そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

3月9日(月)その2

2009年03月09日 | 昔日記
 学部長主催の懇談会は、詳しい資料が配布されたので、目を通していたら、意見を言えと突然指名された。何もございませんと答えて、呆れられる。もう全然やる気ないもの。それを、現基幹委員長だからと言って指名したりするのは、野暮というものだ。

 45分間ほど懇談会には顔を出して、それぞれが勝手なことを言っているのを尻目に退出、御茶ノ水へ急ぐ。

 16:30から新編S大成の委員会である。片桐洋一先生、久保木哲夫先生が既においでになっていた。片桐先生に、4月に大阪大学で研究発表をさせていただきますとご挨拶する。また、今月末には、片桐先生からも指導を受けたKさんの学位請求論文の公開審査が予定されており、私は副査を仰せつかっている。そのことも話題にする。追って井上宗雄先生もいらっしゃった。ご本のお礼を申し上げる。

 委員会では、今後の電子テクスト提供の在り方をめぐっての議論となった。私は極端なオンライン・データベース讃仰者なので、そうした立場で意見を申し述べたが、出版社のYさんも概ねそういう方向のお考えのようである。「日国オンライン」が引き合いに出されたが、私が小学館からヒアリングを受けた時、向こうの担当者は、オンライン版なんてバカバカしいと笑っていた。それが今やどうですか? 5年、いや3年後は分からないよ。

 Yホテルの美味しい食事をいただき、バーに誘われたので、ラムを1杯だけ注文した。内視鏡検査を1日延期したので、21:00以降は飲み食いしてはいけないと言われている。最後にアルコール消毒である。

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