夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

気温ようやく二桁

2014-03-26 07:04:31 | つれづれなるままに
3月26日(水)晴れ

 岩木山が温かさの増す気候の中で、ぼんやりとした姿を見せている。急激に暖かくなって、雪解けが進んでいるのだろう。長い冬の眠りから目覚めた自然界は、徐々に目覚めて活動を開始するのだ。

 昨夜は法人の歓送迎会があり、あっさりとしたものではあるがまた新しい波が動き始めているように感じている。

 今日は午前中岩木山嶽温泉にある、常盤の保育所の閉園式に家内と出席する。

 20年前に生活リズムセンターノームとして嶽温泉に4年4ヶ月を過ごし、この保育所や常盤の小中学校との交流が原点でもある。その一つが今消えようとしているのだ。

 少子化も極まれりか・・・・。

もう一つの別れ

2014-03-25 06:40:28 | つれづれなるままに
3月25日(火)最高気温予報14℃

 昨日は良いお天気で、かなりの速度で雪が消えているのがわかる。でも玄関先の雪や、裏の小屋の雪はまだ屋根に届く位もあるので、しばらくはなごり雪が春の情景になるのかもしれない。
          

 そんな昨日の午後、お山参詣に参加した弘前大学の学生U君と卒論指導教諭がお隣の町会長宅に研究した際のアンケート調査等の結果報告とお礼に訪れ、私も同席させていただいた。
 彼は千葉県の銚子出身で、弘前大学の農学部を卒業後千葉県の会社に就職するという。
 卒論の資料を拝借したMさん宅をその後で訪れ、お礼をして別れた。今年3年目のお山参詣を町会ではもう一年やることが決まり、U君はまた来たいと話して別れた。

 青森県出身者以外の目線で見ると、その意識の差が歴然とする時がある。イザベラ・バード(イギリスの女性旅行家、紀行作家。明治時代の東北地方や北海道、関西などを旅行し、その旅行記"Unbeaten Tracks in Japan"(邦題『日本奥地紀行』『バード 日本紀行』)を書いた。)もその代表格なのだろう。

 今月は今夜の職員会議後「歓送迎会」があり、明日は嶽温泉の保育園が閉所となりその集まりがある。そして県社協の会議、その後はケアホームSEEDSの世話人さんと滞在ボラSさんの送別会。31日はS君の就職祝い会と切れ目がないままに新年度に突入である。


 
 

三寒四温と消費税のアップ

2014-03-24 07:06:21 | つれづれなるままに
3月24日(月)快晴の朝

 一週間の始まり。昨日まで雪が舞って寒い日が続きましたが、三寒四温という言葉通りであればこれから暫くはまた暖かい日が戻ってきそうです。ひょっとすれば久しぶりの二桁の気温までいくのだろうか?

 そんな中、娘達は取りあえずインフルエンザもかいくぐって、元気で活動しています。土曜日に帰宅して、今日またケアホームに戻っていきます。

 4月から消費税が5%から8%に値上げとなり、年金生活者の暮らしをジワジワ圧迫し始めました。その後また直ぐに10%とか・・・。扶養控除が下げられるとか、介護保険料がアップするとかいい話はなんにもないこの頃。
本当に上がって欲しいのは、職員の人件費と気温だけかな・・・。
 
 

手作りのキャンプ用品

2014-03-23 15:06:53 | 趣味(渓流釣り・フォーク)
3月23日(日)晴れ

 春の渓流釣り解禁と同時にフィールドで、一杯の美味しいコーヒーを淹れる。お昼には焼きそばや焼き肉をするなど、楽しいひと時を夢見て居る。

 そんな夢が講じて、先日から空き缶を使ったアルコールストーブを作成している。その一作目がこの写真。きょうは3つの作品の試用試験をしました。
 
 なんとかお湯も沸いて、コーヒーを入れることが出来ました。

 自然の中での飲食は家の中でのものと違って、また気分も最高です。男でも料理はこういう場だからこそ気分が乗って、夢が膨らみます。
 これまではバーベキューなどは木炭で焼いていましたが、後始末が大変なのでこれからは少しアルコールストーブでコンパクトにやるつもりです。買えばいくらでもあるのですが、節約が必要な時期だけに手作りもいいなと思っています。

 この次は魚や肉などの燻製機づくりに気持ちを向けてゆこうと思っています。

年度末は慌ただしい

2014-03-23 07:48:30 | つれづれなるままに
3月23日(日)雪舞う

 昨日は昼から町会の決算会議・監事監査、午後6時からは法人の理事会が開催された。終わったのは午後8時、頭がボーっとして腫れているかのような感覚に襲われている。

 娘達が久しぶりに帰宅しており、笑顔を見せる娘達にほっと一息をついている。娘達が私の疲労感を取り除いてくれているのを強く感じている。
 NHKラジオ深夜便の中で俵万智さんのコーナーがあって聞いていた。

 原発事故のあと俵万智さんが娘を連れて石垣島に移り住み、子育てと創作活動をしているという。そして「たんぽぽの日々」という本を発刊した。

 その中の一首に「タンポポの綿毛を吹いて見せてやる いつかお前も飛んでゆくから」という歌が載っていた。母親としての子育て中の気持ちが目に浮かび、じんわり心に染みこんでくる歌でもある。

 子どもの成長が日々感じられる時期、一つ一つの事象と言葉が咬み合って、記憶の世界に刻まれていく。「奇跡の人」ヘレン・ケラーとサリバン先生の言葉と事象が通じ合った瞬間のお互いの感動と喜びは、子どもの母親がサリバンと共通の思いになれたような瞬間でもあると彼女は語っている。確かにそうかもしれないと、思わされる。

 今はタンポポの綿毛が上手に吹けないお前も、いつかなんでもないことのように育って、親を超えてゆく存在でもある。だからこそ親にとっても、今がとっても大切な時間なのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

お彼岸~シトギ餅

2014-03-22 07:01:28 | つれづれなるままに
3月22日(土)

 昨日は彼岸の中日、でも朝起きたらどかっと雪が…。そして一日中雪は舞っていて、寒い一日でした。

・毎年よ彼岸の入りに寒いのは 正岡子規

 朝5時に一度布団から抜けだして、居間や客間のストーブを入れます。その時間帯になると結構明るくなったなあと思うこの頃。寒くても少しずつこうして、季節も動き出しています。

 お彼岸に我が家ではもち粉であんこを包んで軽く油を引いたフライパンで焼いた「シトギ餅」が並んでいました。我が家の住人全体を考えてか、砂糖はほとんど使っていないので、甘さ控えめで、近所の糖尿病の知人も喜んでくれたようです。

 食文化は地方で結構違うものですね。信州に学生時代アルバイトで下宿した先のおばあちゃんが作ってくれたおやきの中身は、野沢菜の漬物でした。

 かといえば津軽のお赤飯は、甘納豆を使ったり、おいなりさんも甘いご飯で驚いたことがあります。
 こういう地方の食文化は、残していきたいものです。

 ・春彼岸記憶を辿るしとぎ餅

 

研修の振り返りの中で

2014-03-20 06:44:29 | つれづれなるままに
3月20日(木)

 今回の研修は久しぶりに自分が望んだ研修会であり、若手に聞かせたかったという印象が強いのです。
 「重症心身障害の方とその家族の思いを過去と将来に向けてインタビューで確認する」という手法も、意向調査として今後の参考になることです。

 重症心身障害(児)者は、その障害の重さから言葉を使ってのコミュニケーションは制約が多いことです。そのために家族や支援スタッフは、長年寄り添いながら、その意思確認を目の輝きや、身体の微細な動きや手の握る強さ、表情、発声などの抑揚の強さで判断することが多いことは私も娘達に感じてきました。
 確信を持ってそうだと断じることは出来ないながらも、そういう全体の観察で、ああ今この人は喜んでいるんだなと感じたりすることができるのです。

 シンポジウムのシンポジストもユニークな発言者が揃っていて、歯に衣を着せない表現はまさにストレートな発信力を感じていました。
 西宮・青葉園の清水氏の表現は非常に個性的で、超高齢社会が重症心身障害者の世界にも及んできたことの驚きと、そういう中で初めて一般の高齢者に対する重心の人たちのリーダーシップが活きようとしていると発言していました。
「年をとってから寝たきりになったり、言葉が言えなくなった、認知症になったとオロオロするな。重心の方々は生まれた時から寝たきりでありながらも必死に生きてきている。更には地域の隣人たちをサポーターとして味方につけて、地域社会をムーブメントさせている。重心の人たちこそが地域福祉のリーダーとして、その生き方や姿勢をみんなが学べば、本当の仕合せとは何かが見えてくる」と言わんばかりの表現でした。

 一方が一方的に何かをしてあげる関係でなく、お互いがその生き方の中で学び合い、自分らしさで支えあうという関係は、重度障害とか生活困窮者とか、こどもとかいう括りを超えたほうが面白い空間ができるという発想法で、来年度「共生の館」を建てると言われていました。さすがに「青い芝の会」を背景にして、障害者福祉が進んできた地域の方だなと共感していました。

12,000歩の研修旅行

2014-03-17 06:53:54 | 私と福祉とであいの旅
3月17日(月)喉の異常で咳込みがち、熱なし

 昨日は深夜に降った雪が20センチほどもあって、研修疲れの身体にムチを打って雪かきをしました。本当は放っておいても雪は溶けるし、直接家にも害はないのです。
 でも、我が家の屋根の構造上、雪が降れば四方向に滑り落ちるようにしたものですから南側の寝室が屋根雪が落ちると真っ暗になってしまいました。それくらい我が家の冬は雪の壁の高さがあるのです。寝室が暗くなると、なんとなく憂鬱な気分での目覚めになりがちなので、外光が入りやすいように除雪をしました。少しだけスッキリ・・・。
 後はおとなしくしていようと終日パソコンの前で、雪解け後のアウトドアを夢見ている自分はyoutubeの「ソロキャンプ」を見て過ごしました。

 さて、14日にカミさんともどもケアホームスタッフと3人で、研修旅行に出かけました。

 「医療的ケアを含む重い障がいのある人の地域生活の実現のために」というテーマで開催された研修会です。

 重症心身障害の方々の多くが所属する「訪問の家 朋」の主催でした。重度の知的障がいと重度の肢体不自由を併せ持つ方々を称して「重症児(者)」とくくりの言葉があります。

 特に医療的ケアという医師や看護師の専門的なケアがなければ介護が受けられない症状の方々は、おかしな話ですが在宅ではその制度の未熟から母親が46時中のケアをしているのです。例えば「吸引」という行為は痰の除去、鼻腔栄養もしくは胃ろうという気管切開をして食事を直接胃に流し込む方法を取る人の場合は、チューブを出し入れすることなどは聴診器を当てチューブが入ったことを確認するなどがあり、医師か看護師にしか出来ないことになっています。最近は介護福祉士という国家資格を持つ人たちに関しては特別な研修実習を受ければ可能な場合もあるようです。(特別支援学校等)

 そういう方々の支援のあり方を振り返るために、「これまでからこれから」というテーマで利用者や保護者から聞き取りという形(インタビュー)で今後の支援のあり方を探ろうとした研究結果報告がありました。

 具体的には「これまでの暮らしで、福祉サービスや人との出会いの中で感じてこられたことや、今後のご自身・ご本人の生活に望まれること」等を明確化することのようです。

 ◎乳幼児期~家族がこの子とともに歩む暮らし方が見えない時期

  ・乳幼児期は障がいの受容をしにくい時期で、理解し後押ししてくれる医師の存在が大きい。
  ・家族の率直な心情を受け止めてくれる存在、そして仲間とのつながりが得られる場が上げられた。

 ◎学齢期~
 ・つながりの中でご本人が得ていく様々な感情・育ちが家族の大きな支えになり、「本人・家族にとって大事にしたい生活のあり方」のイメージが深まっていくと感じられた。さらに、「生活」を共感し合える新たな社会資源との出会いが求められる。

 ◎成人期~ 在宅生活が維持できなくなった先の不安が上げられた。
 ・本人家族にとって大事にしたい暮らしが継続できなくなることへの危惧」が背景にあった。

 ◎ケアホームに入居されている方の本人・家族から
 ・「望ましい暮らし方」を一貫して持ち続け、その実現を望まれてきた経緯を聞くことが出来た。
 ・実現に向けた後押しとなった出会いとして、関わる支援者が家族と同様に「本人にとって望ましい」という実感を持ち、実現に向けた支援を行ってきたことが背景にあった。(要約より)

 研究考察「重い障がいのある方々にとっての本人主体の生活実現」を図るため、必要な支援とはなど~ 下記の項目にそって発表がありました。
 
《確かにある、本人の思い》

《本人の思いを根拠にした支援を組み立てる》

《続けることでこそ得られる「関係性」》

《関係機関とのネットワーク支援の必要性》

《その実現に向けた取り組み》

 研究発表を基調としたシンポジウムがこの後にあり、重症児者の地域生活について先駆的な事例が話し合われました。

 印象的だったことは、「親なき後」という形での従来の語られ方から、「親が健在であれ、本人の主体性を奪って来た親を初めとする支援者たちの現状の中で、いかに主体性を尊重した生活の実現と本人の意向を寄り添いの支援の中で実現するか」が主要テーマであったように思う。

 帰宅後の万歩計は12,000歩だった。

 

 

後始末~嶽温泉は雪世界

2014-03-14 08:27:09 | 私と福祉とであいの旅
3月13日(木)雪

 朝起きたら玄関先に20センチ以上雪が積もっていて、慌てて除雪作業でした。でも下の方は雪が溶けはじめており、大地は温度を着実に溜め始めています。

 さて、昨日は先日卒業式に出かけたのですが、いつもお祝いを法人で届けていた慣習が手違いで届いておりませんでした。それで、きょうはそれを卒業生宅にお届けしてきました。写真のように嶽温泉はさすがに標高も高い分、白銀の別世界です。屋根雪も厚いまま、人影もなくひっそりしていました。
 

 この地に4年4ヶ月通い続けた20年前、この辛く厳しい季節が過ぎバッケ(ふきのとう)が顔を表した時の春を感じる温かな気持ちは忘れられない想い出です。

日常生活雑感

2014-03-12 07:01:34 | つれづれなるままに
3月13日(木)雪

 朝起きてみると10センチ位の積雪。スノーダンプで除雪をすると、かなりの湿り雪でした。気温は高めです。

 さて、公立学校の合格発表も終わり、悲喜こもごもですね。自分の受験の時を思い出しています。
 でもここはまだ社会人生の第一歩の関門でしかなく、これからの巻き返しの気持ちが大切。学校に入ることだけが目標では、余りにも短絡的。要は何を身につけるのか、何を目指すのかを明確に持つことができるかでしょうね。
 ガンジーの名言で「方法はあとからついてくる、目標を持て!」ということの明快さ。

 定年退職で3月末で退職する職員もあれば、入れ替わりに社員となる人もあってこの3月は異動の時期です。

 「このひどい世の中、永遠のものなんてないのさ。我々のトラブルさえね。」

 

 「最初から多くのことを成し遂げようとして極端な努力をすると、

                たちまちのうちに全てを放棄することになる。」


 「何のために意味なんか求めるんだ?人生は願望だ、意味じゃない。」


 「いいかい、もし、良いと思ったら、どうやろうかなどと決して心配するな。

                             つまり直感だよ。」

 C チャップリンの名言ですが、さすがに良いことを言うなあと思います。

 たった一度の人生なんだから、毎日を楽しく豊かに過ごしたいというのが、今の自分の気持です。自由な日々を少しでも満喫したい所・・・。

 それでは「Have a nice day!」