「モンスターVSエイリアン」

久しぶりに試写会へ。

「モンスターVSエイリアン」

最初タイトルだけ見た時には、
どっち（が勝っても）でもいいわ・・
この映画は絶対に応募しないなぁ～と思ったけれど・・・

どうやら、「シュレック」などを手がけた
ドリームワークス・アニメーション作品らしい！

シュレックは、皆が知っているおとぎ話を皮肉った作品だったけれど
今回の作品は、SF作品ものを皮肉ってあるらしく面白そう～。

ストーリーは・・・
人生最高の日、結婚式の日を迎えたスーザンは、
突然、空から落ちてきた隕石と接触し、
身長がなんと15メートルの巨人になってしまった。
新種のモンスターと思われた彼女は、政府の秘密基地に連行され、
ほかのはみ出し者モンスターとともに監禁されてしまう。
そんな中、謎に満ちたエイリアンのロボットが地球に降り立ち、
人類に攻撃を仕掛ける。
困惑する大統領に、将軍は敵に立ち向かえるのは
モンスターたちしかいないことを提案する。
モンスターとしての自覚が全くないスーザンは、
モンスター軍団と一緒に出動させられるのだが・・・

とにかく小さい笑いが散りばめられていて
色んな場面で笑い声が挙がるほど！

アニメーション作品ということで、小さい子も試写会に来ていたけれど
終わって劇場を出た瞬間に
「あ～面白かったぁぁ～！」と叫んでいた。
そこまで言ってくれると、主催者側も招待した甲斐があったというもの。

今回は、日本語吹き替えバージョンということで
スーザンの声をベッキーが担当、
なかなかはまっていた☆

そしてモンスターのボブの声をバナナマンの日村が担当していて
これがぴったりだった！

字幕版の方は、
リース・ウィザースプーン、キーファー・サザーランドら
豪華俳優が声優として参加しているらしいので
こちらも面白そう～。

ドリームワークスは、こういう普段は恐れられたり、
嫌がられたりするようなキャラクターを
面白く可愛らしく、そして時には哀愁を漂わせたりして
惹き付けるのが上手いなぁ～と思った。

お約束のおまけの映像があるので
エンドロールが始まっても席を立たずに～。

「守護天使」

久しぶりにレディースディに映画を観に行ってみることに。

前作「キサラギ」がかなり面白かったので
近作も期待している佐藤祐市監督作品。

第2回「日本ラブストーリー大賞」受賞作を映画化したらしい。

そして、近作はあのお笑い芸人カンニングの竹山が
主演しているということでも話題。

ストーリーは・・・
薄給メタボで恐妻家のサラリーマン・須賀（竹山）は、
鬼嫁から500円のお小遣いをもらい満員電車で会社に向かう。
通勤途中の駅で虎の子の500円を落とした彼は、
拾ってくれた優しい女子高生の涼子に一目ぼれしてしまい、
勝手に彼女を守ることを決意する。
その事を幼馴染のチンピラ・村岡（佐々木蔵之介）に相談するも、
「いまどきの女子高生は乱れてるぞ」と一蹴される。
おまけに、彼女が書いたらしいブログには、
彼女の淫らな日々がつづられていて…。

カンニング竹山は、CMやドラマでも度々出演しているぐらい
演技力はなかなかのもので
冴えないメタボの中年役を熱演し普通にいそうと思わせるほど！

寺島しのぶ、佐野史郎、
大杉漣、柄本祐、バナナマン日村など、
個性的で強力なキャラクターが脇を固めているので
面白くないはずないのだけど・・・

ぶっとんでるストーリー展開の割には
妙にリアルな場面も多くて
ちょっとそのバランスに最後まで乗り切れなかった印象。

連続幼児殺人犯登場の場面では
ちょっと引くぐらいリアルだったりして
コメディ一色という感じではなかったので
「キサラギ」系を期待して観に行かれる方には
ちょっと不完全燃焼な感じがあるかも・・。

「蕎麦やまなか」

土曜日の夜は、昭和町駅スグのところにある
「蕎麦やまなか」へ。

お店の周辺には、有形文化財の長屋を利用したお店４軒が並び
その向かい側にあるこのお店自体は
蔵を改装したらしく、とても雰囲気のある造り。

２階のお座敷はとても穴場な雰囲気で落ち着いて食事が出来る。

お料理は、前日までに予約をしておけば
お酒にあうようなコース料理を用意しておいてもらえる。

元々日本酒のお店「やまなか」の系列店だけあって
種類は多く、お猪口・グラス・片口と
サイズも選べるのが嬉しい。

まずはビール派の人達は
ベルギービールのようなフレイバービールを注文。
一口飲ませてもらったら、
本当にバナナやハーブ・オレンジっぽい香りがするので面白い。

日本酒は、私は最初に広島の「宝剣」をチョイス。
さっぱりしているけれど、後味があまり辛くなくて飲みやすかった。

そして、次からは片口で頼んでみんなで少しづつ味見してみることに。
・黒牛
・すっぴんルミ子のお酒
・（名前忘れた）シェリー酒のような日本酒
　珍しく茶色のほうじ茶のような色をしていて、
　飲んでみると香ばしい！
　でも、濃い味なのでお料理との相性は今ひとつかな・・

お料理は・・・
・野菜の煮びたし

　椎茸や茄子がよく出汁がしみていて美味しい！

・琵琶湖のフナと和歌山の鰺

　フナって食べたことなかったけれど、
　酢味噌とすだちを搾って食べると、
　全く臭みがなくて食感がコリコリしていた。
　鰺は脂が乗っておいしく、
　添えられていたパクチーと一緒に食べると爽やか。
　（私はパクチーが苦手だけど、これは大丈夫だった）

・蓮根シンジョウ

　蓮根シンジョウを揚げたものとアサリや蜆などの貝と一緒に
　餡かけになっていて、蓮根のモチモチ感がすごく美味しい♪

・鯛のみぞれかけ

　小鯛に大根おろしが掛けられていてあっさり。
　下に引かれている酢漬けのキャベツが美味しい。

・漬物

　茄子などの漬物がお酒が進む。

・お蕎麦
　ここのお店の売りの〆は十割蕎麦。
　つるつると完食！

日本酒とお蕎麦が好きな人には是非オススメしたいお店。

陶芸「ろくとう会お土産」焼き上がり

土曜日は、今期最終の陶芸教室の日。

先週10個だけ素焼きが上がってきていた
ろくとう会お土産用のトラが、焼きあがってきていた！

縞模様を書いたので、なんとかトラと呼べるものに
仕上がった・・はず。

ちょっとトゲトゲがある部分を砥石でこすっている時に・・・
一つを手に取ったつもりが・・
その下にもう一つが付いていたようで・・・
落ちて割れてしまった・・・

せっかく焼き上がりまで出来たのにショック・・・

ノルマの15個とは余分に３個作っていたのでセーフだったけれど。
これで最初から作り直しだったら、嫌になっていたところだった。

そして、今日は残りの８個にも色付けを施して
釉薬を掛けて電気窯へ入れておいた。
来月には焼きあがってきているはず！

それから、今期のテーマは「萩」で
結構好きな器なので、今回はテーマに沿って
沢山作ってみた。

今日は釉掛けの日。

でも、何の釉薬をかけるかが、みんな色んな意見が出て
まとまらない・・・

ピンク色を出したい場合は、長石釉だとか、3号透明釉薬だとか
白っぽく仕上げたい場合はワラ白・・・等々・・

結局、窯の焼加減によるところが大きいということで
焼いてみなければ分からないとのこと。

長石・透明釉・ワラ白それぞれ掛け分けて、
窯の中でも入れる場所を下段・中段・上段と３ヶ所に
分けて入れるようにして、
どれか良いのが出るといいなぁ～といったところ。

窯炊きの火が7月に入ってからということなので
来期初回の日は、まだ出来上がっていなさそうだけど・・・

楽しみにしておこう☆

甲子園応援連勝記録更新中

今日もピンチヒッターで甲子園へ。

年間シートを持っている人から頂いたチケットらしく
内野の背もたれのある席！

デーゲームということで、暑いけれど14時スタート。
でも、この席は、屋根がある場所だったので
最後まで直射日光に当たることがなかったので
ラッキーだった。

早めの13時過ぎに着いたら
阪神と楽天の選手達が交代で練習をしている風景を見ることが出来た。

内野席だったので、ベンチ間際のところまで行って
フェンスにかじりつくように見れるので
かなり近い！

阪神：新井が思っていたよりもデカいことを改めて感じた。
公式記録によると、189ｃｍもあるらしいっ。

練習の合間に、3塁側ベンチ横で
田中まさひろ投手：マーくんがインタビューを受けていた！

それをみて、今日の先発ピッチャーは
マーくんか・・と絶望的な気分・・・

しかし、試合が始まってみると
今期初登板というルーキーだったので、イケるかも！と。

試合30分前には、
関西ベストファーザーの授賞式が行われた！

スポンサーのミズノの社長や
落語界からは、桂米団じさん
芸能界からは、円ひろし（←ベストファーザー的要素ある？？）
そして、一般部門という微妙な呼び名で受賞したのは
ハイヒールモモコの旦那の小林くん

丁度昨日のお昼のテレビで、
モモコが明日甲子園で受賞式があることを言っていたので
分かったけれど、名前しか呼ばれなかったので
分からない人もいたんじゃないかなぁ～？

そして、プロ野球からは
阪神選手の桧山
楽天からは、野村監督が！

あのえんじ色のユニホームの上から
景品のブレザーを着さされたので、ちょっと変だったけど・・。

でも、それで気をよくしたのか
今日は負けてくれたので良しとしよう。

試合は、桜井広大が、豪快な三塁打を基点に
4点も取ってくれたので
途中で楽天：中谷に2点ホームランを打たれた時にも
負ける気はしなかった。

ウィリアムス→藤川の必勝リレーも見れたし
またまた私の甲子園応援連勝記録は更新！！

「聖庵」

先日、高島屋に寄ってみたら、
ウィークリーコーナーとして、新地にあるパン屋さんの
「聖庵」が出展していたので、購入してみた。

天然酵母を使ったパンが自慢のようで、結構種類も多かった。

・田舎パン
　今日はお得な日のようで30円引きになっていた。

・オリーブのチャパタ
　チャパタ生地は、外側がパリッとしていて
　この食感が好き☆
　オリーブが丁度良い塩加減になっている。
　松の実が入っているのがアクセントに。

・チェダーチーズと枝豆のパン
　柔らかめのパン生地に、チーズと枝豆がたっぷり。

・もちもちポテトのパン
　ポテトのすりつぶしたものを生地に混ぜ込んであるので
　もちもちした食感になっている。

・オレンジピールの入った紅茶のパン
　紅茶の茶葉が沢山入った生地に、
　オレンジピールが混ぜ込んであって
　爽やかな香り♪
　表面がカラメリゼされているのが美味しい！

聖庵の名前はよく聞くけれど
食べたことがなかったので、
思いかけず購入することが出来てよかった。

食パンも購入してみれば良かったなぁ～。

「聖庵」
大阪市北区堂島1-4-23
北新地吉本ビル１階
TEL06-6341-2130
AM12：00～PM24：00
定休日：日曜・祝日
　

決めごと

先日、読みかけの本の続きがどうしても早く読みたくて
スタバに入った時のこと。

本を読むことに集中していたのに
隣のカップルの話がちょこちょこ耳に入ってきてしまう。

聞くともなしに聞いていると・・
どうやらカップルではなく、高校時代の先輩・後輩の間柄らしい。

そして、彼女の元カレがその男の人と同級生らしくて
彼女がその彼に振られた時のショックな話を延々としていた。

話は変わって、彼の方が（多分大学生）
彼女が社会人になってから変わってしまったと
悩みを打ち明けていた。

（付き合って２年らしい）
僕は記念日を大事にしていて、
女の人はそういうことが大切なんだと思っていたから
２年間ずっと毎月付き合った日記念日の
夜12時になった瞬間（！）にメールを送り合うことに決めてて毎月送ってた。

（うわぁ～めんどくさい・・と思った私は歳？？
　でもさ～1年に1回だったら可愛いけど
　毎月ってどうよ・・・）

でも彼女が社会人になってから
（保育士らしい）
次の日の朝にメールが来たりして
忘れてたでしょ～ということが多くなってきた。

（そりゃー仕事してて忙しいだろうし忘れるでしょ・・
　呑気な大学生とは違って、
　保育士って大変で、それどころじゃないと思うけど・・）

忘れてたことを言ったら
そういうのめんどくさい的なことを言われてショック・・

（案の定！）

女性ばかりの職場だから、言葉使いも荒くなったし
人間って変わるもんだなぁ～って思って・・・

（学生の彼氏と社会人になった彼女の間に溝が出来るのって
　前々からよく言われてるけど
　ほんとに感覚の差が出るだろうなぁ）

他にも、彼女に
「あなたは女の気持ちが分かってないということを
　バァーっと一方的に言われて帰られた時には
　彼女がいなくなった途端号泣したわ」

・・・だって・・・

これが世にいう草食男子？？

背も高くて見た目もそこそこで
小綺麗にしている今時の男の子

でも、細かいことにクヨクヨして、
恥かし気もなく後輩の女の子にウジウジと悩みを延々と聞かせる・・

そんな弱々しい男子が増えてるのよね？

うーん・・・日本の先行き不安・・

交流戦 阪神VS日ハム 勝利！

今日は、妹の旦那が出張で行けなくなったので
ピンチヒッターとして、
野球の阪神VS日ハム戦へ。

甲子園ではなくて、交流戦だからなのか？
京セラドーム大阪で。

会社が終わって速攻駆けつけると
丁度始まったばかりのようで、１回の日ハムの攻撃中。

席は、外野のセンター方面で
丁度ピッチャーマウンドから真後ろに当たるところ。
下段の一番上の列だったので
後ろがもたれられるようになっているのがラッキー。

そして、私は視力がよいだけあって
この席からでも、ピッチャーが投げた球が
ストライクかボールか見えるっ！！

でも、上段の席部分がかなり前までせり出していて
そのせいで奥まった私達の席は
新鮮な空気の回りが悪いようで、
途中から息苦しいぐらい暑かった・・

初回に２点を先制されて、
その後の阪神の打線が繋がる様子がなかったので
嫌なムードになりかけたけれど

いかにも打ちそうなブラセルが豪快にホームラン♪

これで幾分元気の無かった阪神ファンの応援復活！

そして、新井が２ランホームランで見事逆転！！

行けそうなムード満々だったのに
１点返されて、ちょっとドキドキ・・

ウィリアムス→藤川と去年であれば鉄壁の継投だけど
今年は・・・登場した時には
みんな大丈夫か～？とザワザワしてた。

でも、無事１点を守りきって勝利！！
やっぱり私が応援に来たのが良かったんじゃない？（笑）

まだ新型インフルエンザの影響で
恒例の７回と勝利の瞬間の風船飛ばしは
自粛中だったので、残念・・・
あれが盛り上がるのにな・・

でも、ユニホームと阪神タオルを借りて
応援バッドでしっかり応援し、六甲おろしを熱唱しておいた。

陶芸「ろくとう会お土産」色付け

今週も陶芸教室へ。

なかなか自転車で行くのは暑い季節・・・
焼けないように、帽子・サングラス・日除け長手袋は必須！

これだけしてても、うっすら焼けているような気がするのが
この時期の悩み・・・

ところで、今週は、先々週から作っていた
ろくとう会展用お土産の第一弾素焼きが焼きあがって来ていたので
10個だけでも、色付けをして、釉薬を掛けることに。

色付けをする前には、トラだとは思えない・・・
ネズミか猫みたい・・・

トラ縞を書いて、なんとかトラらしく見せないといけない！

うーん・・なんとかトラっぽくみえるかな？

黒・黄色だけではなくて
赤や青・緑など例年通り、彩りカラフルなトラにしてみることに。

透明釉を掛けて、電気窯へ。

残りの８個の素焼きは、来週上がってくるらしいので
来週ラストスパートで頑張ろう～っと。

そしてこの陶芸教室で楽しみになっているのが
お茶の時間。

本当は、他の曜日や時間帯ではそんなことはやっていないのだけど・・
土曜日午前中は、結構お土産を買ってきてくれる人が多くて
毎週おやつがある状態。

それに慣れた先生達も、3時間の内の半分が過ぎた頃には
みんなの分のお茶を入れてくれたりする。

近所に住むおば様は、
わざわざコーヒーメーカーを持参してくれたりするので
淹れたてのコーヒーが味わえたりする。

今日は私がアメリカで買ってきた
ゴディバのチョコレートフレーバーコーヒーを入れてみることに。

袋を開けた瞬間、ものすごい濃厚なチョコレートの匂いがして
遠くに座っている人のところまで香ったらしい。

甘ったるい感じになるのかと心配したけれど
実際に飲んでみると、
香りだけチョコで味は酸味が少し強いコーヒーで
なかなか美味しかった♪

そして、甘いおやつだけではなくて
畑で取れたての野菜を持ってきてくれるので
それもまた楽しみ☆

先週は今が旬の玉ねぎをわざわざスライスして
鰹節とお醤油まで持ってきて下さったので
みんなで、３種類のオニオンスライスの食べ比べ！

やっぱり新玉ねぎは、柔らかくて辛味が少なく
甘味があって美味しい～！！

少し前の週には、大好きなスナップエンドウが
山盛りになっていたので、ボリボリと食べ続けてしまった。
スーパーで売っているのよりも肉厚で甘味が濃くて
本当に美味しかった。

そして、本日は、きゅうり！
塩もみして皮をむいてくれているものをボリボリと頂く。
朝取ったばかりの方は洗ってそのまま食べても
皮が柔らかく、きゅうり臭さが少なくて、かなり美味しかった。

という具合に、とても体にも良い陶芸教室なのです。

「愛を読むひと」

今日はケイト・ウィンスレットが見事アカデミー賞を獲った
「愛を読むひと」の試写会へ。

世界的ベストセラー小説「朗読者」の映画化。

ストーリーは・・・
1958年、ドイツ。15歳のマイケル（デヴィッド・クロス）は学校帰りに
気分の悪くなったところを
21歳年上のハンナ（ケイト・ウィンスレット）に助けられたことから、
二人はベッドを共にするようになる。
やがて、ハンナはマイケルに本の朗読を頼むようになり、
マイケルの想いは深まっていくのだったが、
ある日彼女は突然マイケルの前から姿を消してしまう。
数年後、法学専攻の大学生になったマイケルは、
ハンナと法廷で再会する。彼女は戦時中の罪に問われ、
ある秘密を隠し通したために窮地に追いやられ、
無期懲役の判決を受けるのだった。
時は流れ、結婚と離婚も経験したマイケル（レイフ・ファインズ）は、
ハンナの最後の“朗読者”になろうと決心し、
ハンナの服役する刑務所に
物語の朗読を吹きこんだテープを送ることにした・・・

ケイト・ウィンスレットは、アカデミー賞を獲っただけあって
体当たりの演技と押えた演技のバランスが
上手いなぁ～と思った。

15歳のマイケル役のデヴィッド・クロスは
ドイツ人で、英語の特訓を2年間受けて望んだ役らしく
お金持ちのお坊ちゃまの初々しい感じと
若者のがむしゃらさが出ていて
ケイト・ウィンスレット相手に頑張ったなぁ～と感心。

彼女の過去を知り、
ひた隠しにする秘密に気付き葛藤し
それでも何も出来なかった自分を悔いている
大人になったマイケル役のレイフ・ファインズは
こういう苦悩する男の役が本当によく似合う。

やはりドイツといえば、ナチス時代の暗い影を引きずっていることは
他の映画等でも見られることだけど
私が衝撃的だったのは、ナチス幹部でもなく
一介の囚人監視者に対しても20年以上経っても裁判が行われ、
厳しく断罪されているということ！
下っ端の人間には、選択の余地が無かっただろうに
そういうことは考慮されないということに驚いた。

映像が古き時代の雰囲気をよく捉えていて
2人が激しくも切ない恋に身を焦がしている部分は
まるで夢のような感じの雰囲気が出ている。