東京教組(東京都公立学校教職員組合)

教職員のセーフティーネット“東京教組”

日本国憲法バッグとTシャツ

2012年08月11日 | インポート
0_2
 今年も祈りの8月が巡ってきた。ヒロシマ・ナガサキに原爆が投下され、敗戦を迎えて67年になる。このブログにも祈りの様子が掲載されている。
 7月16日の「さようなら原発集会」の時、黄色いさようなら原発のTシャツの多い中、「憲法九条」の条文の一部をデザインしたTシャツを着ている方を何人か見かけた。
 聞くと、デザインされた書は、八王子市内で小学校の教員をしていた方が「二度と戦争はしたくない」という強い思いを込め、永年書き続けていたという。
 終戦直前、高尾山周辺に疎開してきた子どもたちの面倒を見ていて、そうした体験から思いを強くし、書きためていたという。その方が他界したあと、掛け軸は書道に理解のある知人に譲ったが、「家に飾っておくだけではもったいない。故人の遺志をたくさんの人に伝えられないか」と言われ、義父の意志を形にしたいと考えて、Tシャツやバックにデザインを入れて販売をすることにしたという。
01
 九条の条文中、「戦争と武力による威嚇または武力の行使は、(中略)永久にこれを放棄する」が書かれている。製作者の花沢さんは、「ふだんはじっくり考えることが少ない、憲法や戦争について、気軽に考えるきっかけにしてほしい」と話す。
 日常、バックを持ち歩いたり、シャツを集会などに着ていくのも、気持ちを伝える運動のひとつの方法かも知れない。
Tシャツは16色、1枚2000円。布製バックは(A3)1500円、(A4)1200円で、2色。
問い合わせは花工房プラス 042-668-2468




最新の画像もっと見る

コメントを投稿