そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

11月20日(土)

2010年11月20日 | 昔日記
 昨夜は池袋で、1日遅れのBeaujolais Nouveauを飲み、なぜかスペイン料理を食ったのだが、向うのビルでフラダンスの教室をやっていて不気味だった。

 さて、本日はW文学会の例会。拙宅から40㎞離れた会場へ、十分な余裕を持って向かう。大学院同期のM君が勤務している大学であり、モノレール下車すぐという存外便利なロケーションであった。モノ研(「もののけ姫研究会」ではない)。も同時開催らしい。

 先月の大会で新委員が決まったが、新委員会が構成されるのは12月となるため、それまでは旧例会委員会が運営担当となる。私は副委員長で、今日は閉会挨拶をせねばならず、仕方なくスーツに、コルセア柄のネクタイを締めてきた。
 
 今回は研究発表特集で、40分ほどの発表4本と、質疑は一括してという、いささか変則的なやり方となったが、発表者も駆け出しのあんちゃんから超ベテランまでと、バランスのとれた顔ぶれだったし、成功であったと思う。参会者数がいま一つだったのは、テーマがいささか限定的過ぎたせいかもしれないが、関西や中国地方からの参会者もあった。

 その前座がUちゃん。眼鏡を買い替えたそうだ。まあ前座らしい発表だったが、予想された通りKO勢の集中攻撃にさらされ、それでもKOに至らなかったのは、まあようござんした。トリのA氏、ますます頭が白くなったなあ。

 さて、閉会の辞を述べ、委員会に出る。事務局が変わり、前事務局のS氏はせっかちなくらいの議事進行だったのが、新代表委員のH先生はなかなか慎重で、急かすにしかずと珍しく積極的な発言を心がけた。

 Nさんの携帯に電話すると、Uちゃんの慰労会をやっているという。モノレールに乗り、そのお店に向かう。そこまで例会委員長殿とご一緒した。委員長殿は桜上水大学の教授だが、今年はサバチカル中とのこと。教員が文理合計260名ほどいて、サバチカルが取れるのは年に2名だそうだ。一生取れない人もいるとのこと。それはラッキーでございました。ウチは教員数180名弱で、10年に1度、半年なら5年に1度取れる制度になった。こういう条件は、大学によってまちまちである。大学院の同期入学で、私よりハンモック・ナンバーが1つ上、かつ痛風仲間?のKさんは、いま桜上水大学の次長なのだそうだ。「次長課長」ではない。副学部長ということだそうだ。

 中華街?のお店で皆と合流。7人ほどで小龍包をバンバン食った。帰路は同じ駅で降りるIさんと同道する。

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