夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

祈り

2013-04-22 06:45:33 | つれづれなるままに
 次女の入院で、私たち家族の生活が変わった。18日朝から嘔吐と下痢でダウンした次女を主治医に見てもらって即入院となった。彼女は30歳を過ぎてから入院が増えてきた。その病名は「イレウス」であり、その背景に「呑気症」という食事の際に空気を一緒に飲み込み、大腸や胃の中に空気、ガスが充満する病気である。そのことも相まって、イレウス(腸閉塞)がヒョンな契機で起こると、たちまち嘔吐をして苦しみだす。昨年も一度入院したが、以後調子よく来ていた。
 今また再発して、ベッドの人となってしまった。絶食と点滴に加え、今回は鼻からもガス抜きをするためにチューブを挿管した。見るからに痛々しく、彼女もすっかり病人となった。
 3日目からチューブがとれ、点滴だけとなった。声も大きくなり、顔の表情もやや元に戻りつつあった。
 昨日の午後、カミさんと付き添いを交代して私がそばにいて見守った。今までは自分から起き上がれなかった彼女だったが、ついにベッド上に起き上がりを始めた。
 これはチャンスとばかりに、彼女の好きな和菓子とバニラアイス、そしてスポーツドリンクを準備した。というのも、彼女にいくどか口から水分をとるように促してきたのだが、手で払いのけて拒絶していた。
 カミさんが病院に買い物から戻り、まずは甘い和菓子をそっと口に入れてやると「ん?!」と彼女の表情が変わった。思い出してくれたのだ。
 次にスポーツドリンクをスプーンで一匙持って行くと、口を開けてくれました。
 やったー!思わず拍手もんでした。これをクリアしないと退院できないので、ようやく一安心。あとは食事に移行していければもう心配ないかと思います。

 でも、背景となっている呑気症は変わりないので、今は漢方薬服用や、排便管理、運動(歩行)などで、少しでもゲップやガスを出すようにする必要があります。

 何はともあれ良かったでした。退院は今週が山になりそうです。早くみんなが揃って、元の生活に戻ることが希望です。

 去年は彼女が退院してホッとしたのもつかの間、お姉ちゃんがまた体調を崩して入院していたのでした。今度はそうならないようにしたいと思いますが・・・。

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