夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

2013年度の計画を練る

2013-01-24 06:53:22 | 福祉について
1月24日(木)

 年度末のこの時期、幹部職員に対して「事業運営方針」を示した。これをもとにして、それぞれの役割分担で各課ごとに事業計画が策定される。明日は合同会議で、各事業所の職員が集まる。出席者全員に提案書を配布して、本年度の業務改善事項を提案してもらうことになっている。決められたことだけを遂行するだけでは、質の向上は図られない。
 ということで、このところ私なりにも次年度の改善事項を考え続けている。

 昨日担当課スタッフと、空き時間を見ながら少し意見交換をしている。

 一つ目が生活介護対象者グループA(重度重複障害者)の支援内容の見直し
 二つ目がケアホームのドアツードアの送迎見直し
 三つ目が生活介護Bグループの、生産活動内容の見直しである。

第一の課題では、グループAの支援内容見直しは、今支援している内容のほかに、プラスアルファ活動を具体化すること。一日短時間でもその人固有の楽しみを身近にする時間と空間を確保支援すること。幸いなことに昨日は、市ボランティア支援センターから音楽ボランティアの申込もあり、外部支援も活用する方向でも検討できそうな気がしている。
 毎月の「みんなのうた」を一ヶ月ずつ通して歌う時間を持つこと。
 もう一つはこれも外部資源を活用して、ジャズダンスもしくはエアロビックス的な音楽を通じて樂しく体を動かすプログラムを開発すること。

 第二の課題ではケアホームの生活改善である。事業所から送迎バスに乗ってまっすぐケアホームの玄関に到着する生活が続いているが、本来の社会的な生活とはもっと気まぐれなものではないだろうか。
 せめて天気の良い日くらいは、寄り道をしながら帰ることもあって良いのではないだろうか。特に自分で帰ることの可能なメンバーにいたっては、歩くことの大切さをもっと感じて欲しいと思う。ということで、一日何歩という目標づくりをして、万歩計をつけていろんな場所からのケアホームまでの道草の日を作ることを考えている。あそこの映画館まではケアホームから歩いて何歩と記録して、ケアホーム周囲のマップづくりなども樂しいかもしれない。

 第三のBグループの生産活動の見直しは、現在作業棟工事が進んでいるが、生産活動による月3千円を稼ぐための計画である。
 今は自助具を制作して法人の畑で生産作付けしている大豆を使用しての、打豆づくりが調子がいいと聞いている。そしてもう一つが、手作り醤油づくりである。これも大豆を使用しての、大豆麹を作ることから始まる。



 重度の対象者で潜在的な能力を秘めている宝のような原石として、みんなで磨き上げることで彼らを輝かせることを又今日も考えたいと思う。


 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。