初詣は亡父の実家の神社へ。芸能の奉納が行われていた。
午後の飛行機で東京へ帰る。
やくもたつ 出雲を措きて とりがなく 東の空に たち戻りけり
天翔ける 程はわづかに 一時間 五分と聞けば 労しからず
羽田とは つきづきしかる 名なるべし 翼並ぶる 多く見ゆれば
妻と娘(こ)と みたりの旅は をはりけり かかる円居は 後もあらむか
部屋の隅に 畳み重ねし 三人の 布団を母は いかが見たまふ
初詣は亡父の実家の神社へ。芸能の奉納が行われていた。
午後の飛行機で東京へ帰る。
やくもたつ 出雲を措きて とりがなく 東の空に たち戻りけり
天翔ける 程はわづかに 一時間 五分と聞けば 労しからず
羽田とは つきづきしかる 名なるべし 翼並ぶる 多く見ゆれば
妻と娘(こ)と みたりの旅は をはりけり かかる円居は 後もあらむか
部屋の隅に 畳み重ねし 三人の 布団を母は いかが見たまふ
「こぞことし 何か変はらむ うち外に 人をあやむる 事さはに聞く」
「から国と 交らふ中も むつかしき はや返してよ 竹の島をも」
「国の民 右へ左へ 往きて往く 番号配り つひに果てねば」
「改まる みつぎの法も 食ひ物を どこで食ふかで 変はるなるらし」
「日の本の 国の行くすゑ いかならむ かくも子どもの 数減りぬれば」
本年は、御歌所風旧派歌人でいこうなかなあ。そういうの詠む御仁も絶滅しているから、ユニークかも。尊敬すべきは、明治大帝ということになるでしょうか。おそれ多いや。(-_-;)