夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

岩木地区敬老会用寸劇練習「孝行糖」最終日

2010-09-05 07:53:39 | 私と福祉とであいの旅
 9月4日(土)
 岩木地区敬老会が今年も開催され、かつては行政機関が主催していた行事も、市町村合併により各地区社会福祉協議会が主催し、住民の手で行われるようになっている。岩木地区はそれでも、旧自治体としての自覚があったわけだからそれなりに住民の活動力や連携の力は強く、行政機関が手を抜いても、それなりの実行力は強い。弘前市のもともとの町会単位では、敬老会の内容も様々で、中には祝賀会色を強くした形ばかりのものも多いらしい。ホテルでの敬老会は準備も後片付けも必要なく、主催者の負担は少ないのが特徴だろう。それに比べれば岩木地区の場合、民生児童委員協議会、地元中学校吹奏部、保育園、地元の有志などの演芸、そして主宰者の中枢である社会福祉協議会役員の出し物と、結構昔からの内容を色濃く保っている。
 高齢化は一層進んで、敬老会に参加する人たちの数も減ってきたらしい。以前は文化ホール全体に敷物を敷いて、そこに座って鑑賞していた敬老会も今や、椅子でなければ立ち座りの困難な方々も多く、全体の半分近くに迫っている。

 さて、社会福祉協議会役員総勢12名の寸劇練習は、泣いても笑ってもこの土曜日の会場準備後の1時間に集約される。たった4回の練習日と1回当たり1時間の練習では、そんなに演技が上達するわけもなく、さらに台詞すら満足にしゃべることもできない。私とスタッフのMさんはそこはもう寸劇開始から4回目ともなれば慣れたもので、台詞も効果音も録音でこなし、彼らに指導するのではなくどうしたら気分良く彼らを乗せるかということに腐心するのである。
 すると彼らの中からサービス精神があふれ始めて、こちらの指示ではなくアドリブが表出している。それはある意味よい面でもそうでない方面でもどちらに転がるかわからないスリルがある。
 寸隙の持ち時間は、約15分間で収めなくてはならない。昨日の最終練習では14分だったから、本番もそうであればと願うばかりである。
 
 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。