イーハトーブ岩手の水ブログ

岩手の渓流や三陸の海、みちのく奥州の自然にまつわる出来事や話題を伝えます。更にFM岩手「水のラジオ」の情報も掲載。

真夏日の草刈はダイエット効果抜群!

2009年06月28日 | 釣り師の独り言
土曜日の午前中は、一関の得意先に営業に行き、仕事の話は30分で
その後は企画部長(女性)と競馬の話と雑誌の話で盛り上がった。
そういえば・・・岩手競馬新聞のコラム原稿は書いているが、最近競
馬場に行っていない事に気付いた。
そろそろ競馬場に顔を出さないと仲間と話しが合わなくなりそうだ。

実は地元コミュニティラジオで僕が制作している番組のパーソナリティと
コメンテーターは、今年共同で3歳馬の馬主さんになり、この馬が
デビュー後2戦目と3戦目を勝利した。
その賞金と馬券配当で寿司屋でご馳走になった事もある。
その馬が前走のJRAとの交流戦でどん尻で負けてから、馬主さん達
も元気がなかったが、久々に29日月曜日に地元戦に出走する。
その日は競馬場に行かないまでも、ネットで馬券だけは抑えておこう
と思う。案外人気を落として高配当になるかも・・・・。

てなことがあった土曜日の午後、真夏日の暑さの中ではあったが、
地元スーパーに隣接する空き地と敷地内の草刈をした。
午後2時から4時までの2時間、タンクトップと長靴という、
何とも奇妙な格好でひたすらに草刈機械で雑草を刈った。
それほどの重労働でもないが、しかし汗が滝のように流れる。
あっという間にタオルが汗で重くなった。
厚手のタオル3枚分の大量の汗を流し、その分大量の水を補給した
が、それでも風呂に入って体重計に乗ると・・・・3kgも減っていた。
心なしか腹の脂も減ったような気がする・・・気のせいだろうが・・・

日曜日は、次男と釣りに行くつもりでいたが、
さてどうなる事やら・・・

失われた土曜日を振り返る。

2009年06月25日 | 釣り師の独り言
フライロッドを迂闊にも車の屋根に載せたまま、県道を5kmも
走り、気がついたときにはロッドをどこかに落としてしまった土
曜日。その日のうちに北上警察署に電話で紛失届けをしたが・・・
あれから5日が経過したが、いまだに警察からも連絡はない。
諦めるしかないのだろう・・・・。

土曜日はロッド紛失の経過報告に終始したが、あの日の釣果は
なかなかのものだった。太ももの痙攣に苦しんだりもしたが、
正味1時間半程度の釣りで写真の釣果はなかなかだろう。
上から2番目が泣尺の山女魚。

本来ならば今週末、再度尻平川&寒沢川に出掛けて、ロッド探し
をするべきなのだろうが、あいにく土曜日は屋敷内の草刈作業や
諸々の雑事が残っているので、土曜日は釣りにいけない。
ただ、日曜日は次男も休みだというので、どうやら一緒に釣りに
いけそうな気配だ。
僕の目論見としては、朝8時頃の出発で奥羽山系の西和賀あたり
に行こうか・・・と考えている。
たぶん川のコンディションも良さそうだ。

今日は次男が休みなので、たぶん一人でどこかの川に釣りに出掛
けたことだろう。帰ってきたら今日のつりの話でも聞いてやろう。
そのご報告はまた明日。

地元釣具店のカレイ釣り大会

2009年06月23日 | 釣り師の独り言
自分自身の不注意からフライロッドを紛失した土曜日の落胆から
前夜は悔しくてなかなか寝付けなかった。
しかし、日曜日はかねてから参加申込をしていたカレイ釣り大会
が、大船渡の起喜来崎浜であるので、午前3時に起床し、一路
大船渡を目指した。
当日の朝はあいにくの雨模様で、船の上で雨に打たれる事を覚悟
の上で、ゴアのジャケットに下は古いゴアのウェーダーを持参し
逆に雨の海の釣りを楽しむ事にした。

当日の参加者は30名程度で、いずれも地元の釣り達者ばかり。
中には前回の大会の主催者だった小山製麺社長の高橋政志さんも
仲間と一緒に参加。前回は主催者という事で、入賞を辞退しが、
かなりの腕達者だ。

大会は午前6時出船で、12時帰港。船は三崎丸で、5名乗船。
他の4名を差し置いて、僕だけ幸先良く型の良いマガレイが
ポツリポツリと釣れた。刺身サイズも混じり4枚目が釣れた所で
いつものように船の外に掛けたスカリ(びく)にカレイを入れて
仕掛けに餌を付けていた。
そこで、外につるしたスカリを確認すると・・・・ロープの先から
在るはずのスカリが消えている!ロープが外れ流れたらしい・・・
先行逃げ切りで船内トップを狙っていたのに・・・・悔しい!
前日のロッド紛失に続き、今日はスカリのロストか!?
釣り師の不幸を2日間で一気に背負ったような暗澹たる想いだ。

そんな僕の落胆をよそに他の4名の参加者は、着々と釣果を重ね
ている。気がつけばその時点で僕は「ボーズ」という事になる。
そこで僕は平静を取り戻し、巻き返しに向けて一本竿に集中した。
「なにくそ」の意地と「やけくそ」の居直りで、なんとか回りに
追いつき、ようやく9枚目を釣ったところで大会終了。
気がつけば、いつの間にか他の4名を抜いて船内トップになった。

検量の結果、優勝は案の定、小山製麺の高橋社長の21枚8.6kg。
そして準優勝は、なんと僕の9枚3.3kg。12枚5kgの開きがある
にもかかわらずの2着に思わず恐縮した。
どうも全体的に低調だったようだ。

2日連続で釣り師的な不幸に見舞われたが、捨てる神あれば拾う
神ありの言葉どおり、雨の日ばかりじゃないらしい。
雨はいつかあがるもの。雲はいつか切れるもの。
これでロッドが出てくれば、ありがたいのだが・・・・

【お尋ねもの】フライロッド落としました!!

2009年06月21日 | 釣り師の独り言
とんでもないヘマをやらかしてしまった!
20日土曜日、午後3時過ぎに花巻市の寒沢川から、和賀川水系の
鈴鴨川へ県道37号を南に移動した際に、うっかりとフライロッド
を車の屋根に載せたまま走ってしまい、途中でロッドを落とした。
県内の方でどなたか僕の竿を拾得された方がいらっしゃれば、
ご連絡いただくか、最寄の交番へお知らせ下さい。
何卒よろしくお願いします。

ロッドは、Looperというブランド名で、7.8年前まで
金ヶ崎で営業していたフライショップ「ファーブル昆虫館」の
オーナー夏井さんのオリジナル・ロッド。
(写真のロッドは、カムパネラだが・・・)
リールは、オービスのバテンキル、ラージアーバー。
オレンジ色のラインが巻いてあり、フライも着いたまま。
このリールは、6年前から愛用しているもので、このリールだけ
でも手元に見つかって欲しい。
お願いします。

今振り返って思えば、なんとなく嫌な予感がする土曜日だった。
午前中は、犬の散歩やら敷地の草刈やらを片付けて、お昼前に
和賀川水系の尻平川を目指した。今にも振り出しそうな空模様の
中、いつもの入渓点に到着すると・・・餌釣りの先行者あり。
そこで下流に移動し準備を始めたときに、ロッドを1本しか持って
こなかった事に気付いた。
まぁ、いつもロッド1本で釣りをしているので、気にもしなかった。
まさか、中途半端な時間にロッドを失くすとは知る由もない。

そこでいつもどおり護岸の梯子を使って川に下りようとしたところ、
梯子がある場所にヘビの抜け殻を見つけ、ドキリとした。
しかしまぁ、抜け殻くらいどうと言う事もない、と近づくと・・・
その脇に本物のヘビ(ヤマカガシ)が脱皮したての艶やかな姿で
甲羅干しをしているじゃないか!
こりゃかなわん、とそのポイントを諦め別の場所から川に下りた。
しかし・・・気温も低く曇天模様なのにヘビが出るとは・・・。
このあたりから嫌な予感がした。

尻平川のそこから上流は民家もなく、とっても透明な流れの川だ。
川に立ちこむと川の水はかなり冷たい。奥羽山系の川は、やはり
北上山系の川より一ヶ月は遅い。気仙川なら5月くらいの表情だ。
水量も水質も文句なしで、ポイントに立つと魚の匂いが漂って、
その場所に魚が濃いことを直感した。
フライを流すとすかさず20cm級の山女魚が飛び出した。
その後4尾ほど釣り上げたところで、ライズを発見。
そっとフライを流すと2投目で大型の山女魚が飛び出した。
でかい!そいつは一気に下流へ走ったが、なんとかいなして手元
に寄せようとしたが、1m手前でばらしてしまった。
でかかったのに・・・・、しばし呆然・・・・。

気を取り直して、同じ場所の上流へフライを落とした瞬間、
バシャリと魚が出た。これもでかい!
さっきの魚よりも激しく走り抵抗する。僕も引っ張られるように
下流へ走りながら魚をいなし耐え、ようやく手網に収まった魚は、
泣尺(29cm)の山女魚だった。嬉しさもつかの間・・・・
取り込みにこんなに時間を掛けたのは本当に久しぶりで、
魚のやり取りの際に突っ張っていた右の太ももの筋肉がつった。
歩く事も出来ないくらいの痛みに悶絶した。
屈伸をしたり、足を伸ばしたりして、なんとか歩けるほどには
回復したが、いつまた痛みが来るかと不安になった。
そこでひとまず川を上がり、車に戻っていつものように昼食と
珈琲ブレイク。

そして、午後2時そこから5分の場所にある豊沢川水系寒沢川へ
移動し、100mほど釣り上がったところで、リーダーが蜘蛛の
巣まみれになった。リーダーもティペットも使い物にならなく
なったので、車に戻る事になった。
そして午後3時、その川から鈴鴨川へ移動する際に、うっかりと
ロッドをリールごと車の屋根に載せて走ってしまった・・・・。
普段なら走り出したとたんに屋根の上の妙な音に気付いて車を
止めるのだが、その道は未舗装の道で運転に気をとられて、全く
気付かなかった。しかも、鈴鴨川に着いてからロッドが無い事に
気がついた・・・・。

重ねてお願いです。
どなたか花巻から北上に通じる県道37号線で、フライロッドを
拾った方、このブログにコメントを頂くか、もしくは最寄の交番
へお知らせ下さい。
心からお願いを申し上げます。


息子と一緒に、初めてのフライフィッシング

2009年06月16日 | 釣り師の独り言
いつか近いうちに一緒にフライフィッシングをやろう・・・、と
FFをはじめたばかりの次男と話していたが、ようやくそんな日が
やってきた。僕と一緒に釣りに行く話を友達にしたら、その友達も
一緒に行きたいということになり、車2台に分乗し3人で行く事に
なった。
次男の友達は、僕の友人の息子であり、親子二代の付き合いになる。
次男の友達は、普段餌釣りを一緒にやっているということで、二手
に分かれて釣りをしようと考えていた。
ところが・・・粗忽者の息子は、友達のために用意した餌を忘れたて
しまい、さてどうしよう・・・・ということになった。
ならば、お前さんもフライをやってみろよ。と奨めたところ、
試しにやってみようという事になり、急遽3人でフライロッドを持
って川を歩く事になった。

最初は、初心者ならではのトラブルに四苦八苦していた二人だった
が、そのうちに一つ一つコツを覚え始め、いつの間にかそれなりに
様になってきた。
すると流すフライに魚が飛び出しようになるのだが、なかなか針に
乗らない。やはり合わせのコツが難しいようだ。
思えば僕だって初心者の頃は、それで相当悔しい思いをしたものだ。
故に、なんとか魚を釣ろうと夢中になった。
今まさに、二人はその悔しさの中で、頭をフル回転させて何とか
フライで魚を釣ろうと夢中になっている。
僕は、とても幸福な気持ちでライズに熱中する息子達の背中を見て
いた。

そのうちに、どうしても釣れないライズをどうしたら釣れるのか?
僕に釣って見せてくれというので、代わってキャストすると何投目
かで山女魚が釣れた。その一連の流れに驚きながらも目を輝かせて
いた息子の姿は、まるで子供の頃のようでもあった。

しかし、その川のコンディションはイマイチで、なかなか納得の
サイズの魚は釣れなかった。どうやら6月上旬に稚魚放流したらし
く、チビ山女魚ばかりが飛び出していた。
午後6時頃まであちこち場所を換えてみたが、さっぱりだった。
それでもチビとはいえフライで魚を釣った感覚は覚えたらしく、
次はどこの川にいこうか・・・・などと嬉しそうに話していた。

昼飯に定番の袋ラーメンをその日は4袋大鍋で作り、3人で分け
合って食べた。食後の珈琲もレギュラーで炒れた。
その時に二人は何かを感じたらしく、「釣りの時はこれにしよう」
などと話す声が聞こえた。
そう、そんなふうに親父の野遊びをみて、まねできる事はまねし
たら良いと思う。

次回、またはその次には、先月末に東京の旦那と行った薬師川に
連れて行きたいと考えている。息子に尺上とは言わないが、
なんとか納得のサイズの山女魚or岩魚を釣らせたいと考えている。
まぁ、フライを始めたばかりなんだから、フライの魅力のあれこ
れは、ゆっくりと時間を掛けて覚えていけば良い。
ゆっくりと、じっくりと・・・・。

岩魚の骨酒でニンマリ

2009年06月13日 | 釣り師の独り言
僕が暮らす地域の山ノ神様として、八竜権現神社という小さな神社
があって、戦前に建立された社殿がかなり老朽化している。
そこで氏子幹部が相談して社殿を立て替える事になった。
僕の親父もその氏子幹部の一人で、土曜日の朝9時から神社で行
われる安全祈願祭に参列する予定だったが、その日の朝、急に体
調を崩し急遽僕が代役で参列する羽目になった。
土曜日は天気も良さそうだし川のコンディションも回復していると
確信していたので、・・・いきなり出鼻をくじかれた感じ。

とは言え、親父も年なのでそろそろその辺の事柄にも参加する時期
と潔く諦めて、ネクタイと紺ブレザーで出掛けた。
権現神社は、その地域を見下ろす高台にあって、神社まで登る階段
は、かなりきつい勾配になっている。子供の頃はそれでも平気で
上っていたが、50を越えるとこの登りが応える。
小さな境内に20数人の氏子が集まり、厳かに祈願祭が行われ、
親父の代行で玉串奉納までやらされた。久々でやや緊張。

世話役の人達の手伝いをソツなくこなし、自宅に帰って時計を見る
と、午前10時。そこから釣り支度をして一路気仙川支流の矢作川
を目指した。6月の気仙川は本流・支流とも川止め禁漁だが、支流
の上流部は対象外となっている。
種山を越えて大股から林道越えで矢作川に着いたのが11時頃。
増水気味の川にはすでに先行者の気配があった。やられた・・・
と落胆したところに、先行者が歩いて来た。ルアーマンだ。
左手に水と魚の入った透明なビニール袋を持っている。
でかい岩魚だった。聞けばこの上流で上げた40cm級らしい。
しかし先行者がルアーマンで一安心した。

先行者もなんのその。ここぞというポイントから形の良い山女魚が
続けざまに釣れた。しかし俄かに雲行きが怪しくなり、遠くから
雷鳴が聞こえると・・・・いきなりスコールのような雨が降り出した。
一目散に車に取って返し、緊急非難した。
土砂降りの雨の中、ちょっと早い昼飯と決めていつものように
袋ラーメン(即席天そば)を作り、その後は珈琲をすすりながら
小降りになる頃合を待った。

雲の切れ間から光がさし始めた頃、再度川に立ち続きの場所から
釣り始めたが、2尾を追加したあたりから川が濁りだした。
なるほど・・・・あの土砂降りなら濁りが入るのも当然か・・・
そこで、矢作川を諦めて遠野の小友川に移動することにした。

東京の旦那とライズにはまったあの場所も、先週の雨でリセット
されたと予想した。しかし・・・
ライズはあるものの、川に立ちこんだとたんにライズが止まる。
ブラインドでフライを流しても無反応・・・。
しばらく粘ったが、どうにもならないので一旦諦めた。

その後、何箇所か場所を移して歩いたが、チビ山女魚ばかりで
どうにもならない。時計を見ると午後5時を回っていた。
そこで、イブニングをライズPでやろうと決めて、ハッチが始ま
るまで珈琲をすすりながら待つ事にした。
その場所の近くには地域の人達が利用する美味しい湧き水があり
僕は決ってその水を釣りの度に利用している。
この水で炒れた珈琲は結構美味い。

午後6時を過ぎたあたりから、デリケートなライズが次第に
荒っぽいライズに変わってきた。そこから7時半まで入れ食
いの釣りになった。しかも7寸~9寸の大型ばかりだ。
怖いくらいの大漁でその日最初で最後の岩魚を上げたところで、
竿を納める事にした。

これは、我が家の山の神様である八竜権現様のお陰様なのか、
渋々とは言え親父の名代で祈願祭に参加して良かったのかも・・・
そんな事を考えながら、その日の夜は1尾だけ釣った岩魚を
素焼きにして、骨酒を作ってみた。酒は宮城の銘酒・浦霞。
これがまた寒露!酒をあんまり飲まない長男も絶賛だった。
今日の釣果は、オフシーズンにまとめて燻製にする予定。
さてどんな燻製が出来るのか・・・・乞うご期待。

今年初のカレイ釣りは・・・・

2009年06月11日 | 釣り師の独り言
10日水曜日は、平日にもかかわらず大船渡の吉浜でカレイ釣り大会
があり、朝3時起きで参加してきた。
この大会は、地元奥州エフエム放送の役員仲間でもある小山製麺の
高橋社長が主催するもので、毎年行われている恒例の釣り大会だ。
いつもは6月の日曜日に開催されるのだが、今年は主だった参加者の
都合によりこの日の開催となった。
小山製麺・高橋社長の主催という事もあり、参加賞をはじめ上位の
賞品もかなり充実している。今年も3万円以上のカレイ竿だった。

午後5時半開会式の後、約40名の参加者が7組にグループ分けして、
抽選の上で指定された船に乗船して、カレイのみの総重量で競う。
この船の抽選が実は肝心なポイントだ。
船頭さんの腕次第で釣果に明確な差が出る。
僕のグループのリーダーが引いた船は・・・・一番年の若い船頭さん。
そこで事情通の参加者と僕は、上位入賞を諦めた。

案の定、まるでアタリが無い。あたりがあっても外道・・・
12時半の大会終了まで、6時間半で中型カレイ4枚のみ・・・・
結果40名中24位・・・・今年初のカレイ釣りは、実にとほほな
結果となった。
しかし、1枚だけ珍しく高級魚マツカワカレイが混じったし、
刺身サイズの30cmくらいのマコガレイも上がった。
参加賞でホタテ貝を発泡スチロール1箱も頂き、船頭さんに
殻ホヤも数個分けてもらったので、家族への土産は充分揃った。

帰りの車の中では、睡魔との闘いだったがなんとか無事に4時頃
には帰社して一仕事終えてから自宅に帰り、早速カレイを捌き、
活きの良い刺身を美味しく頂いた。それも今年初。
これからのシーズンは、海釣りのお誘いも増えるだろうが、川の
釣りが一区切りつく6月末までは川優先になるだろう。

今日も岩手は雨模様。今週末はたぶん増水気味だろうから、
たぶん支流域での釣りになる。
次男が休みなら日曜日は、二人で川に行こうかと話している。
今から本当に楽しみだ。



釣竿を持たない週末

2009年06月08日 | 釣り師の独り言
7日の日曜日は、地元コミュニティFMで日曜10時から放送している
レギュラー番組が久々の生放送という事で、午前中は水沢区の
サテライトスタジオにつめていた。
午前中は一昨日からの雨も上り、久々の爽やかな青空を見たが、
番組終了後の11時頃から雲行きが怪しくなった。

夕方には村田久さんとイラストレーターの幸山さんのインタビュー
収録で西和賀町の湯川温泉「曼鷹旅館」に行く事になっていたの
でどこかの川でちょっと竿を出してから向かおうかとも考えたが、
西にそびえる奥羽山脈には全体に厚い雲がかかりどうやら雨模様。
そこでスッパリと釣りを諦め、椅子と珈琲の道具だけを車に積んで
西和賀に向かった。

途中、和賀川水系の支流を何箇所かのぞいたが、どこも増水で
釣りになりそうには無かった。それに西に向かうにつれ、雨も
次第に強まってもいた。
その後、以前岩手ルアーアングラーズのキャンプで一泊した橋の
下に車を止めて、川を眺めながら珈琲を炒れた。
この雨は恨めしいが、増水で川が洗われ来週末あたりはたぶん
魚の活性も良くなるだろう・・・などと思いをめぐらした。

それから湯川温泉に先乗りし、久々に温泉で汗を流した。
風呂から上がる頃には、村田さんご一行も宿に到着しており、
段取り良くインタビューを収録し、そそくさと家路についた。
このインタビューは6月26日に放送する予定。乞うご期待。

水曜日には、小山製麺の高橋政志さんが主催するカレイ釣り大会
が大船渡の吉浜である。今から楽しみだ。

大雨でお手上げです。

2009年06月06日 | 釣り師の独り言
昨日からの雨が降り続き、岩手県南部には大雨洪水注意報がでた。
本来なら今日は、朝一から田圃の草刈をして、その後畑の土起こし
を片付けて、お昼前から川に行く予定だったが、この雨で草刈も
出来ないし、増水で釣りにもならない。
仕方なく、午前中は釣り道具の整理と調整、そして来週行く予定の
カレイ釣りの仕掛け創りにいそしんだ。

明日は、朝10時からラジオ番組の生放送があるので、午後からは
その準備に入る。
先週のような多少の雨ならちょうど良い塩梅なのだが、昨日からの
大雨は久々の洪水注意報となった。
遠野の民宿「わらべ」では、金曜日の夜から日曜日に掛けて、毎年
恒例のフライフィッシング教室が開かれている。この教室は東京の
祐林堂が主催するもので、毎年首都圏から20名程度の参加者が
集まる。
インストラクターとして一関の村田さんやカムパネラの宇多さんも
参加するので、今年は遠野まで参加者のインタビューを撮りに行く
つもりでいたが、今朝村田さんから電話が入って
「大変な濁流の増水で、全く釣りにならない。」という。
遠野取材もあえなく断念・・・となった。

まぁ、しかし、ここのとろこ雨も少なく川も渇水気味だったので、
この洪水で川がリセットされれば、2週間前には釣り荒れていた
あの川やあそこのポイントも復活する事だろう。
来週末を楽しみにしよう。

釣友と歩いた森と川

2009年06月03日 | 釣り師の独り言
あいにくの雨だったが二日間の釣友との旅は、ある意味で僕の
句読点になったと思う。
もともと僕達は、雨の日の釣りが得意で好きなほうだだが、
まさか雨の夜にテントで寝るとは考えもしなかった。
しかし、彼のひらめきとアイデアで実に快適なキャンプになった。
やはり野営は工夫次第で快適になるものだ。

キャンプの夜、僕達は会えなかった時間の様々を語り合った。
まさに「闇語り」。以前にもこのブログに書いたが、彼の奥方は
十年ほど前に病に倒れ生死を彷徨った末に手足に障害を抱えた。
その奥方を支えながら、20年以上前に自ら起こした会社を経営し
今は50名からの社員を抱えている。
ここ数年は、詐欺師まがいのビジネスパートナーとの訴訟やら、
非常識な試用社員との訴訟などに悩まされた。
(いずれも「勝訴」したが・・・)
更に最近は、幹部社員の裏切り行為が、一度ならず二度までも・・
その呆れた問題も、旅の前日までに区切りをつけてきたという。
正直、僕もホッとした。

誰にも語れないそんなお互いの闇語りを聞き語るうちに、どうし
ても酒は進んだ。挙句、「山崎」&「白州」ボトル2本。

そして出掛けた二日目の薬師川は、やはり素晴らしい川だ。
タイマグラの森の深さもさることながら、その森を源に流れる
透明で流麗な水は、目覚めたばかりの森の息吹を溶かしている。
その流れに息づく岩魚も山女魚も薫り立つほどに芳しい。
あの川を選んでよかったと思った。

僕は一人で再びあの川を釣り歩くのだろうが、きっとあの場所
を釣るたびに、彼と二人で笑いながら釣り歩いたあの日の事を
思い出すのだろう。
彼が川で口ずさむ歌が、耳から離れないように・・・・