政府は関西電力大飯原発3、4号機の再稼働に向けて協議し、関西電力の安全対策の実施計画を大筋で了承しました。
枝野経済産業大臣は記者会見で「工程表は再稼働の安全基準に概ね適合している」と表明、事実上の安全宣言をしました。今後は、次回会合で見落としがないか再確認したうえで、地元自治体への説明手続きに入る予定です。
最終的には、京都府や滋賀県など近隣自治体の意見も参考に、首相と3閣僚が再稼働するか決定します。
この背景には、今夏の関西電力管内の電力需給見通しでは、原発が再稼働しない場合は、あくまで、関西電力の電力需給見通しによるのですが、2010年並みの猛暑であれば、供給力が2割程度不足するとされているからです。昨年夏並みであると1割程度不足すると予想されるからです。
なにか、このままその他の原発も再開になりそうです。どうやら、これが「民主党政権」なのだと多くに国民が思っているのではないでしょうか。安全基準についてもっともっと国民に情報提供する義務が政府にはあるのではないでしょうか。
原発事故で、自分の自宅に帰れない多くの住民がいるのを思うと、政府には原発の安全について十分な説明責任があると私は思います。
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