12月20日(木)午後5時から食事処「藤陣」にて
ケアホーム「SEEDS」が2010年4月にスタートして3年目(2年8ヶ月)。入居した5名とそのケアホーム支援者もようやく生活に馴染んでいる。
「SEEDS」とは「種子」という意味がある。障がいがあっても通常の地域生活ができる空間作りを目指して第一号の住まいがこのSEEDSである。その最初の種が成長して、また次の種が増えて行くことがわたしたちの願いでもある。
この日入居者5名と保護者4名、スタッフ6名で忘年会を開催。このお店のメインの空間を借りきって、初めての利用である。お店の方たちも障がい者という人たちがどういう人達なのかをイメージできなかったのか、その表情を見ると落ち着かない様子。どう対応すれば良いのかという不安感ではなかったろうか。
しかしやがて私達の明るさや楽しさがお店の方々にも伝わってきたのか、少し安堵感が感じられるようになっていった。
お店の方が私の娘のそばで料理を運んできた時に、きれいな和服のソデをつかんでしまった。女店員さんは「あら?」という感じであったが、「綺麗な服に触れたかった」ことを感じとると笑顔で対応してくれていた。
サンタクロースの赤い上下のヒゲをつけた衣装に着替えたケアホームのスタッフが、外からプレゼントを持って入店してきて挨拶。みんなにプレゼントを渡していった。
その後、食べきれないほどの豪華な食事をいただき、やがてケアホームの日常生活の様子についてスタッフから紹介があった。
保護者にとって自分の子どもが夜間どのような暮らしぶりなのかうかがい知ることができないことでもある。
家庭では料理のお手伝いをしないメンバーさんが、夕食の手伝いを積極的にしている姿などが紹介された。入居されているメンバーさんの隠された能力について保護者からも紹介された。例えばIさんはスキーの2級資格を持っているとか、Kさんは仙台市にいるときは授産施設と自宅の往復は一人で地下鉄を使っていたなど・・・。
私の娘たちもケアホームと自宅の違いがわかっているのか、帰宅すると運動量が多くなったり、ピアノの演奏?が激しくなることなどを伝えることができた。
保護者の一人からは「親亡き後」を残していくことの不安と、ケアホームの現在から少しその不安が消えかかっていることも皆さんに伝えられた。
せっかくこういう町中の生活が実現できるようになっているのだから、どんどん出かける機会を作って地域の馴染みになっていこうということで、樂しい忘年会はお開きとなった。
ケアホーム「SEEDS」が2010年4月にスタートして3年目(2年8ヶ月)。入居した5名とそのケアホーム支援者もようやく生活に馴染んでいる。
「SEEDS」とは「種子」という意味がある。障がいがあっても通常の地域生活ができる空間作りを目指して第一号の住まいがこのSEEDSである。その最初の種が成長して、また次の種が増えて行くことがわたしたちの願いでもある。
この日入居者5名と保護者4名、スタッフ6名で忘年会を開催。このお店のメインの空間を借りきって、初めての利用である。お店の方たちも障がい者という人たちがどういう人達なのかをイメージできなかったのか、その表情を見ると落ち着かない様子。どう対応すれば良いのかという不安感ではなかったろうか。
しかしやがて私達の明るさや楽しさがお店の方々にも伝わってきたのか、少し安堵感が感じられるようになっていった。
お店の方が私の娘のそばで料理を運んできた時に、きれいな和服のソデをつかんでしまった。女店員さんは「あら?」という感じであったが、「綺麗な服に触れたかった」ことを感じとると笑顔で対応してくれていた。
サンタクロースの赤い上下のヒゲをつけた衣装に着替えたケアホームのスタッフが、外からプレゼントを持って入店してきて挨拶。みんなにプレゼントを渡していった。
その後、食べきれないほどの豪華な食事をいただき、やがてケアホームの日常生活の様子についてスタッフから紹介があった。
保護者にとって自分の子どもが夜間どのような暮らしぶりなのかうかがい知ることができないことでもある。
家庭では料理のお手伝いをしないメンバーさんが、夕食の手伝いを積極的にしている姿などが紹介された。入居されているメンバーさんの隠された能力について保護者からも紹介された。例えばIさんはスキーの2級資格を持っているとか、Kさんは仙台市にいるときは授産施設と自宅の往復は一人で地下鉄を使っていたなど・・・。
私の娘たちもケアホームと自宅の違いがわかっているのか、帰宅すると運動量が多くなったり、ピアノの演奏?が激しくなることなどを伝えることができた。
保護者の一人からは「親亡き後」を残していくことの不安と、ケアホームの現在から少しその不安が消えかかっていることも皆さんに伝えられた。
せっかくこういう町中の生活が実現できるようになっているのだから、どんどん出かける機会を作って地域の馴染みになっていこうということで、樂しい忘年会はお開きとなった。