお顔の阿弥陀三尊。

お坊さんが説明して下さったとこに寄ると・・
この建物を建てた後に、阿弥陀三尊を入れようとしたところ
思っていたよりも大きく天井につかえて入らないので
天井裏を広げ船底天井にしたと思われるらしい。
なるほど、本当にギリギリいっぱいで入っている感じがする。

両脇に控えているのは、右に観世音菩薩・左に大勢至菩薩。
あぐら座りが一般的だけど、正座のような大和座りという
珍しい座り方をしている。
往生者を迎えて立ち上がろうとする瞬間の姿と考えられているらしい。

境内には、小さいおっさんチックな
お地蔵様が可愛らしいポーズで鎮座しているのも楽しい。

三千院境内を堪能した後は、
そこから徒歩でスグのところにある
「宝泉院」へ。

とてもこじんまりしたお寺だけど
天然記念物の大きな松の木があり
遠くには比叡山も眺められるお庭がとても有名で
紅葉の季節などには素晴らしい景色が堪能出来るスポット。

この時期は、新緑が綺麗で観光客が多いものの
意外と静かで落ち着く。

嬉しいのは、拝観料の中にお抹茶とお菓子代も入っていて
お庭を眺めながら頂ける!!
ニッキの入ったモチっとしたお饅頭、なかなか美味しい♪

そして、ここもお坊さんが解説してくれていたが
血天井なるものがあって、歴史を感じる。
関が原の戦いで破れた武士達が一斉に自害し、
その武士達の霊を弔う為に
血の海となった床を、分けて各寺院の天井に使わせたらしい。

本当に血だまりが出来ていたらしき跡をみることが出来て
なんだか武士の時代を少し身近に感じた。

お昼休憩を挟んで、大原バス停から三千院とは反対方向に
約20分ほど歩いたところにある「寂光院」へ。

ここは何年か前に火事で全焼してしまったお寺。
その原因が放火によるものということで、
罰あたりな奴がいるものだとニュースを見て憤ったことを思い出した。
(平成12年5月9日)
(現在は、六万体地蔵菩薩本尊、本堂ともに再建されている。)

六万体地蔵菩薩も焼けてしまったけれど、
その中から、焼け残った小さい地蔵菩薩が沢山出てきたようで
(六万体というだけあって、菩薩の周りと体内に六万体納められていたらしい)
今は宝物殿の中に収められていた。

今日はあいにくの曇り空で・・・晴天とまではいかなかったけれど
雨にも降られず爽やかな新緑の季節の中
京都大原観光を堪能した~。

京都パン屋巡り

2009年05月03日 18時38分21秒 | パン&お菓子&TEA
GW恒例行事となりつつある京都観光。

毎年、京都のお友達のお宅を拠点として
様々な京都の有名ドコロの観光地巡りをさせてもらっている。

今年は、ずっと行ってみたかった京都大原☆
明日の朝から行くので、今日は前ノリしてお泊り。

お昼過ぎに到着するように行き、
自転車でパン好きの私の希望で、パン屋巡りをすることに♪

京都市内、縦には電車移動出来るけれど
横移動手段がバスしかなくて結構不便。

その点、自転車なのでスイスイ進めて自由自在。
今日は少し肌寒い気温ではあるけれど、5月らしい気持ち良い気候。
自転車日和。

まず初めに向かったのは、
烏丸御池にある「ル・プチメック2号店」
堀川今出川にある1号店には去年行って
赤い外観がパリにあるお店っぽくてお洒落だった。

この2号店は、黒で統一された外観。
モダンでこちらもお洒落~。
ここの特徴は、食パンの種類が多い!
1斤売りだけでなく
2枚づつという小分けで売ってくれるのが嬉しい。

・トマト(トマトの甘味が感じられる)
・紅茶とオレンジ(紅茶の香りがいい!)
・ショコラと柚子(柚子がそこまで感じなかった)
・カレーと玉ねぎ(トーストするとカレーの香りが広がる)
・バケット(皮がバリっとしていて、好きな食感)

上記5点を購入。

その近くにあるベーグルが美味しいらしい
「Flip up!」にも行ってみると・・・
残念ながら、GWはお休みだった・・・

烏丸御池を少し南に下ったところにある
フロールというロールケーキが有名な
「ミディ・アプレミディ」のタルト専門のお店へ~。

タルトだけのケーキを置いてあるのって珍しい!
とかなり気になっていたお店☆

コーヒーか紅茶とセットで1100円となかなかいい値段・・

色んな種類があるなかで、比較的迷わず
りんごのタルトに決定!
りんごのスライスが綺麗に並んでいるのに惹かれた。

これが美味しいっ!!
下のタルト生地部分が、かなりサクサクしていて
香ばしくって食感もよくっていいっ♪

お友達の色んな豆が乗った珍しいタルトも一口頂く。
少し甘めで柔らかく炊かれた豆が
あまり煮豆が得意でない私でも美味しいと思うほど。
タルト生地はややしっとり系。

紅茶がポットサービスでないのが残念だけど
後で冷たいお茶も出てきた。

タルト生地がどんどんしっとりしてきてしまうけれど
普通のケーキとは違って、3日日持ちがするらしいので
タルト系のいいところかもしれない。

そして、今度は西へひたすら走り
千本堀川を越えたところにある
「coneruya」
こじんまりした可愛らしいお店。
店内には所狭しとパンが並べられていて
試食用に小さく切ったパンも並べてくれているので嬉しい。

明日の朝食用に沢山パンを買ってもらった。

その中でも美味しかったのは
イカ墨を練りこんだ生地にベーコンが入ったパン
(チーズとイカ墨とベーコンの香りがいい)
ミルクフランス
(塩ミルクのような味のクリームがすごく美味しい)

どれも3等分にしてもらったので、朝から色んな種類が食べれて嬉しい。

近くまで来ていたので、二条城を見学する予定が
16時で閉まっていた・・・

ちょっと残念だったので
新撰組でお馴染みの「壬生寺」へ。

住宅地の中に、こじんまりしたお寺とお屋敷があったりして
マイナーな感じなのに、今日も観光客で一杯!
NHK大河が放送されていた頃なんて
あんな狭い道に、観光バスが押し寄せていたらしい。

三谷幸喜や、堺雅人のサインなどもあったりして
なかなか興味深かった。