kyoの今日を楽しく☆

趣味の陶芸・食べ歩き・映画鑑賞などを通じて毎日を楽しく充実して過ごせたらと思っています!

「ブラックスワン」

2011年05月25日 23時45分18秒 | 映画

やっと気になっていた映画を観に行ってきた。

ナタリー・ポートマンが第83回アカデミー賞の最優秀主演女優賞に輝いた話題作。

「ブラックスワン」

監督は、『レスラー』でミッキー・ロークを見事に復活させた鬼才ダーレン・アロノフスキー。

ストーリーは・・・

ニューヨークのバレエ・カンパニーに所属するニナ(ナタリー・ポートマン)は、

元ダンサーの母親・エリカ(バーバラ・ハーシー)の寵愛のもと、

人生の全てをバレエに捧げていた。

 そんな彼女に新作「白鳥の湖」のプリマを演じるチャンスが訪れる。

だが純真な白鳥の女王だけでなく、邪悪で官能的な黒鳥も演じねばならないこの難役は、

優等生タイプのニナにとってハードルの高すぎる挑戦であった。

さらに黒鳥役が似合う奔放な新人ダンサー、

リリー(ミラ・クニス)の出現も、ニナを精神的に追いつめていく。

やがて役作りに没頭するあまり極度の混乱に陥ったニナは、現実と悪夢の狭間をさまよい、

自らの心の闇に囚われていくのだった……。

何といってもナタリー・ポートマンの迫真の演技に圧倒された!!

子供の頃にバレエを習っていたことがあるらしいけれど、

今回10カ月に渡る猛特訓を行い、本格的な舞踏シーンに臨んだらしく

素晴らしい踊りも見せてくれている。

それにしても、どんどん追い込まれていく後半シーンなどは

この映画ってホラーだっけ・・・というぐらい怖い・・

思わず声を出して叫んでしまいそうになるので、何度か口を押さえた。

隣の人が思わず「こわっ・・・」と言った気持ちはよく分かる。

ニナに主役の座を追われるベラ役がウィノナ・ライダーだったということは

映画を観ている時には分からなかった~。

とにかくナタリー・ポートマンの熱演を楽しんで欲しい。


「八日目の蝉」

2011年05月11日 22時56分32秒 | 映画

原作本を先日読んで、是非映画も観てみたいと思っていた作品
「八日目の蝉」を観に行ってきた。

直木賞作家・角田光代が手がけた初の長編サスペンスを映画化。
井上真央と永作博美の共演も話題。

ストーリーは・・・
1995年10月東京地裁。
秋山丈博(田中哲司)、恵津子(森口瑤子)夫婦の間に生まれた
生後6カ月の恵理菜を誘拐、
4年間逃亡した野々宮希和子(永作博美)への論告求刑が告げられた後、
希和子は静かにこう述べた。
「四年間、子育ての喜びを味わわせてもらったことを感謝します」と……。
会社の上司で妻帯者の丈博を愛した希和子は
彼の子供を身ごもるが、産むことは叶えられなかった。
そんな時、丈博から恵津子との子供のこと知らされた希和子は、
夫婦の留守宅に忍び込み、赤ん坊を抱かかえて雨の中を飛び出す。
希和子は子供を薫と名づけ、
各地を転々としながら、流れ着いた小豆島でひと時の安らぎを得る・・

なんと言っても、井上真央が新たなる境地を切り開いたなぁと感心した。
子役の頃から活躍し、演技力には定評があるものの
今までは、とても素直な役か気の強い女の子といった役が多かったけれど
今回の誰にも心を開けなくなった押えた演技の要求される役も
しっかりと演じきっていた!

最近は重要な脇役の位置を固めることの多い
小池栄子も、少し変わったルポライターの安藤千草を熱演していた。

母親役には少し童顔過ぎる永作博美も
子育て出来る喜びが溢れ出るような表情などがとても印象的だった。

やはり2時間半にまとめなければならないので
かなり原作からは、はしょっている部分は沢山あるけれど、

原作の壮大なスケール感はそのままに
小豆島の素晴らしい自然の風景の映像に心癒される。

特に、昨年の夏に小豆島に旅行に行ったので
瀬戸内の静かな輝く海や、
のんびりとした島の雰囲気などを思い出した。

NHKで同じ原作をドラマ化して
檀れいと北乃きいが演じていた作品と見比べたくなった。


東京パンツアー1日目

2011年05月03日 22時53分25秒 | 旅行

いつものパン部のメンバーで
一度東京のパンツアーを行ないたいと以前から話していて
このGWに実現することになった~。

朝、新幹線で品川駅まで。
赤坂のホテルに荷物を預けて、白金台へ。

2ヶ月前の電話予約で、なんとか予約の取れた
「カンテサンス」(フレンチ)でランチを楽しむ。

ここはミシュランで3つ星を取っていて
とても若いシェフが、素敵な感性で料理を作られている。

なかなかディナーは難しいけれど
ランチぐらいだったらと奮発して行ってみることに。

店内は写真撮影がダメということで
素敵な御料理の写真がないのが、とても残念だけど・・

どれもこれも美味しかった~♪

前菜として出てきた
「ガスガスパチョ」と呼んでいた、炭酸水の入ったトマトスープで
胃の準備も万端に!!

そして、京都で今朝搾りたてのヤギのミルクと
南イタリア産の有機栽培の完熟グリーンオリーブで作ったオリーブオイルと、
ブルターニュ地方のゲランド塩田の天然海水塩が
三位一体となった素晴らしいババロア♪
このオリーブオイルがめちゃくちゃ美味しい!!!
百合根とマカデミアナッツの食感がアクセント。

車海老&ボタン海老
焼いた車海老の上にボタン海老を細かくした身がのせられている。
全て食べれるとのことだったけれど、
車海老の殻はもう少しパリっと焼いてもらった方が好みかな・・。

お魚は萩の甘鯛。
ウロコをパリパリに焼いていて、これが美味しい。
でも、身の部分はふんわりとして柔らかい。
北海道産のうにソースには、コンテチーズが合わせてあって
初めて食べる味わい。

メインは鴨肉。
火入れ一つとっても、到着の3時間前から換算して
少し火を入れては休めてということを何度も繰り返したという
鴨肉の柔らかさとジューシーさに感動。

クレーム・オ・ココ
滑らかなココナッツクリームに
コクのあるピスタチオオイルと、
苦味のあるエスプレッソソースがアクセントになって!

メレンゲのアイスは、一旦メレンゲを焼いたものを
砕いてアイスにしているらしく
メレンゲの香ばしさが残るけれど
口に入れるとふわっと溶けてしまうぐらい滑らかなアイス!
その上に能登の海水で作ったソースを
ひと吹きかけてあって、塩の加減がいいっ

シンプルでモダンな飾りつけも好みだったし
給仕の方の堅苦しくないサービスも素敵だった。
私達がパン好きだと言うと
大阪のレストランに勤めていたことがあるということで
大阪の美味しいパン屋さんについて大いに盛り上がった。

とても満足なランチで幸先の良いスタート。

白金台のミナ・ペルフォネンなどのお店を散策した後は
お芝居を観に行く班と、東京ミッドタウンへ行く班に分かれる。

私達は、東京ミッドタウン内にある
「21-21 DESIGN SIGHT」へ。
倉俣史朗とエットレ・ソットサス展を観に行く。

安藤忠雄設計のコンクリート打ちっぱなしの建物の中に
親交のあった2人の変わったデザイン作品が
ゆったり配置されてあって、面白かった。

あいにく雨が降ってきていたけれど
行ってみたいパン屋さんの一つ
「ル・パン・コティディアン」へ。

東京タワーも節電の為、消灯しているけれど
真ん中の部分にハートマークが取り付けられているのが
心温まるのが見える芝公園の中にあるお店。

ベルギーのパン屋さんで
有名なカンパーニュ系は、1つがとても大きい!

ナチュラルな椅子とテーブルが並んだ店内へ。


一番オススメの色んな種類のカンパーニュのスライスを
盛り合わせたバスケットを頼むと
3種類のジャムがついてくるらしい。

ボリュームのあるアボガドサラダと


チキンのタルティーヌを頼んでみた。

サラダにもバケットとカンパーニュスライスがついてきたので
バスケットのパン達は食べきれずお持ち帰りさせてもらった。

こんな感じで一日目は終了~。