そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

2月20日(金)

2009年02月20日 | 昔日記

 教科書会社から頼まれたエッセイの初校を終えて、5:00amに近くのセブンイレブンから宅配便で返送。2ページ分8,000円也の仕事である。美しい版面となるよう、ちょこちょこ弄った。

 朝はどうする、粥でも炊く?と、ご就寝中のパートナーに声を掛けると、お願いと返事がきたので、米を1合弱ほどを洗って釜にかけた。適当なものである。粥といっても、別に誰かが病気というわけではありません。我が家ではよく、朝粥にいたしますので…。

 山本源太作の盃は、昨夜「太郎月」で使ってみたけど、大きさはちょうどよろしい。作家は鳥取県の出身で、八女の山奥に窯を構えている人らしい。九州ー!という感じで、溶岩のごとき風情である。ラドンでも出現しそうだ。しばらく持ち歩いて、使ってみることにいたしませう。釉薬がかかっていない焼物なので、少し晒しておく必要がある。そこで、抗菌作用が強力らしい「マヌカ」を塗り込んで、ひと晩塩水に晒しておいた。どうなることやら。

 それよりも、安い抹茶茶碗を、どこかで買ってこないとなあ。18歳で上京の折に持って来た布志名のぼてぼて茶碗(3,000円也)を、去年粗相して割ってしまって以来、飯茶碗で茶を点て喫するも、どうにもこうにも感じがでない。実家に帰れば茶碗は家中にころがっているけど、松江に帰って、金津滋の茶碗でも見つけてこようかな。たしか「ギャラリー椿谷」に、80,000円くらいでいいのがあったんだけど…。仕事部屋のPC脇の壁には、金津滋作の「龍蛇さん」の版画が掛けてあるのだ。


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