自然な栽培と共にサラリー農業

自然な栽培を通してサラリー農業の可能性を探求。時間がない中、汗をかき、知恵を出す!!自然の循環の鍵は「土」にあった。

第10回元田セミナー!!躍るアホーと観るアホー その2

2014-02-27 12:49:17 | 日記

 3月1日 曇り

 

元田セミナーに参加していつも思う事だが「ここまで掘り下げてやるか!!」である。

この写真は作物の成分表による品質評価表です

どんな農法で栽培したかが問題でなく、どんな成分なのか!が大事なんだそうです。

要は野菜が産地直送であろうが無農薬であろうが無肥料であろうが慣行栽培であろうが

成分評価され市場に提供される仕組みが出来上がっているようです。

 

抗酸化値の評価はもとより驚いたのが各ビタミン及びアミノ酸含有率も対象となっている事でした。

現在、測定できるものは殆ど全て独自に測定し評価の基準になる訳です。

 先日、FBに投降したローソンの記事http://www.lawson.co.jp/company/news/083637/

 ミネラル成分に特化したオリジナルブランド野菜を販売する戦略をきいて

いよいよ日本の農業は根底から覆されるな!と感じました

 

既にネット野菜販売においても独自の基準を策定し販売されているデザイナーフーズ

2万点以上のサンプルを10年以上前から集め新しい角度から消費者に提供している。

 

 

更に元田セミナーで面白いのは参加者が他種業の方がいる事だ。

その一人が佐賀県にある栗山建設のスポーツターフ事業部のスマタじゃなかった

沼田氏である。見た目はどう見てもアッチ系のスキンヘッド

話すと勉強家のお茶目な方でした(笑)

何故、芝関連の方がと思うだろうが、実はリードUP繋がりなんだそうです。

私の記憶が正しければJリーグの大分トリニータの芝を管理し、全国50か所のゴルフ場などの

芝も管理されているそうです。

話によれば芝が張りつくまでには3ヶ月は最低掛かるそうですがリードUPを使用すると

1カ月で仕上がるそうです。

それは何故か?

芝は砂地に薄い腐葉土を敷き成長を促し、まばゆいグリーンを維持しなければならないと。。。

となれば畑で栽培する作物よりメチャメチャ難しい訳で。。。

沼田氏がいいます。。。全て芝は植物生理学に基づき成長し土壌生成理論で生かされていると!!

理に叶う作業展開が蓄積されたデータと共に存在している訳です。

 

ここで元田さんが身を顧みず危機感を持って訴える理由が分かる。

さて自然栽培の我々は。。。?

遅れているのは我々で「安心・安全」を追いかけて大事な事を忘れている。

土壌生成理論の提唱者の内水博士が「樹を見て森を見ず」とは良く言ったものだ

 

躍るアホーに観るアホー。。。。共に成長するアホーにならなければと強く思うセミナーでした

 

 

 

 

 

 

 

 

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第10回元田セミナー!!躍るアホーと観るアホー その1

2014-02-27 07:20:42 | セミナー

2月27日 曇り

 

2月25、26日の2日間、第10回を迎えた元田セミナーに参加してきました

1年ぶりの開催という事でとても楽しみにしていましたが、参加人数が35人と少な

て言うか予想していたどうりでした(笑)

大体、自然栽培セミナーと謡いながら牛さんやブタさんのウンコをどうするか?

耕畜連帯を考える。。。なんて事を全面に押し出して「何も加えない、何も足さない」を

信条に頑張ってる方々には違和感と言うより「邪道」と捉えてしまい真面目で堅実な

自然栽培人は参加してこないからだ

言い換えれば、今回も参加してきた方々は不真面目で最悪な極悪非道な自然栽培人となるわけだ

もっと言い換えれば主催の元田さんは「日中引き回しのうえ打ち首獄門の刑」に科せられる極悪人の

首謀者となるだろう。。。あはは

だから、躍るアホーの元田さんに、参加してきた私たちは観るアホー!!となる訳です。

そして、それを横目で観ているアホーもいるんですね。。。

さて誰が本当のアホーなんだろう??


今回も素晴らしい情報が盛りだくさんに準備されており惜しげもなく我々に提供して頂きました。

本当に有難いことです。


これはブタさんの排泄物をリードUPで処理して「土」に変えたスーパー有機。

触っても、匂いを嗅いでも土でした。

これがわずかな時間で、ブタさんのウンコとオシッコが土になる事実を見せられると感動もの。

普通、市販されている動物性堆肥は3ヶ月から6カ月かけ堆肥に仕上げて行きます。

それを、さらに完熟たい肥に仕上げるには2,3年は寝かさないとできません。

要するに元々が未熟であり質が悪く、腐植への回路が上手く働いていないので時間が掛かるんです

ね。まっ、時間をかけても無駄でしょうが。。。

しかし、これは既に土化しているスーパー有機物なんです。

何が凄いか!って

これこそが土壌生成理論を使い自然の土壌を再現している姿だからです。

この仕組みをセミナーでは詳しく説明するんですからね~~~凄いわ

あの奇跡のリンゴを生み出された自然栽培の神様と言われている木村さんは

5年以上発酵を促し尚且つ、カイワレ大根の種を蒔き発芽するモノだけを「安全な土」と定義され

圃場に蒔いても問題ないと認めています。

ただ、この考えでは化学的な整合性に乏しいのでは?

簡単なやり方!と言う観点からは良いのでしょうが、そんな事ばかりを認めていたら

いつまでたっても自然栽培は世間から認められないのではと危惧しちゃう

やっぱり万人に説明できて誰がトライしても品質の高い作物が生産できなければ本物の方法では

ないと感じます。

消費者は安くて安全なモノを求めます。

その過程や栽培方法は二の次。。。それが現実であることを早く気づかないと

その過程や栽培方法を全面にアピールする商売は、自然淘汰されていくと感じて

います。

もう時代が変わっているんです。

農業を生業にしていない私だからこそ、見える事かも知れませんし、舵をきる

機動性に優れているのかも知れませんね

背負うモノが違う元田さんが先頭切って問題提起をし、次の世界へ進もうと走り続ける姿は

やはり底抜けな躍るアホーじゃなきゃ出来ないね


 

 

 

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