東京教組(東京都公立学校教職員組合)

教職員のセーフティーネット“東京教組”

ナガサキ原爆忌 その4

2012年08月10日 | インポート
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 原水禁大会での行動は、爆心地公園での黙祷をもって終了した。せっかくなので、平和公園で行われている平和祈念式典に行ってみた。平和公園は、もともと刑務所があったところで、小高い丘の上にある。川沿いの遊歩道から坂道を登って行くと、「満席です」のプレートを持った警備担当者が立っていた。聞くところによると、会場への入場チェックが厳しくなり、昨年も大勢の人が会場の外で待ったらしい。
 式典では、田上富久長崎市長が「核兵器のない世界の実現のため次世代への働きかけが重要」として、次の世代が相互の信頼と安心感、共生に基づいて社会を動かすことができるように「平和教育、国際理解教育に力を注ぐ」ことを表明した。さらに「放射能に脅かされることのない社会の再構築のための新しいエネルギー政策の目標とそこに至る明確な具体策を示す」ことを日本政府に求めた。
 「長崎市民はこれからも福島に寄り添い応援し続けます」という言葉は、言葉だけに終わらせてはならないと言う決意と同じ被曝者としての思いがこもっている。


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