夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

2011 就労支援事業運営セミナー開催

2011-07-26 05:39:09 | 私と福祉とであいの旅
7月23日(土)岩木中央公民館2階 大ホール

「地域で暮らせる工賃を目指して」というテーマで、参加者約30名のセミナーが開催されました。

 2001年に兵庫県西宮市に先進施設を訪問した際、「新生会作業所」「すずかけ作業所」などをコラボネット代表の石井布紀子さんに案内していただきました。そしてその折に今回の講師高田所長さんにお目にかかることができたのです。そしてそれから約10年後、温めていたテーマで、こうしてお招きすることができました。
 基調講演「作業所の”壁”に向きあう」というテーマで約2時間、熱の入ったご講演は、参加者に様々な動機付けを与えたに違いありません。彼の奥に秘められた福祉センスと福祉の可能性への秘められた埋蔵量は、まだまだこの程度の時間では足りない気がしました。
 高田施設長さんからの講演内容と、午後からの指定発言者2名の3つのキーワードに対する発表を受けて、全体でのグループ討議「バズセッション」がその後開催されました。


 3つのキーワードとは
 1.工賃設定のあり方・工賃アップの取り組み
 2.近隣ネットワークの進め方
 3.就労継続支援B型の存在意義と今後の方向性」でした。
 各グループが1時間30分後に討議結果を報告した後、高田施設長さんから助言をいただきました。

 今年度が旧体型から新体系事業への移行が最終年となっており、それぞれの事業所の計画が来年度どのような内容でスタートしていくのか・・・。そして私が最も期待するのは、今回のセミナーを受けてどれくらいネットワークが機能するのか・・・ということです。
 高田さんが奇しくも言われた、ネットワークは「共通の短期目標」を明確化しないと、何のためにやっているのかわからないまま頓挫する言が多いということでした。理想と現実の差がここにありそうです。
 皆様お疲れ様でした!!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。