布哇大学のH先生は波蘭人院生Cさんの指導教授であらせられるが、舎路のW大学A教授の、大学の後輩にあたる方である。このたび来日されたので、Cさんもご一緒に神楽坂で一夕をともにした。
地下鉄の赤城口で待ち合わせ、赤城神社から裏道を散策、「jokogumo」や「椿屋」をのぞいてから、「東白庵かりべ」へとご案内した。会議を終えた同居人は、遅れて合流。
お店はずいぶん混んできたが、「はまだまは」似の花番さんが個室に招じ入れてくださったので、ゆっくりとお話ができた。布哇大学には寂庵というお茶室もあるよし。いいなあ。筒井先生からいただいたお手紙も、そっくりH先生に差し上げた。
「東白庵」は、外国の客人を接待するには、最好適のお店である。フキノトウの天麩羅が、H先生にはお珍しかったご様子だった。