今日の日経新聞に、国民の意識調査アンケートが記事になっています。
この調査は、クロス・マーケティングを通じ5月2~6日、全国の20~60代代の男女1000人にインターネットで聞いたものです。
調査では8割が、自らを「中間層(中流)」と認識している結果がでています。そして、その中でボリュームゾーンが「中の下」が40%という結果になっています。
5年前と比較して、下のレベルに落ちたが28.9%という結果が出ています。理由として「給与が減った」、「あんとなく」、「投資で大きな損」、「事業は不振」となっています。
先の施政方針演説で野田首相は「分厚い中間層の復活」を打ち出しました。かつて日本は「一億総中流」といわれた時期もありましたが、経済不振が続く昨今、中間層の疲弊ぶりが顕著となっています。
そして、中間層復活に向けての対策として、「雇用の確保」(62%)、「社会保障制度の充実」(32%)、「減税」(31%)、「円高是正」(22%)などとなっている。
この対策を見て感じるのは、ではどのような手順で、どのようは方策でするのか(How)ということです。少子高齢化社会、グローバリゼーションの進展、財政難などがある中で、どのような道筋があるのか私などにはまったく考えられない難問です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます