これが私の生きる道

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私の2012年ベスト1

2012年12月29日 18時19分04秒 | 思うこと
今年も残すところ、あと2日あまりとなりました。
昨年、一昨年と引き続き、
2012年のそれぞれの分野の私的なベスト1を紹介します。

★最優秀レコード大賞(アルバム曲部門)

「again×again」(miwa)

今年のライブでは本編最後に演奏されることが多く
ポップさとロックスさが上手い具合に配分された曲です。
サビだけでなく全体的に勢いがあり
自ずと身体が反応するところも○です。
次点はミスチルの「過去と未来と交信する男」で
こちらは盛り上がる系の曲ではないですけど
占いをテーマとした曲の物語性は
最近の作品としては秀逸なものがありました。

★最優秀レコード大賞

「Welcome home」(SCANDAL)

この曲はシングルのカップリング曲で、アルバムにも収録されていましたが
曲調的には盛り上がりよりも
ホッとさせられるような曲です。
歌詞は上京した主人公が都会で奮闘しているときに
故郷を思い出す、みたいな感じで
元気づけられる内容です。

★最優秀ライブ大賞

SCANDAL HALL TOUR 2012 「Queens are trumps-切り札はクイーン-」

今年も30本近くライブに行って、いいライブはたくさんありましたが
もう一度どれか見たいかって言われたらこのライブを選びます。
アルバムツアーでその曲は全曲演奏しましたが
それを全く感じさせないほど融合されていました。
惜しいのは本編最終盤がほとんど既存曲だけだったことです。
その他にはmiwaのホールツアー「guitarium」もかなり良かったです。
昨日行ったばかりのMr.Children [(an imitation)blood orange]Tourは
席位置の影響が強すぎるので外しました。

★最優秀新人賞★

SCANDAL

本当の意味での「新人」ではありませんが
自分が今年最もサプライズに感じたアーティストは
間違いなくこのバンドです。
デビュー当時にミュージックステーションに出ていたときに
セーラー服を着て、雨に濡れたPVを紹介していて
「なんだ、色物か」というレッテルを貼っていましたが
現役ではNO.1のガールズバンドだと思います。

★最優秀アカデミー賞

「愛と誠」

個人に今年は映画の当たり年で
他には「ダークナイト・ライジング」「アベンチャーズ」「アルゴ」など
秀作ぞろいでしたが
こちらも今どの映画を見直したいか考えたときに出てきたのが「愛と誠」でした。
邦画を映画館でみることはほとんどなくて
期待もさほどしていませんでしたが
ミュージカル仕立てにしたのは上手かったと思います。
最後も悲しい終わり方するのもいいです。

★最優秀演劇大賞★

第3回ブス会 『女のみち2012』

映画とは逆にこちらはそれほど心に残っている作品は少なくて
単純に一番面白かった舞台を選びました。
12月にこの舞台の出演者を集めたトークショーがあって
そこでも裏話をたくさん聞けたので、
それもプラス材料となりました。

★最優秀ドラマ賞★

「梅ちゃん先生」

1クールの連ドラでは「悪夢ちゃん」ですが
最後の2~3話がちょっとグッとくるものがなかったので
やっぱり一番は「梅ちゃん先生」になりました。
はじめて朝の連ドラをきちんと見ましたが
こんなに毎日楽しみになるとは想像していませんでした。
しかし残念ながら次作の「純と愛」は1週間で断念しました。

★最優秀女優賞★

堀北真希

「梅ちゃん先生」の影響でしかないんですが
おそらく自分的には彼女の生涯最高の作品になったと思います。
それほど本人のキャラクターと梅子のキャラクターが
ダブって見えました。
今月NHK-BSでプライベートでダイビングをする番組をやっていましたが
より好感がもてました。
本当、変なIT社長とかと結婚しないように祈っています。

と一応、思いついたもので書いてみましたが
後から「あれもあったなぁ」と思うかもしれませんが
来年もいい作品に出会えるといいです。

Mr.Children [(an imitation)blood orange]Tour2012-2013

2012年12月29日 00時45分35秒 | 音楽
年末最後を飾るミスチル ライブに行ってきました。
今回のツアーはFC抽選に落選したのにはじまり
HP抽選にも外れ続け、
一度は行くことを諦めかけていました。
風向きが変わったのはアリーナ公演のFC抽選に当選してからで
このチケットと交換でドームツアーのチケットを手に入れようと考えていました。

チケットボードなどでそのようなチャンスも皆無ではなかったのですが
どうもさいたま公演は横浜公演に比べて人気がないみたいで
交渉には至りませんでした。
そんな中、たまたま2chで○○○○(曲名)が演奏されるらしいという書き込みを見てしまい、
この曲はあまり演奏されることのない大好きな曲で
もう絶対行くことに決めました。
そこで掟破りのヤフオクに没入していきました。

当然ですが定価で買えるものは皆無で
最低でも2万円は掛かる状態でした。
ライブ日が1週間を切った頃、アリーナ47列で25000円という出品をみて
いても経ってもいられず、落札してしまいました。
まぁアリーナだからこの位の値段は仕方ないかと思っていた矢先に
今度は立ち見ブロック30000円の商品を見つけました。

チケットももう届いてしまっているし、散々悩みましたが
己の欲望には勝てずに入札しました。
一度は高値更新されてしまい一度は諦めましたが
繰り上げされて落札できました。
先に買ったアリーナのチケットを処分して
はじめての立ち見ブロックでの参加となりました。

だがここで皮肉なことがおきました。
ダメもとで申し込んでおいた当日引き換え券チケットの抽選に
当選してしまったのです、しかも28日、29日両方とも。
これは憶測ですが、はじめは当日券を出そうとしていたところ、
ここ数日すごく寒くなってしまい、このまま徹夜組を出したら病人が出るかもしれないと
当日券で売ろうとしていた分を引き換え券で出してしまったのではないでしょうか。
その証拠に他の会場での当日券の席種、注釈付指定席ばかり当選していたようです。
計3枚も当たってしまったのでヤフオクで
1枚当たり2万円位で売れそうでしたが
それは止めて、仕事のお得意さんとmixiの掲示板で譲りました。

過去の公演では開演前の3時間前から立たされたとかきいていて不安でしたが、
今回は1時間前で、これなら普通のライブハウスと変わらない時間です。
しかし今日は寒くて、しかも途中から雨も振り出し
薄手のシャツにパーカーしか着ていなかったので、凍えそうでした。
CAブロックは17時30分頃に会場の中に入れて
整理番号が200番台でしたが
エリア内の前から3列目、花道からは10mほど離れた場所に陣取れました。

これも過去の書き込みで、息をするのが困難なほど
混み合うと書いてあったのですが
エリア内は特に後ろの方はかなりスペースがあり
前の方でも押されることなどほとんどなく
横の人とはむしろ指定席よりも余裕がありました。
前も女性の人が多くて、ステージも高めに設営されていて
頭も邪魔にならずにとても見やすかったです。

今回はドームツアーということでスタジアムモードで
普段よりは人が多く入れる仕様でしたが
桜井さんがMCで26000人入る、って話していて
他のドームが4万人近く入れることを考えたら
そりゃ関東でこれじゃ落選者でまくりだよ、って合点がいきました。


ここからネタバレゾーンです。


まず不満だった点から
セトリに関して、中盤の「マーマレード・キッス」「抱きしめたい」が
「OVER」「幸せのカテゴリー」だったら最高だったなぁと。
あとどこかで「タガタメ」を終盤に歌うって見て
いつ歌うかって気にしていたら結局歌わなかったっていう
これは個人的な問題です。
自分は関係なかったんですけど、緑の非常灯がずっと点灯していて
いつもは消えていたのになぁって。

で不満はここまでで、
まず今回のアルバムで一番好きな「過去と未来と交信する男」が1曲目で
この曲のテーマである占いを表現した
桜井さんを含む3人の占い師が水晶玉を囲んだ形で
ミスチルには珍しいドラマチックな演出でした。
しかも曲が終わると同時に桜井さんがステージから消えるイリュージョン(桜井さん曰く)
まであり、はじめからテンションが上がりました。

6角形のスクリーンが15個近くあり
それが曲によって移動して様々な演出を見せていました。
個人的には「Pink~奇妙な夢」の映像が一番好きでした。
冒頭に書いた○○○な曲は「天頂バス」で
本編では歌わなかったのでガセネタかと思っていたら
アンコール1曲目で、しかも映像もカッコよくて
これだけでも見る価値ありです。

そして何と言っても立ち見ブロックのすごさに圧倒されました。
CAブロックは花道の先端のセンターステージの真横で
こんなに桜井さんを近くで見たのは今日がはじめてです。
「Worlds end」なんて最近はイントロがはじまると
「あぁ今回も歌うのか」と思うことも正直ありましたが
桜井さんがこちらに来てくれるだけで
掛け声も自ずと大きくなるものです。

もちろん他の人も声援が大きくなりますから
盛り上がりやすいし、
かといって押されることもないのでジャンプも腕あげもしやすく
ライブ好きとしては理想的な空間でした。
もう最終盤の「エソラ」「Mashmarrow day」の盛り上がりは
大変なものでした。

結果的に当日引き換え券が当たったので定価で入れることもできて
3万円払ったのに後悔めいたものがあったのは否定できませんけど
実際体験してみると、それだけの価値は間違いなくありました。
大体この席と500レベルの席が同じ値段というのは無理がありすぎます。
昨日までは、立ち見ブロックは立ちっぱなしだし
押されて見にくそうだし大変そうだ、なんてうそぶいていたけど
東大に入っても幸せになれるわけじゃないと
言い訳しているのと同じで、見える景色は確実に違いました。

正直、この先、立見ブロックがあったら
今回同様、ヤフオクで買ってしまいます。
そういった意味では禁断のblood orange(果実)に手をつけてしまったのかもしれません。
もうこの衝撃を体験してしまったら元には戻れません。
もしFC抽選に当選していたらオークションに手を出してまで
立ち見ブロックを買うことはなかったし
何で収容人数の多い東京ドームじゃないんだと憤っていたものが
音響を含めて環境のいいさいたまスーパーアリーナで開催してくれて良かったし
マイナスだと思っていたことがプラスに変わることがあるんだなぁと
そんなことを思いました。

そんなわけで今年最後のライブを
最高の形で締めくくることができて
幸せな気持ちでいっぱいです。

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