菅首相が民主党代表選に大差で再選

9月14日に実施された民主党代表選は、管首相が721ポイント、小沢前幹事長が400ポイントで菅首相が再選されました。


　ポイントの内訳は以下のとおりでした。
　　　　　　　菅直人　　小沢一郎
・国会議員　　　412　　　　400
・地方議員票　　 60 40
・党員サポーター票　249 51

　結果を見ると、党員サポーター票の差が大きいです。とはいっても、その投票数では菅首相が137,998票、小沢前幹事長票が90,194票でポイントほどの大差はありませんでした。これは衆議院300小選挙区ごとに1票でも多く得票した候補者が1ポイントを得る「総取り制」の仕組みのためです。

　さて、今、日本経済は先行きがまったく見えない状況です。リーマンショック前は戦後最長の好景気だと言われていましたが、その実感は中小企業の経営者にはあったようですが、サラリーマンにはありませんでした。
　
　この期間はサラリーマンにとっては、年功序例崩壊、非正規化職員の増加、税負担の増加などの大きな変化のあった時期でした。

　菅首相は、一に雇用、二に雇用、三に雇用といっていますが、どのように具体化するのでしょうか。

　もしかしたら、私たちは未来に多くの期待をしてはならないのではないでしょうか。日本は明らかに下り坂の国です。下り坂の国であれば、下り坂の歩みがあるのではないか私は思っています。