夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

畑にて

2012-10-13 22:18:43 | つれづれなるままに
10月13日(土)

 杞憂のない休日初日。
 家内と二人、あうんの畑に出かけた。昨年はカラスや近隣の人々に拾われて、クルミの収穫が殆ど無かった。だから今年こそという思いで出かけて、5キロぐらいのクルミを収穫した。その畑にはクルミの木が2本と、カリンの木が2本、そして写真の小麦を9月に蒔いている。来年まで小麦たちはこの冬、雪のお布団で冬眠するのだ。ユキチカラという名前をつけた方の思いが伝わってくる。
 その畑から200メートル離れた場所に、果実と野菜畑がある。残念ながらお隣の敷地は弘前自衛隊駐屯地で、朝からヘリコプターの発着訓練が騒々しく続いていた。この畑からは縄文時代の土器片が出てくるのだから、おそらくは昔からかなり豊かな土地だったのだろう。
 この畑には済州島出身のおばあさんと弘前出身の夫の老夫婦(夫はなくなっている)が丹精込めて育てた野菜畑と果実がその面影を忍ばせている。
 昔この老夫婦が豚を買っていてその肥やしをかなり入れたらしい。そのせいか、ミミズ、オケラ、そしてミミズが好物のもぐら、ネズミが生息している。最近はアライグマなのかたぬきなのか、作物を荒らすようになった。トウモロコシはやむなく会うんの畑に栽培している。
 アスパラやウド、ミョウガ、長芋、浅葱、タラノメなどは、未だに健在である。
 おじいさんが育てた果実とは、ラ・フランス、二十世紀梨、ブドウが2種類、そして写真の栗の木が2本ある。栗はほとんど虫がついていないし、甘さもあって今が旬である。これで5キロくらいの収量か・・・。
 明日は栗ご飯を楽しめそう。
 私達がこの畑をこの老夫婦から引き継いで、植えたのがアスパラガス100本。トマト、カボチャ、里芋、これから収穫の食用菊、大根、万願寺とうがらし、カブ、じゃがいも、毛豆、トウモロコシ、ナス、ハーブなどなんでもそこそこの収穫が期待できる畑なのである。無農薬で栽培してはいるが、周辺の畑は林檎畑で、薬かけを行なっているから、低農薬という表現が正しいのかもしれない。
 ミョウガは今年どういうわけか豊作だった。そしてブドウも雨が少なく、日照りが続いたためか、とても甘い。喉が渇けば、ブドウを摘むと乾きを癒してくれるのだ。
 今年も豊穣の収穫があった一年である。