イーハトーブ岩手の水ブログ

岩手の渓流や三陸の海、みちのく奥州の自然にまつわる出来事や話題を伝えます。更にFM岩手「水のラジオ」の情報も掲載。

蕎麦打ち体験

2009年01月31日 | 釣り師の独り言
平泉の世界遺産登録を応援する奥州市の歴史テーマパーク
歴史公園えさし藤原の郷では、現在施設をPRする映像を製作中だ。
現在その撮影編集を委託され僕の会社で制作進行中。
そんな中、今日は藤原の郷に隣接する「えさし郷土文化館」の体験
メニューの一つ「蕎麦打ち体験」の撮影があった。

参加者は、関係者の家族3組7人。
最初は始めての試みに全員戸惑っていたが、蕎麦を麺棒で伸ばす
あたりからリラックスし、出来上がる頃には講師の先生との会話
も弾んでいた。

そして出来上がった蕎麦を全員で試食。ドサクサ紛れに僕もつまみ
食いさせてもらったが・・・これが美味!
つけダレは、先生が用意したものだったが、これに一工夫あれば
かなり上手い蕎麦になると思った。
撮影しながら、大体のポイントをつかんだので、解禁前の休みの日
にでもちょいとチャレンジしてみたくなった。

この郷土文化館での「蕎麦打ち体験」は、4~5人くらいからも
受け付けているそうだ。料金は一人800円と安い。
2家族くらいで午前10時頃の申込なら、お昼前には蕎麦が上がる。
「えさし郷土文化館」で検索して見て欲しい。

しかし、そんな感じで呑気に屋内で撮影を終え外に出てみると・・・
朝からの湿った雪が、とんでもなく積もっている。
交通情報では、高速道路も仙台泉から盛岡南まで通行止め。
花巻空港発着便も欠航。在来線も運休・・・・。1月最後の嵐だ。

明日2月1日は、江刺区の蔵まちモールにある居酒屋「えぴや」の
新装開店で6時からお祝いの宴がある。
この店に関しては、後ほど詳しく紹介したい。

岩手のアーティスト

2009年01月30日 | 釣り師の独り言
ここのところ遊漁証や漁協の話が続いたが、この辺で小休止。
今日は、毎週金曜日FM岩手で放送中の「野遊び倶楽部イーハトーヴ」の
ゲストについて。

1月30日(金)放送分のゲストに岩手在住のアーティストである
underpath(アンダーパス)を迎えた。
二人は、ゴスペル・グループ「シモンズ・カンパニー」に所属したことを
きっかけにグループを結成した。
何年か前に、NHK「熱唱オンエア・バトル」という番組があったが、
その番組に出演し高得点を重ねグランプリ大会で「三位」になった。

現在は、二人とも働きながら休日にライブ活動を続けている。
詳しくは、「野遊び倶楽部イーハトーヴ」のWEBサイトを参照。
そこでWEBラジオも聞けるので、その中に彼らの楽曲も含めて
上げたのでお時間がある方は聴いて欲しい。

本当に素直で明るくて気持ちの良い若い衆だ。
そうそう、コミュニティの奥州FMでも毎週月曜日に彼らがパーソナリティ
をつとめる番組を放送している。
そちらの方もよろしく。

遊漁者と漁協

2009年01月29日 | 釣り師の独り言
マイミクのゆんぼ君や前回のブログにコメントを頂いた天蓋男さん
から「遊漁のしおり」の内容と現実の乖離について意見を貰った。
「遊魚のしおり」とは、岩手県の共通遊漁証を購入すると付いてく
る小冊子で、各漁協ごとの放流サイズや禁漁区域、禁止漁法などの
情報が記載されているもの。
しかし、両君が言うとおり記載内容と現実に大きな違いがある。

例えば、沿岸の某河川では6月一ヶ月の川止めの表記が無いにも
関らず、実際には川止め禁漁を実施しており、知らずに訪れた時に
物凄い剣幕で叱責された事がある。
当然僕は逆ギレしたが・・・・

ただ・・・漁協の役員達もそれぞれに仕事を持った人々で、遊魚のし
おりの内容の詳細まで手が回らず、毎年内水面漁連の事務局まかせ
になっているのが現状のようだ。

天蓋男さんが指摘する外来種である虹鱒の放流については、実は
初耳で驚いた。どこの河川なんだろう?
基本的に虹鱒は、本州では放流しても天然孵化できないので、
釣魚の対象とするならば毎年放流する事になるが・・・
はっきり言って、僕も虹鱒は嫌いなので、放流には反対だ。
天蓋男さんが言うとおり虹鱒は「外来種」なんだから。
まぁ、レンギョ(ハクレン、コクレン)ソウギョなども外来種だ
が、長い川の歴史の中で、日本に根付いた魚や生物もいる。
日本古来からの純粋種だけの河川が理想ではあるが、
合衆国のように現在の日本の河川は、様々な外来種も受け入れざ
るおえない状況なのかもしれない。

話が横道にそれたが・・・・
釣り人と監視員のいざこざは、実は一部のマナー違反の釣り人と
一部の礼儀知らずの監視員の無作法に寄るところが大きい。
僕は、この一部のマナー違反の釣り人をたとえ見た目は大人で
釣技が上手かろうと何歳であろうが「幼稚な釣り人」と呼んで
蔑む事にしている。
釣り券不所持、放流サイズのキープ、釣り場の割り込み、ゴミの
不法投棄などなど、すべて「幼稚な釣り人」のなせる業。
成熟した「大人の釣り人」は、釣りの技術も高いが、川の作法も
美しく、潔いもの。それは釣りのキャリアとは別の次元だ。
例え釣り歴1年目であろうが、作法を心得た釣り人は
大人の釣り人。

だから、出来る事なら両君だけでなく「大人の釣り人」は、
「幼稚で無教養な釣り人」を見かけたら、そっと優しく諭すよう
心掛けていただければと思う。

一部の無礼な監視員については、いずれお客さんである釣り人の
指摘で割り出され、処分される事だろう。
現実に秋田県のH内川の無礼な監視員は、監視員をクビになった。
その前に、怒った釣り人グループの手によって車のタイヤを4本
全部抜かれたらしい。

まだまだ、漁協や釣り人に対する意見はあると思う。
何でも気軽にコメントして欲しい。
深刻な問題は、岩釣協だけでなく「岩手県漁場管理委員会」へも
問いかえる事が可能なんだから。

遊漁券にも色々課題はある

2009年01月27日 | 釣り師の独り言
マイミクのゆんぼ君からコメントを貰ったように、
遊漁券にはそれにまつわる様々な課題も山積している。

前回、書いたように閉伊川のように長い流程と沢山の支流を
有する河川では、漁協監視員の目が届かないので、「今日だけなら」
とか・・・、万が一見つかったら「監視員から倍額で買えば良い」と
「密漁」にチャレンジする釣り人もいるようだ。

またそうした「密漁」を監視する漁協の側にも問題が無い訳ではない。
とある釣り人の話だと、秋田のH内川の監視員は、釣り人を見つける
といきなり「こらぁ~釣り券持ってるのか!?」と怒鳴るらしい。
全く失礼な話だ。釣り人は「お客さん」でもあるはずだ。
なのに、それは無いだろう。

「遊漁」の基本は、漁業権を持つ各河川の漁協が非組合員である
一般の遊魚者(釣り人)から遊漁料を日釣券&年券の形で徴収し
河川を開放する。また、漁協は遊漁者に楽しい釣りをしてもらう
ために、放流事業や河川の維持管理を自治体(行政)と連携して
実施する。・・・・というのが本来の形。

そこで、岩手県の共通遊漁証の利点は、それぞれの漁協ごとに様々
な思惑が交錯するなかで、岩手県内水面漁連が共通遊漁証という形
でまとめて販売し、その歳入を各河川の放流実績に併せて配分する
というシステム。だから、配分を増額させたい漁協は放流実績を上
げそれに見合った配分金を得る・・・。ということなのだが・・・

問題は、釣り人側にも漁協側にも「不信感」があることだろう。
釣り人は、本当に漁協は書面どおり放流しているのか?
監視員は、現場で徴収した金を懐に入れてるんじゃないか?
河川環境を守る漁協組合員がゴミの不法投棄してるんじゃないか?
などなど・・
漁協は、釣り券を持たないで平気で川にいる釣り人は信じられない。
釣り券を確認したら、逆に「釣れないのに金を取るのか!」と
責められる。腹いせにいたずらをされる。・・・などなど

せっかく渓流釣りの楽園「岩手」で釣りをするのに、
なんでお互いに嫌な思いをしなけりゃならないの?
漁協にも、そりゃいろいろ問題もあるだろうけど、それを言い募る
前に、まず毎回きちんと「釣り券」を持って釣りをしてから、その
上でいいたい事があるなら、釣り人の意見に耳を傾ける団体に言う
べきだ。
それが、岩手県釣り団体協議会なんだから。

実は、最近この手の話があちこちで聞かれるので、とりあえず
今僕が思うことを書いてみました。
ご意見のある方はお気軽にどうぞ。

総会シーズン到来

2009年01月25日 | 釣り師の独り言
「総会」とはいえ、ビジネス系の総会ではなく、
釣り関係団体の総会が立て続く。
今日は、盛岡の労働福祉会館で、総会2連発。
午後2時から「岩手県釣り団体協議会 県央支部」通常総会。
その後、「もりおか鮎の川基金」通常総会&懇親会。
僭越ながら、僕は両団体の事務局長をおおせつかっているが・・・
今年度は、ほんとに何もやっていない。出来なかった。
本当に申し訳ありません。

だから、県央支部総会ではすべて六本木支部長が仕切り、
鮎基金総会では、松田理事長が仕切る羽目になった。
心からお詫びいたします。

しかし・・・
両方の総会ともに、年々出席者が減り、懇親会は10人程度・・・
なんとも寂しい。
この不景気で釣り人も減っているのだろうか・・・
上州屋上堂店の松田店長の話だと、毎年この時期に県内河川共通
遊漁証の購入者は100人ぐらいなんだそうだが、今年はまだ40人
程度だという。
しかし、共通遊漁証を買わなくても3月の解禁に向けて渓流竿を
新調する向きも多いとか・・・。それって日釣り券で釣りをする・・・
っていう事なんだろうか???

何でも昨年のGWに閉伊川漁協が一斉に遊漁証チェックをしたところ
半数以上が遊漁証(年券or1日券)を持っていなかったとか・・・
漁業権が与えられている河川に入れば、釣れても釣れなくても
有漁料は発生する。その辺の基本的なところの啓蒙がまた必要な
時期に来たのかもしれないね。

でも、岩手県の共通遊漁証というシステムは、実に画期的な仕組み
で、この年券(腕章)があれば県内のほとんどの河川で釣りが出来る。
岩手県釣り団体協議会に加盟する釣りクラブなら団体割引があって
鮎以外の雑漁なら年額1万4千円。
3月1日の渓流解禁から9月末まで、年20日以上釣りに出掛ける
なら絶対お徳。
近年ようやく青森あたりでも始まったようだが、各漁協の利権が絡む
ものだけに他県ではなかなか実現できないようだ。
まさに岩手ならではのシステム。
改めて先人達の努力に感謝したい。

バンクーバー五輪の日本代表候補

2009年01月24日 | 釣り師の独り言
来年、2010年のバンクーバー冬期パラリンピックの日本代表
候補が、岩手県にいる。
写真のチェアスキーの横澤高徳君だ。

彼は、もともと国際A級のモトクロスライダーだったが、
10年前に、不慮の事故で脊椎を損傷し半身不随になった。
その事故というのは、地元である矢巾町に彼自身が計画から
参加したモトクロスコースの完成記念エキジビジョンでの事。
ビッグジャンプの着地失敗が起因だったという。

20代の最盛期に、夢だった地元のコースが完成し、
さぁこれから地元・矢巾から世界へ!という矢先の事故。
彼の落胆は、想像を絶する。まさに絶望だった・・・と聞いた。

しかし、彼は絶望のどん底でチェアスキーに出会った。
その後、生来の運動神経とスピードへのチャレンジ精神で
みるみる腕前を上げ、全国大会で常に上位の成績を収めている。
そして、いよいよ来月の全国大会で上位成績に入れば、
念願のバンクーバー五輪の日本代表入りが出来るという。

しかし、日本代表に選出されたとしても現在の日本では、
パラリンピック出場選手には、国からも五輪委員会からも
一切の補助も協力も無い。
来月の大会で彼が日本代表に選出されたとしても、強化合宿や
遠征費用などはすべて彼個人の負担になるという。
その金額もほぼ1000万円はかかる。

そこで僕の友人である佐々木伸郎氏が、中心となって横澤高徳
後援会を設立し、彼のサポーターを募集している。
これまでも彼の活躍は、マスコミでも報道されているので、
ご存知の向きも多いと思うが、今一度僕からも横澤君のサポートを
皆さんにお願いしたい。


横澤高徳後援会 入会方法

郵便局の「振替用紙(白地にブルー印刷)」で
口座番号 02240-4-67729
加入者名 横澤高徳後援会
年会費  法人1口  10,000円×口数
     個人1口  2,000円×口数
通信欄  1.申込口数 2.生年月日 3.E-mail

皆さんのご協力を何卒よろしくお願いいたします。


「寒土用」だというのに・・・

2009年01月22日 | 釣り師の独り言
二十四節気の「大寒」から節分までの間を「寒土用」というそうで、
一年で一番寒い季節・・・なわけだが・・・
今日は朝から小雨交じりの天気で、道路にはほとんど雪は無い。
それならば・・と、仕事半分で北上市和賀町の瀬峯坂温泉
「宝珠の湯」に出掛けてきた。

営業に行ったのだが、「久々なんだから風呂に入っていけ。」
とのお言葉に甘え、日の高いうちから温泉に呼ばれてきた。
風呂上り、マネージャーとの雑談で、広い敷地の有効活用の話なった。
オーナーであるT家はこの辺一体の地主様で篤農家!
温泉施設の周りは、前も後ろも広大な草地が広がっている。
一昨年の夏には、アイガースポーツの阿部君と一緒にアウトドア
イベントも開催した事がある。

今年は、「この場所をお前に貸すから、何か面白い事をやれ!」
とのお言葉を頂いたが・・・・さぁ~て、何をやったらいいのやら??
夏油川のほとりの絶好の立地なので、釣り関係のイベントでも
充分に使えるのだが・・・単発じゃ面白くない。
常設で、誰もが気楽に参加できるもの・・・・
最初に場所ありき・・・は、案外難しい。

誰か知恵を貸してくれ!


「寒土用」だというのに・・・

2009年01月22日 | 釣り師の独り言
二十四節気の「大寒」から節分までの間を「寒土用」というそうで、
一年で一番寒い季節・・・なわけだが・・・
今日は朝から小雨交じりの天気で、道路にはほとんど雪は無い。
それならば・・と、仕事半分で北上市和賀町の瀬峯坂温泉
「宝珠の湯」に出掛けてきた。

営業に行ったのだが、「久々なんだから風呂に入っていけ。」
とのお言葉に甘え、日の高いうちから温泉に呼ばれてきた。
風呂上り、マネージャーとの雑談で、広い敷地の有効活用の話なった。
オーナーであるT家はこの辺一体の地主様で篤農家!
温泉施設の周りは、前も後ろも広大な草地が広がっている。
一昨年の夏には、アイガースポーツの阿部君と一緒にアウトドア
イベントも開催した事がある。

今年は、「この場所をお前に貸すから、何か面白い事をやれ!」
とのお言葉を頂いたが・・・・さぁ~て、何をやったらいいのやら??
夏油川のほとりの絶好の立地なので、釣り関係のイベントでも
充分に使えるのだが・・・単発じゃ面白くない。
常設で、誰もが気楽に参加できるもの・・・・
最初に場所ありき・・・は、案外難しい。

誰か知恵を貸してくれ!


ブログ再開します。

2009年01月21日 | 釣り師の独り言
長い間、ブログの更新が滞っておりました。
誠に申し訳ございません。
滞っていた理由は様々ありますが・・・
あえて申し上げません。

しかし・・・・
ほとんど閉鎖状態だったにも関らず、
この稚拙なブログを毎日「50IP」を越える方々が訪れてくれました。
その事に、まずもって心から御礼申し上げ、
深くお詫び申し上げます。

今後は、奇をてらったり、ことさらに珍しい話題を探すことなく、
普通に岩手の田舎の出来事を綴ってまいります。
何卒よろしくお願いいたします。

ブログの再開にあたり、まずはお詫びと御礼を申し上げます。