TSUNODAの経営・経済つれづれ草

身近な経営に関すること、経済に関することを思うままに

私は、佐村河内さんの共犯者です

2014-02-06 17:56:34 | 経営全般

  広島市出身の被爆2世で両耳が聞こえない作曲家として知られる佐村河内守(さむらごうち・まもる)さん(50)の楽曲を特定の別の人物が作っていた問題で、「佐村河内さんのゴーストライターを18年間やっていた」と名乗り出た桐朋学園大非常勤講師の新垣隆(にいがき・たかし)さん(43)が6日、東京都内で記者会見した。「影武者」を告白した新垣氏の口から語られた「真相」とは-。

 〈会見は午後2時半に始まった。報道陣から激しいカメラのフラッシュがたかれるなか、新垣氏はグレーのスーツ姿で登場した。6日発売の「週刊文春」に記事を発表したノンフィクション作家の神山典士氏らも同席。主催者が冒頭、会見に至るまでの経緯を説明した後、新垣氏が準備してきたコメントを読み上げた〉

 新垣氏「私は、佐村河内守さんと出会ったときから18年にわたり、彼の代わりに曲を書き続けてきました。佐村河内さんが世間を欺いて曲を発表していると知りながら、指示されるまま曲を作り続けた私は、佐村河内さんの共犯者です。障害をお持ちの方々、また、彼の言葉を信じて曲を聴いてくださった多くの方々、見事な演奏をしてくださった演奏家の皆様、本当に申し訳ございませんでした。

 当初は軽い気持ちで曲を書くことを引き受けていました。彼を通じて私の曲が世の中に受け入れられたことが、うれしかったことは否めません。しかし、彼が世間に知られるにつれ、この関係が世の中に明らかになってしまうのではないか、と不安を抱くようになりました。そしてこれ以上、自分の好きな音楽で世間を欺きたくないという気持ちが、私の中で大きくなってきました。


地元群馬県で埴輪から古墳年代 「平成版」綜覧へ現地調査開始

2014-02-05 14:26:48 | 経営全般

  群馬県内に1万2千基以上あるとされる古墳の実態を解明する県教委の古墳総合調査で、ボランティアの県民調査員が参加する現地調査が4日、伊勢崎市赤堀地区で始まった。

 悪天候で屋内研修となったが、調査員は古墳調査で重要視される埴輪(はにわ)について理解を深めた。


「日本の起源」を読むその2

2014-02-01 18:42:25 | 今週の一冊

 東島誠と与那覇潤の対談集である「日本の起源」を読んでいます。

 古代編、中世編、近世編を読み終わり、やっと近代編まで読み進みました。正直、古代編から中世編までは内容がよくわかりませんでした。近世編になり書いてある内容が理解できるようになりました。古代から中世までの歴史は通史は知っているんですが、それ以上のことは知らないし、あまり興味がないからということが理解を深めることができない理由かもしれません。

 この対談では、いろいろの学者の名前が登場して話が進むのですが、古代、中世の学者は知らない人ばかりです。知っているのは、山本七平だけです。学者に交じって登場する山本七平という人物は一流の思想家だったということでしょうか。山本七平は、かつて登場してきた時は、朝日新聞社の論説者と論争をしていたようですが、結局、今の思想家に影響を与えているのは、山本七平の方のようです。

 それから、中世編では、網野善彦という学者の名前だけ知っています。この学者の論も多くでてくるのですが、この学者がどのような論を展開したのか知らないので対談の内容がわかりませんでした。

 私は、古代史は「日本はどこから来たのか」、中世史は「日本人の精神はどのように形成されたか」、近世史は「日本の生活様式はどのように形成されかた」、近代史は「現代はどのような時代であるのか」を知ることができることだと勝手に思っています。だから、やはり近代史及び現代史が興味があります。

 さて、この本ですが、やっと近代編になるので、少しは理解できて読み進めるのではないかと思っています。