国史跡指定記念事業で地元伊勢崎市が田島弥平旧宅蚕室を特別公開

伊勢崎市境島村の田島弥平旧宅が9月19日に国史跡に指定されたことを記念し、地元伊勢崎市は27、28の両日、境島小体育館と田島弥平宅の2会場で、記念事業を行います。普段は見ることのできない田島弥平旧宅の母屋２階の蚕室の特別公開などが行われます。

　27日午前１０時から、境島小体育館で指定書交付などの記念式典が開かれます。園児や中学生の発表、横浜国立大の大野敏准教授による記念講演も実施する予定です。

　27日正午からと28日は両会場で、さまざまな催しを行う。境島小体育館では、養蚕農家群のパネル展示や、繭を使ってのストラップ作り、座繰り体験も行います。

　世界遺産登録が現実になってきて、地元伊勢崎市島村は、話題のスポットになっています。世界遺産登録の中でも、「富岡製糸場と絹遺産群」は、近代日本を考える意味でも、稀有の存在ではないかと私は思っています。

　下の写真は、田島弥平旧宅です。