史跡訪問の日々

幕末維新に関わった有名無名の人生を追って、全国各地の史跡を訪ね歩いています。

新宿 Ⅳ

2017年08月04日 | 東京都
(常圓寺)


贈従五位 水野徳三郎寛友墓

 常圓寺の墓地は道路によって二か所に分断されている。その北側の墓地に富山藩士水野徳三郎の墓がある。
 水野徳三郎は隊長。慶応四年(1868)六月二十四日、越後藤村にて戦死。三十八歳。
 右手の法名を刻んだ墓に「義寛院精進日勇居士」という徳三郎の法名があり、こちらが本墓であろう。左手の墓は、大正九年(1920)に末裔の陸軍歩兵中佐水野勝太郎氏が建立したものである。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「幕末維新懐古談」 高村光... | トップ | 麻布十番 Ⅵ »

コメントを投稿

東京都」カテゴリの最新記事