考えるための道具箱

Thinking tool box

偏愛マップ。

2004-11-24 17:01:08 | ◎紹介
プロフィールのかわりに「偏愛マップ」をアップしてみました。ご存知の方も多いと思いますが、さまざまな飛び道具を開発している齋藤孝先生(※1)のコミュニケーション・メソッドのひとつです。

ようは、自分がディープに関心を寄せているものを、たとえばカテゴリー別に地図化していき、完成したあかつきに名刺交換の場などで渡すとコミュニケーションが活性化する、というものです。

書き方は自由ですが、偏愛の構図・関係性がわかるマップ状のものがよいようです。もちろん、イラストなどを書き添えて、場を和ませるのもOK。字に味があるなら『脳業手技』(榎本了壱、マドラ出版)(※2)で榎本さんが偏執的に描かれている有機的な曼荼羅でもいいいかもしれません。1冊の本『偏愛マップ―キラいな人がいなくなる コミュニケーション・メソッド』(齋藤孝、NTT出版)としても、まとめられていますので、関心のある方は一読を(買うほどのことはないかもしれません)。

そもそもは、会社の後輩が、忘年会だかなんだかのイベントとして発案したもので、これが配布されたときは、そこそこに盛り上がりました。小規模な事業所であれば、これからの季節、おすすめかもしれません。

以下は、私の偏愛マップ2004/ver1.1です。絵的な地図ではなく、50音順に列挙する方法をとっています。こうしてみると、きわめてスノッブなカオスですねえ。これからこのBLOGのテーマとなるのは、おおむねこのあたりのことになりますが、年度ごとで微妙に変わりもするだろうからバージョンアップはしていきます。これら周縁情報で、その中心がイメージできますでしょうか。読みにくくてすいません。わざとです。
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(※1)齋藤先生は世にあまた活躍するブロックバスター先生のなかでは、私のなかでは、まだまっとうなアイデアマンかと思っています。「声に出したい…」とか、とんでもないのはおいておいて。
(※2)この本は、少し入手が難しいかもしれませんが、企画書の書き手やコミュニケーション・ソルバーにとっては、わくわくする本です。クリエイティブディレクター・榎本了壱さんの手書きの企画書を公開しているわけですが、コンセプトワークやそれにまつわる構造図を、ときにはアイデアスケッチなども交えながら、ものすごく緻密に6Bぐらいの鉛筆で描いたものがたくさん紹介されています。ビジネス企画書としてはまったく参考になりませんが、ものごとの構造化、企画のコミュニケーションという視点では、勉強になります。アマゾンのレビューによると建築の先生が教材として使ったりもしているようです。


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