夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

休日のひととき

2012-06-04 06:58:11 | 一歩二歩、散歩~横道
6月3日(日)

 午前中は曇り空が広がっていて、少し肌寒かった。お昼近くにはお日様も顔を出して、ようやく汗ばんでいる。
 昨日は公立大学の講義で3時間消耗し、きょうはもうすっかりそのストレスから抜けだそうと思った。そして家内と二人で白神山地の膝下西目屋村の大川林道へ出かけた。
 津軽ダムの建築がかなり進んでいて、こんなに自然破壊しなければならないのかと危惧しながら車を進めた。ダムの宿命は川の水がダムサイトに流れ込み、いつかはまた泥溜のダムになってしまうのになあと思う。
 目指す場所には既に車が一台止まっていた。多分タケノコ採りの人だろうと思う。ガジャの花と津軽の人が言う「タニウツギ」のピンク色の花が咲けば、山の筍が出始めるというのはまさに正しい言い伝えでもある。
 たっぷり2時間ほど道下の林で森林浴をしながら、自分の知っている山菜をゲットした。
 毎年訪れる場所なので、だいたい何処にどんな山野草が生えているかを熟知しており、落ち着いて散策できる場所でもある。
 「根曲がり竹の筍」「ウルイ」「シドケ(モミジガサ)」「アケビの新芽」「ボンナ(ヨブスマソウ)」「ソデ(シオデ)」「ワラビ」「ミズ(ウワバミソウ)」「アマドコロ」などである。
 散策の途中ウグイスが数羽テリトリーごとに鳴き交わしている。私もその輪の中に入ってみようと、口笛でウグイスの鳴きまねをした。するとウグイスからの返答があるのだ。
春先なので下手くそなウグイスがまだいるとでも思っているのだろうか。
 しばらく行くと今度は足元が光っているかと思うくらいの白い花々。よく見ると写真のニリンソウの一群だった。
 このほかこの一体には「シラネアオイ」や「「ヒトリシズカ」の花々も咲いていた。

 11:30家内と合流し、山菜の処理を済ませまた車の人となった。
 夕食の一食分が収穫できたので、大満足である。
 
 昼食を済ませて、大白温泉(たいはくおんせん)のつるめきのある湯につかった。身体からも心のなかからも新陳代謝が進んでいくような、心地良いお湯であった。

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