夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

若き武士(もののふ)の語ったこと

2013-02-27 09:13:36 | 私と福祉とであいの旅
2月26日(火)

 久しぶりに晴天の津軽。
 空が青いと、周囲の雪もきれいに見えます。希望も感じられるのは、私だけでしょうか。

 この日夜の職員会議で一人の若き講師を招いて、創業者の思いを語っていただいた。講師は五所川原市の「NPO法人 あーるど」理事長 大橋 一之さん。(写真は金木町にあるカフェ「えいぷりる」 )

 彼によって法人は、7年ほど前に設立された。経歴を聞く中で私と重なる部分がかなりあって、まるで自分を見ているような気分になった。いやそれ以上に、私を超えているなと思う。

 「どんなに重い障害を持っていても、地域で暮らせる社会づくり」というテーマは、私も同じだからである。

 彼は誰も手を付けにくい「強度行動障害」の青年たちの支援をするために法人を立ち上げたのだ。そして約7年間で一つの形と成果を実感できるようになっている。
 彼が言った言葉の中に、「どんなに重い自閉症の人たちもゆっくりと学習し、発達している存在」というのがあった。
 本当に私もそう思う。
何よりも彼のすてきなことは、スタッフたちを育てようという熱き思いである。
 重い障害の方々こそ、本物を体感させていかなければならない存在であることを、今になって学んでいる自分でもある。
 
 

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