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久しぶりに晴天の津軽。
空が青いと、周囲の雪もきれいに見えます。希望も感じられるのは、私だけでしょうか。
この日夜の職員会議で一人の若き講師を招いて、創業者の思いを語っていただいた。講師は五所川原市の「NPO法人 あーるど」理事長 大橋 一之さん。(写真は金木町にあるカフェ「えいぷりる」 )
彼によって法人は、7年ほど前に設立された。経歴を聞く中で私と重なる部分がかなりあって、まるで自分を見ているような気分になった。いやそれ以上に、私を超えているなと思う。
「どんなに重い障害を持っていても、地域で暮らせる社会づくり」というテーマは、私も同じだからである。
彼は誰も手を付けにくい「強度行動障害」の青年たちの支援をするために法人を立ち上げたのだ。そして約7年間で一つの形と成果を実感できるようになっている。
彼が言った言葉の中に、「どんなに重い自閉症の人たちもゆっくりと学習し、発達している存在」というのがあった。
本当に私もそう思う。
何よりも彼のすてきなことは、スタッフたちを育てようという熱き思いである。
重い障害の方々こそ、本物を体感させていかなければならない存在であることを、今になって学んでいる自分でもある。