ソニーとパナソニックは、次世代テレビの本命とされる有期ELテレビ事業で提携交渉に入りました。
液晶より高精密で消費電力の少ないELパネルの技術を持ち寄り、大型パネルの技術を持ち寄り、大型パネルの早期量産に向け協力体制に入ります。
実現すれば世界を舞台に激しく競ってきたソニーとパナソニックが、主力事業で提携する初めてのケースとなります。
一方、薄型テレビ世界シェア1位サムソン電子と2位LG電子の韓国企業2社は、年内にそれぞれ55型の有期ELテレビを販売する計画があります。
この韓国2企業の計画に対抗して、ソニーとパナソニックという日本家電メーカーが提携して、それぞれの得意とする技術を持ち寄り、韓国2社より低コストで不良品が少なくて済む生産方式の確立を目指します。
グローバリゼーション化の進展により、業界1位か2位でないと利益を稼げない時代だと言われています。ソニーは3位で、パナソニックは4位です。この2企業が提携することで、日本の家電メーカーにも展望が開けるのでしょうか。
このような提携を期に、日本の家電メーカーの合併も進展するような気がします。
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