夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

ハンサムウーマン

2014-02-20 07:04:14 | 私と福祉とであいの旅
 2月19日(水)PM6:30~ 

 集会所「indria」にて「ハンサムウーマン」が開催されました。参加者はほぼ20名ほど。今回のゲストスピーカーは、弘前大学人文学部教授 李先生。野田村の報告をお聞きしました。
 2011年3月11日(金)PM2:46が東日本大震災発生の日時です。
 その日から3年が経過しようとしています。野田村の人口は1,400世帯で約4,400人。震災以来人口は減り続けています。これは野田村そのものには地場産業がなく、お隣の久慈市は「あまちゃん」ブームの影響もあり、人が集まりやすいようです。
 野田村の復興は釜石などに比較すれば、幾分速いペースで進んでいるようです。しかし李教授によれば、仮設住宅や集合住宅の高台移設により、コミュニティがその都度壊されて行き、住民同士の孤立感が高まっているということでした。もう一つはどこの地域も同じですが、高齢化率の高まりの課題です。
 昨日の報告で唯一希望というのか、明るい話題は、震災の被災者は東北だけではなく、25年前の奥尻島津波、19年前の阪神淡路、10年前の中越地震など時間の経過はあれ日本全国にあるのです。この被災者の集いが野田村であり、先輩と後輩という関係の中で、今現在の自分の不安感が解消されることもあるということでした。エンパワメントという力、ピアカウンセリング的な機能もそこには期待されるのかもしれません。