東京教組(東京都公立学校教職員組合)

教職員のセーフティーネット“東京教組”

瀬戸内寂聴さん

2016年01月08日 | 日記

「源氏物語」などの著作で知られる瀬戸内寂聴さんの最近の様子をドキュメントしたテレビ映像(NHKスペシャル「“いのち”瀬戸内寂聴密着500日」を見た。NHKらしくと言うかどうか彼女の反原発、戦争法反対の活動はなかったが、日常の生活から講演まで元気に活躍されている姿が紹介されていた。そして今、「いのち」と題する予定の小説を執筆していることも知った。今年94歳になる寂聴さん。大病から甦った寂聴さんの新作が楽しみである。
昨年の夏に彼女が語った言葉を紹介する。

不安な恐ろしい時代になりました。前の長い戦争の果の敗戦を経験している私は、まさか、自分の生きている間に、またもや日本が戦争を始めたがる国になろうとは思いませんでした。
釈尊は、虫も殺さない方でした。仏教の根本は“殺すなかれ 殺させるなかれ”という釈尊のお言葉が据わっています。私たちは仏教徒です。こういう危険の迫る国の方針には、誰よりも早く反対しなければなりません。
立ち上がりが遅すぎたと思います。
その分、私たちは仏教徒の誇りを持って、日本の未来を守るため、若者や子どもたちの前途を守るため、手を組んで立ち上がりましょう。
戦争にいい戦争や聖戦はありません。
戦争はすべて人殺しで悪です。


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