kyoの今日を楽しく☆

趣味の陶芸・食べ歩き・映画鑑賞などを通じて毎日を楽しく充実して過ごせたらと思っています!

陶芸「こん棒を持った鬼」

2009年01月31日 22時45分48秒 | 陶芸
今週も陶芸教室へ。

雨が幸いパラッとしているぐらいだったので
久しぶりに自転車で!
最初は手袋・マフラーをするほどだったけれど
漕いでる内に体が暖まって来て暑く感じるほどだった。

ところで、今日は、前回までに作っておいた
鍵やろうそく、王冠のモチーフものや
もう1対作っていた「うさぎのお雛様」が
素焼きが上がってきていたので、
色つけをすることに。

そして、製作としては今日は
「こん棒を持った鬼」を作ってみることに~。

トラ柄のパンツをはいた角のはえた鬼に
強そうなこん棒を持たしてみる。

資料の写真では「こん棒を持っている」鬼って感じだけど
私のこん棒は作っている内に
鬼の体に比べて大きくなり過ぎたようで・・・

「こん棒に支えられている」鬼になってしまっているのが
ちょっと気になるけれど・・・

強そう?ってことで~。

前回作った「くつろぐ金太郎」とは対照的に
立ちポーズで「やる気満々の鬼」

顔とトラ柄のパンツを上手く書かなくては!!

「ベンジャミン・バトン~数奇な人生~」

2009年01月29日 23時17分58秒 | 映画
今日は、絶対に観たかった映画
「ベンジャミン・バトン~数奇な人生~」の試写会へ。

F・スコット・フィッツジェラルドの短編小説を原作に、
80歳で生まれ、歳をとるごとに若返っていくという
特別な運命を生き抜いた男の物語。

『セブン』『ファイト・クラブ』のデイヴィッド・フィンチャー監督と、
ブラッド・ピットが三度目のコンビを組んだことでも話題。

ストーリーは・・・
1918年、ニューオーリンズ。黒人女性・クイニーはある日、
置き去りにされた赤ん坊を拾う。
“ベンジャミン”(ブラッド・ピット)と名づけられたその男の子は、
すんなりとクイニーが営む施設の老人たちの中に溶け込んでいった。
なぜなら、彼は80歳の老人の姿で生まれてきたから。
ベンジャミンは、クイニーの惜しみない愛情に包まれ、
日に日に若返っていく。
そんなある日、美しい青い瞳を持つ娘デイジーと出会う・・・。

最初、2時間47分という上映時間を聞いて
なかなかこれほど長い映画は無いので
間が持つのかと正直少し心配していた・・

が、そんな心配は杞憂のものだった。
映画が始まり、どんな展開になっていくのか読めずに
終始ワクワクし、
見終った時には、1人の数奇な男の壮大な人生を見届けたかのような
充実感と感動が胸に広がった。

確かにベンジャミンの人生は、他の誰とも違うものだけれど
愛する人との出会い・別れ・死など
どんな人にでも訪れるような経験を丁寧に描き出していて
それによって、見た人それぞれに人生の喜び・悲しみを
感じれる作品となっていると思う。

この作品では、ブラッド・ピットが演じる
老人から青年時代までの様々な姿にも注目が集まっていて、
現在の映像技術だからこそ蘇らせることの出来たという
20代の美しいブラピの姿には、惚れ惚れとしてしまう☆

ゴールデン・グローブ賞で、主演男優賞にノミネートされている
ブラピだけではなく、忘れてはならないのが
デイジー役を演じたケイト・ブランシェットの演技の素晴らしさ。

彼女の華々しいバレエダンサーとしての若く美しい時代から
病院でお迎えを待つばかりとなった老人役まで
さすがの演技力!!

デイヴィッド・フィンチャー監督が、
『通常の映画の2倍のスタッフとお金をかけて
 2倍の時間を費やして完成させた作品』と自信を見せるだけある
見ごたえのある作品。

「MUSEO DELLA FARINA」

2009年01月27日 23時27分45秒 | グルメ
今日は、有休を取ってお友達とランチ。

お友達お勧めのパスタの美味しいイタリアン
「MUSEO DELLA FARINA」

お店は、地下鉄長堀鶴見緑地線の「西長堀駅」徒歩スグのお店
内装はカジュアルながら、
生ハムが沢山ぶらさがっているので本格的な匂いがする~。

ランチは3種類。
A:本日のパスタ2種類の中から1つ選び、パン、飲み物付(900円)
C:黒板メニューから2種類選び、パン、ジェラート、飲み物付(1980円)
D:Aのパスタから1種類選び、デザートメニューから1種類選び
  パン、飲み物付(1580円)

近くに書類申請の用事があった仕事中のお友達も合流してランチ。
彼女はお昼休みが終わったらスグに会社に戻らなければならないので
Aランチだったけれど、

時間のある他の3人は、好きなパスタと
前菜を3種類取ってシェアして食べよう~ということに。

やはりこのお店では、生ハムは必須だろうということで
生ハム盛り合わせ(+500円)
(他にも生ハムとフルーツやプロシュートとピクルスなどがあったので
 プラス料金しなくても、食べれる☆
 でも私達は、沢山食べたかったので~)
生ハム2種類と、サラミ1種類が乗ってきて豪華~♪
熟成された旨みが出ていて美味しい~!!

自家製ベーコンと豆のサラダ

ベーコンはカリッカリにしてあって、下に引いてある豆のサラダは
冷たくってあっさり味。玉ねぎも入っていて余計にさっぱり。
美味しい☆

モッツアレラチーズとトマトのカプレーゼ

ヘタなところのモッツアレラはぎゅと固まった食感のものだったりするのに
ここのは、むちっとしてじゅわ~とミルクが出てくるような食感で
美味しい~!!
トマトもフルーツトマトなのか、すごく甘くて、
バジルソースの香りも良かった♪

私が選択したパスタは
和牛ラグーのスパゲッティ

トマトソースのものやクリーム系のパスタも美味しそうだったけれど
一番先に目についたものにしてみた。
いわゆるミートソースがコクがあって美味しい~。
ちゃんとしっかりとボリュームもあって食べ応えもあり。

牛乳のジェラートで口もさっぱりして、お腹もいっぱい~。

生ハムや、前菜のレベルも高かったし、
普通そうなのにロールパンもすごく美味しかったし、
また別のパスタも是非食べてみたいので
夜にも来てみたいなぁ~。

とても人気のあるお店のようで、12時を過ぎた途端に満席。
予約は13時以降に限るらしい。

「MUSEO DELLA FARINA」
大阪市西区新町3-7-11
TEL06-6534-3443
AM11:30~PM2:30、
PM19:00~AM24:00(月~水)
PM19:00~AM24:30(金・土)
PM18:00~PM21:00(日・祝)
定休日:木曜

「20世紀少年~第2章 最後の希望~」

2009年01月26日 23時29分16秒 | 映画
浦沢直樹原作の人気コミックの映画化第2章。
「20世紀少年~第2章 最後の希望~」の試写会へ。

私は第1章を見逃していたのに、なぜか第2章の試写会へ
応募していたみたい。

至急第1章をレンタルして、予習をしようと思ったところ
レンタル開始は1月30日だとのこと・・・
間に合わない~・・

仕方が無いので、
漫画を読んだことのある妹のレクチャーだけ受けて試写会へ。

でも、入り口で配ってくれるチラシに詳しいあらすじと
登場人物の名前と顔と漫画でのキャラを載せてくれていたので
思ったよりも分かりやすかった。


ストーリーは・・・
西暦2015年。2000年に起こった「血の大晦日」は、
ケンヂたちが行ったものとされ、
それを阻止した“ともだち”は世界の救世主として崇められていた。
ケンヂの姪、カンナは高校生に成長し、
学校で習う「血の大晦日」に憤りを感じていた。
そんなカンナは学校で問題児扱いされ、
「ともだちランド」に送られることに。
それは、社会のルールからはみ出した人間を洗脳する施設だった・・・

とにかく、誰が“ともだち”なのか全然分からないところや
精神的な不気味さにハラハラ・ドキドキっ。

原作のコミックは、日本に留まらず
海外12カ国でも翻訳されて大人気になっているらしく
確かに、面白いっ!!

登場人物は、第1章から多数豪華メンバーが出演していて
こんなところに、あの人が!というところも見逃せない。

そんな中で、第2章の主人公となる
ケンヂの姉:キリコが残した娘のカンナ役を演じている
平愛梨が、キュートで正義感に溢れる役にぴったりだった。

いよいよ最終章となる第3章は
2009年8月公開らしく、待ち遠しい~。

陶芸「くつろぐ金太郎」

2009年01月24日 23時38分02秒 | 陶芸
先週から始まった今期の陶芸教室。

ろくとう会仲間から、昨年のろくとう会展では
「キャラが変わった!!」
と作風がかなり変化したと散々言われたものの

今年もその線でいいんじゃない!と
お墨付きも頂いたので
今年も季節の小物達を作っていこうかなと思っている。

5月バージョンとしては今回は
「くつろぐ金太郎」
なんか後ろに手なんかついちゃって
えらくくつろいでる感じ~。
クマと相撲を取り過ぎて疲れたともとれるかな?

先週には、注文のあった
「うさぎのお雛様」も何とか完成。


プレゼント用のお月見うさぎも
焼きあがってきた。

今年もこんな感じで頑張ります~!!

「あじ平」

2009年01月23日 23時05分43秒 | グルメ
今日は、妹の旦那が「ふぐ」を食べに連れて行ってくれるということで
喜んで飛んでいった。

お客さんから、大阪で一番安くてボリュームがあって
美味しいふぐ屋さんがあると教えてもらったらしい。

地下鉄千日前線の「小路」駅から徒歩10分ほど。

暗い道の途中に急に明るいお店が見えてきた。
中に入ってみると、やはりこの時期だということもあってか
満席状態!

予約名を告げると、「○○~?」と何やら日本人の発音ではない感じ。
最近は、飲食店で外国人が働いていることが多いけれど
ここはその人数の割合がかなり大きいみたい。

とりあえずコースで~とお願いしてみたものの
「コースには何がついているんですか?」という質問にも
「ハイ、コースデス」と答えになっていない返事・・・

母が、「私ふぐ皮いらない」というややこしいことを言い出したので
余計に通じなくなってしまった・・・

あまりにも手間取っている様子を察してか
日本人のおばさんが出て来て、ようやくオーダー完了~。

もちろんふぐといえば「ヒレ酒」で乾杯~。

てっさは、分厚い切り身で噛み応えがあり
ふぐ皮は、結構どっさり入っていて嬉しい。


ふぐのから揚げも揚げ立てで美味しかったけれど
2人前頼んだのに、1人前しか出てこず
まだ来てないんですけどを5回ぐらい繰り返してやっと来た。

広いお座敷にもびっしりお客さんがいたし
ひっきりなしに入るドリンクオーダーだけでも
さばききれていない様子。
(あの日本語理解力では難しいだろうなぁ~・・)

でも、てっちりの切り身がどっさり乗った大皿が登場すると
そんなことは忘れて歓声が上がった!
大きいっ☆

まずは出汁が出るように、アラから入れる。
このアラにコラーゲンがたっぷりついていて
本当は美味しいんだよねぇ~。

身もぷりぷりで美味しかったし、

そして、別注文の白子は、とろりんとした食感がなんともいえない~♪

野菜を食べきれないぐらい
ふぐのボリュームがあった!

もちろん、〆の雑炊は食べたけどね。

おごりということで、余計に美味しかったなぁ~。
ご馳走様でした。

「あじ平」
大阪市生野区新今里7-2-5
TEL06-6753-3301
PM17:00~
定休日:月曜日

「國型製作所 新町店」

2009年01月17日 22時14分20秒 | グルメ
美味しい鶏料理屋さんがあるということで、
新年会を兼ねて行ってみることに。

谷町六丁目に本店のある
「國型製作所 新町店」

四ツ橋から本町への高速沿いに歩いたところにあるお店で
1階はカウンター、2階は堀炬燵のある座敷になっている。
思ったよりも小じんまりしたお店だった。

1人が仕事で遅れてくるらしいので
遠慮なく先に始めておくことに~。

・鶏お刺身6種盛り
生つくねがねっとりとして美味しかった♪
生肝もぷりっとしていて、臭みもなく美味しかったし。

・紅じん大根のしゃきしゃきサラダ

赤カブのような色をした大根を千切りにしたサラダで
ぽりぽりとした食感と、あっさり風味で気に入った。

・玉ねぎのステーキ


・ささみの柚子胡椒
表面が火の通ったささみに柚子胡椒がつけてあって風味がいいっ。

・(貴重な)そりもも(?)の焼いたもの
ジューシーで美味しい。

・かっぱなんこつの明太和え
コリコリ感が好き

・串(ねぎま、つくねチーズ、ハラミ、梅しそささみ)
鶏のハラミって初めてかも!
とても脂がジューシーで美味しかった。

やっと遅れていた一人も登場~。
・とり南蛮
下味のついた鶏がカラッと揚げてあって美味しい。

・キムチと豆腐の温玉のせサラダ

焼酎や日本酒、ワインなどの種類も豊富なのに・・・
私は、最近はまっている「ゆず酒」があったので
そればかり注文。

そして、最初からメニューを見て、〆にはコレと決めていた
・鶏がら出汁でのお茶漬け

鯛茶漬けのように、生のささみが乗ってあって
そこに白濁スープをかけて頂く。
さらさらっと入るけど、コクがあって美味しかった~。

鶏って色んな食べ方が出来てやっぱり美味しい☆

「國型製作所 新町店」
大阪市西区新町1-1-27
TEL:06-6533-6562
PM17:00~AM2:00
定休日:不定休

新年会(イタリアン鍋)

2009年01月16日 23時03分50秒 | イベント
今日は、お宅にお邪魔しての新年会!

やっぱりこの時期寒いので、鍋で~ということで
何鍋にしようかと色々考えて下さっていたみたい。

イタリアン鍋はどう?という提案があって
私は食べたことが無かったので、是非それでとお願いしておいた。

会社帰りにみんなで待ち合わせてお邪魔してドアを開けた途端
にんにくとトマトの良い香りが漂ってきた~。

まずは、にごり桃のリキュールで乾杯~。

お鍋の具材は、海老・あさり・タラなどの魚介類、
芽キャベツ・ブロッコリー・じゃがいも・にんじん・玉ねぎ
たっぷりのキャベツなどの野菜類、
そして鶏肉と・・・盛り沢山っ!

これだけ入っていることで、良いお出汁が出ていて
トマトスープだけど、クドクなくて、意外とあっさりしていて
でもコクがあって美味しい♪

そして最後の〆のお楽しみは・・・
この出汁の中にご飯とチーズを入れて
リゾット風にして食べること☆

チーズをたっぷり入れてもらったので、とろける~。
おいし~♪

鍋だとついつい食べ過ぎて、お腹一杯のところに
デザートは別腹ということで登場~。

予約までしてもらって買ってきてもらった
心斎橋の「ロワン・スタージュ」の
心斎橋ロール!

クリームがチーズ風味で人気らしく、一度食べてみたかった~。

お値段は普通のロールケーキと同じぐらいなのに
サイズが小ぶり・・

大人5人で1本は少ないかと・・という店員さんの勧めで
2本購入してくれたみたい。

がっつり切ってもらっていただきま~す。

あ~本当に口の中に入れるとチーズの風味がしっかりとする。
最近の軽いクリームが人気のロールケーキとは一味違った感じ。
美味しいのだけど、元々お腹が一杯だったことと
やはりチーズ風味で濃厚なので、
途中できつくなってきた・・・

このロールケーキは、少し小さめで食べるのが正解かもしれない。

久しぶりに集まったので(そうでなくても?!)
話が弾み、気づけば23時を過ぎている・・・
あっという間だった~。

遅くまでお邪魔しました~!

「MAMMA MIA!」

2009年01月15日 21時44分14秒 | 映画
いわずとしれた大ヒットミュージカルの「マンマ・ミーア!」
映画版が公開されるということで楽しみにしていた。

母親のドナ役に、名女優のメリル・ストリープが演じるということでも話題。

ストーリーは・・・
ギリシャのエーゲ海に浮かぶ小さな島。
母・ドナ(メリル・ストリープ)の女手ひとつで育てられた
娘・ソフィ(アマンダ・セイフライド)は、結婚が決まり、
式に父親に出席してもらいたいと願っていた。
そこで、母親の日記から自分の出生の秘密を探り始めたソフィ。
日記に記してあった3人の父親候補、
サム(ピアース・ブロスナン)、ビル(ステラン・スカルスガルド)、
ハリー(コリン・ファース)を、母親に内緒で招待してしまった。
予期せぬ彼らの登場に戸惑うドナと、
3人から自分が父親だと言われ混乱するソフィ。
結局、本当の父親が分からないまま、結婚式が始まってしまう…。

おなじみのABBAの大ヒットナンバーが次々と聞こえてくると
自然に楽しい気持ちになってくる。

メリル・ストリープ・・演技はピカ一でも、
歌唱力はどうなんだろう?とちょっと心配していたら、
伸びのある素敵な歌声にやられた!

特に、娘のウェディングドレスの着替えを手伝う時に
娘の成長を嬉しく、そして少し寂しく見守る母親の心情を歌った時が
一番ぐっときた。

ソフィ役のアマンダ・セイフライドは、新人女優で
さる有名な大物若手女優とこの役を競って勝ち取ったというだけあって
歌声も透明感があって素晴らしく、演技もはつらつとしていて
見ていて気持ちいい。

私がボンド役で大好きなピアース・ブロスナンが
普通の男性を演じていて、
真剣に歌を歌うものだから、なんだか少し気恥ずかしい気分になった・・

もちろん劇団四季のミュージカルも観たことがあって
内容はよく知っているはずなのに
映画版の方が余計に感動した気がする。
(ABBAの歌が英語のまま歌われ、でも字幕で歌詞の内容が出て
 ストーリーにぴったりだということで、感情移入しやすいのかも)

ミュージカルでは味わえないギリシャの美しい風景も
映画版の楽しみのひとつ。

「チェ28歳の革命」

2009年01月14日 03時07分30秒 | 映画
連作で、公開日も近い「チェ・ゲバラ」シリーズ。

おすぎがCMで「Tシャツでしかチェ・ゲバラを知らないあなた!」
と言っているが、それは私そのもの。

どんな人物だったのか気になったので観に行ってみることに。

チェ・ゲバラをアカデミー賞男優のベニチオ・デル・トロが演じ、
スティーブン・ソダーバーグがメガホンを取ったということでも
興味深い。

ストーリーは・・・
1955年7月、持病のぜん息を抱えながらも
貧しい人々を救いたいという大志を抱き、
南米大陸を旅し続けるアルゼンチン医師の
エルネスト・ゲバラ(ベニチオ・デル・トロ)は、
独裁政権に苦しむ故国キューバを救うために
革命を起こそうとするフィデル・カストロと出会う。
その熱意と夢の大きさに革命への参加を決意する彼は、
軍医としてゲリラ軍に加わった。
当初はたった12人から始まった革命運動だったが、
弱き者、貧しき人々が幸せになれる国づくりを実現させるために、
1つ、また、ひとつと階段を上がりはじめる。
やがて、その類い希なる統率力は認められたゲバラは、
司令官として部隊を率いるまでになる。
そして、独裁政権相手の最大の戦いにのぞむことになるのだった・・・

この映画を撮るにあたって、自身もプエルトリコ出身の
ベニチオ・デル・トロはプロデューサーを兼ねて
7年にもわたって、徹底的なリサーチを行ったらしい。

この革命に関わった人達が今でも多く生存していることで
その作業を容易にし、

本作の中には自分たちが勝手に作り出した
エピソードやストーリーは1つもないと監督も断言している。

1964年に行われたゲバラによる国連総会での歴史的な演説シーンが
モノクロ映像として、ゲリラ戦の途中途中に挟みこまれているので
時間軸としては一定ではなく、
最初は混乱したが段々慣れてきた。

とにかくベニチオ・デル・トロがゲバラに成り切っていてとても自然。

ゲバラ自身は裕福な家庭に生まれ
医師免許も持つ身であったのに
自分のためではなく
命をかけて貧しい人々の為に戦ったということで
今なお語り継がれる人物なのだろうなと実感した。

次回作の「チェ39歳別れの手紙」も是非見てみたい。