夢発電所

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「断捨離」ということ

2013-12-20 06:45:03 | つれづれなるままに
 「断捨離」とは、基本的にはヨガの行法、「断行(だんぎょう)」、「捨行(しゃぎょう)」、「離行(りぎょう)」という考え方を応用して、人生や日常生活に不要なモノを断つ、また捨てることで、モノへの執着から解放され、身軽で快適な人生を手に入れようという考え方、生き方、処世術である。

 単なる「片づけ」や「整理整頓」とは一線を引くという。

「断」=入ってくる要らない物を断つ
「捨」=家にずっとある要らない物を捨てる
「離」=物への執着から離れる

 「やましたひでこ」の著書が発表されて話題になり、この考え方が人々に広く知られるようになった。やましたひでこの著書群の説明によると、おおむね次のようなものである。

 日本では伝統的に「もったいない」という観念・考え方があるが、(これはこれでひとつの考え方・価値観ではあるが)この考え方が行きすぎると、物を捨てることができなくなり、やがて、すでに使わなくなったモノ、将来も使うはずがないモノなどが、家・部屋の中に次第に増えてゆき、やがては自分が快適に居るための空間までが圧迫され、狭くなり、また人は膨大なモノを扱うのに日々 膨大な時間や気力を奪われるようになってしまい、知らず知らずのうちに大きな重荷となっていて、心身の健康を害するほどになってしまう。

 断捨離は、こうした「もったいない」の観念(固定観念、思い込み)にとりつかれて凝り固まってしまった心を、ヨガの行法を応用して解きほぐし、知らずに自分自身で作り出してしまっている重荷からの開放を図り、快適な生活・人生をとりもどすための方法である。(Wikipediaより)

 先日何気なくこの「断捨離」実践方法をテレビで見た。年末のこの整理がしやすい時期に、その考え方は参考になったように思う。

 そしてもうひとつの番組では、800万人もいる認知症のお年寄りの番組を見た。一人暮らしで、他人と付き合わないタイプの人で、ゴミに埋まって暮らしている人がいた。2025年問題は段階の人たちの最後の昭和24年生まれの人が75歳という後期高齢者となり、これがまた800万人もいるというのだ。そんな事象などが頭にあって、こりゃかなわんと自分なりに思い始めていたのだった。

 昨日会議終了後の午後4時からから、ダンボール3つと書類棚5つを職場の自室から運び出した。基本的に書籍やこの1年間触れもしない書類関係ファイル、その他小物の箱などなくなればこんなに気持ちのよい空間になるという実感を得た。

 きょうは事務机の中からすべてを段ボール箱に移して、撤去する。明日からは公休日なので、これを車庫にとりあえず入れて、整理にかかる。

 こうしてみると、空間があるだけで、こんなに気持ちにもゆとりが持てるのかと思う快適さでもある。運びだした空間にセミのミイラもあった。多分開放していた窓から夏セミが飛び込んで死んだのだろう。こうして掃除もできた。
 
 まだ自宅の自分の物置や小屋には、とんでもなく不要なゴミがある。これをこの正月休み期間中にどれだけ片付けられるだろうか。雪が邪魔して厳寒期だけに、難しいかもしれない。

 今直ぐ死ぬわけでもないが、片付けもエネルギーの要ることでもある。少しずつやるような性分でもないので、多分一気でないとやれないかもしれない。

 あとは余計なものを、可能な限り購入しないことだ。「Simple is Best」

 さあ老年期の誓いを、暫くは忘れないようにしよう!

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