夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

札幌レラの会

2012-09-19 07:04:02 | 私と福祉とであいの旅
9月15日(土)13:29

 JR弘前駅に「札幌レラの会」一行が到着。「レラ」とはアイヌの言葉で「風」のこと。
 今年で3回目だろうか、北海道酪農大学、北大教育学部などの学生を伴って、宮原さん、城越さんがわが法人に交流にやってくるようになった。今年は宮原さん、城越さん、そして教員志望の五十嵐さんの3名である。
 弘前も北海道も30度を超える暑さが続いている。朝夕の涼しさだけが、唯一の救いというところかもしれない。

 五十嵐さんは特別支援学校の教員としてのコースを選択されているとのことで、早速みんなで今日のメニューの一つ「押し花教室」体験コースへ参加交流。あうんのメンバーさんたちと一緒に、近代的な押し花を楽しんでいた。
 押し花作品の携帯ストラップなどを完成し、その後ブルーベリー畑へ出かけた。ブルーベリーももう最後の収穫に入っている。雨が少ない分甘さが多い気がする。ブルーベリーを摘んで汗をかいたあとは、近くの「櫻温泉」でさっぱり汗を流しました。
 女性軍はお風呂の中で地元のおばあちゃんに話しかけられて、上級津軽弁に眼を白黒したらしい。そればかりか湯船の中で話しかけられて、「湯まぐらい」=「湯あたり」しそうになったらしい。
 そういえば、札幌からの電車の中で、宮原さん出題の初級津軽弁を二人は出題され大騒ぎしてきたらしい。
 なんにも知らない人だと、言葉の意訳が著しく、思わず笑ってしまう。
 例えば「オケル」=◎「転ぶ」⇒☓ふざける、おどける「カプケル」=◎「カビが生える」⇒☓「破ける」「ニグラド」=◎「にっこり」⇒☓憎たらしい「トロケル」=◎「片付ける」⇒☓「美味しい」などである。

 さて、今年もスタッフとレラの会の交流夕食会があうんで開催された。今回は運営会議メンバーの8名+PT赤池氏が参加してくれた。
 昨年同様宮原さんの講演で、原発余話と竹田の子守唄に隠された秘話などをワークショップ形式で話され、参加者も楽しんでくれた。

 翌日はリクエストがあり、急遽縄文式土器で有名な亀ヶ岡遺跡のある旧木造町(言つがる市)、そして十三湖、竜飛岬まで足を伸ばした。

 (写真はモニュメントが駅の建物からはみ出すしゃこちゃん)
 縄文住居展示資料館「カルコ」に立ち寄り、出土された有名な遮光器土偶(現在はレプリカ)などを見た。

 
 十三湖ではしじみラーメンをいただき、

       
そしてさらに皆さんがまだ足を伸ばしたことのない竜飛岬まで車を走らせた。
 帰り道に最後の津軽の思い出にふさわしい「日本海に沈む夕陽」を最後まで眺めて、今回の交流が終えた。

 演出しようと思っても天候だけはどうにもならないので、暑さと引換の今回の津軽観光は快晴の2日間で大成功だったのではないかと思います。また来年を約束して、レラの会の皆さんとお別れしました。