現実を見つめること

事務所のホームページ、少しだけ更新です。

「architecture」のコンテンツに昨年１０月に竣工した「le sonia」をアップしました。
敷地２８坪に鉄骨造５階建てのエステの会社の本社ビルです。

この竣工写真はプロのカメラマンがデジタル一眼レフを使用して撮った写真です。
いかがでしょう？
どことなくデジタルっぽさがある感じがします。
撮影後フォトショップなどを使って加工してあるためか、もしくは電線など邪魔になるものは加工して排除してあるのでリアリティーが薄れてしまっているのか。
もちろんネガでもポジでも最終的にはデジタルのデータとして加工されるので、その加工されていく過程によって感じ方が違うのだろうけど。

CGはどんどんリアルになるし、現実の竣工写真は加工されヴァーチャルになっていく・・・ますますリアルとヴァーチャルの境界が曖昧になっていく気がします。

人と人との関係も一部でヴァーチャル化されている人が多くなり、不気味な犯罪が増えています。
きちんと個人が勇気をもってリアルな世界を見つめることが重要な時代になってきた気がします。

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