イーハトーブ岩手の水ブログ

岩手の渓流や三陸の海、みちのく奥州の自然にまつわる出来事や話題を伝えます。更にFM岩手「水のラジオ」の情報も掲載。

おまとめ更新 その3

2006年07月24日 | 釣り師の独り言
23日の日曜日、久々に気仙川で釣りをした。
本当に「釣りをした」と実感できるほど集中して釣りをした。

農協スーパー裏に到着したのが、午前10時。
餌釣りの先行者の釣りを眺めていると・・・今年もまたあの大型のライズ!
サクラマスとも、グリルすとも言われる謎の超大型だ。
水面下でギラリと体を躍らせたかと思うと・・・半身をさらしてライズ!
餌釣り師が諦めた後、僕も挑戦するが・・・1時間でギブアップ。
禁漁まであいつはここであんなふうにライズして僕達を挑発し続けるだろう。
悔しい・・・・

その後、下有住の浅瀬で岸際のライズに3時間もはまってしまった。
川の中心やトロ瀬は放流直後のチビヤマメばかりだが、日陰の岸際は
中型と大型がライズで挑発する。
5尾はライズを獲ったが・・・その後がいけない。
フライを換えてチャレンジしたが・・・#16、#18、#20、CDCダン、CDCソラックス
アント、CDCカディス・・・・フライを追うが、見切ってUターン・・・
そうなるとこっちも本気になる。
ようやく#18のミッジに反応した!と思ったら岩魚だ・・・
そんなこんんなで、1箇所に3時間。久々に集中した。
でも・・・・面白かった。
フライフィッシングは、だから止められない。

釣れるも釣り。釣れぬのも釣り。
Study To Be Quete. な釣りの一日だった。

おまとめ更新 その2

2006年07月19日 | 釣り師の独り言
16日(日)の結婚式出席の後、当然のように飲みすぎたので、
「森の風」に泊まることになった。
朝食後に直ぐに和賀川に戻り、釣りをするつもりだったので、
早めに朝食会場に向かった。ところが・・・・
物凄い混雑!家族連れが午前7時の朝食会場に溢れかえっていた。
そのほとんどが浴衣姿なので・・・なんだか収容所の朝食のようだった。(失礼)

ホテルを出て山伏トンネルを抜るまでそれほど時間は掛からない。
支流の沢に入ってノーライズの水面に#14ソラックスを流してみたが、
まったく反応がない。ノーアタック。
背後から口笛が聞こえて振り返ると・・・なんと県北の中崎さんだ。
岩釣協の5月のヤマメ釣り大会で一緒にキャンプをして以来の再会だ。
3連休で和賀川水系は釣り人のラッシュだと嘆いていた。
確かに魚達は怯えたように隠れ、まったく素っ気無い。

ダム上の西和賀を諦めて、夏油川を目指した。
夏油川は笹濁り、そのうえ先行者もいた。
しかたなくその後を釣り上ってみた。放流直後のチビヤマメが煩く飛びつく。
しかし岸際がらそこそこの中型が飛び出してきた。
さすが夏油川。幅広のヤマメだ。しかし数はイマイチ・・・

これからの季節、夏油川はアブが煩くなる。
本格的な大型狙いは9月になってからになるだろう。
そんなことを考えながら、その後瀬峯坂温泉の湯船で転寝をした。

まとめて7月の更新 その1

2006年07月18日 | 釣り師の独り言
なんだか、ここに来て会社が慌しくなり、更新が滞りました。
申し訳ない。(なんかお詫びばっかりだなぁ~)

さて7月の「おまとめ更新」その壱・・・・
7月15日(土)から旧沢内村志賀来キャンプ場で、岩手ルアーアングラーズ恒例の
和賀川釣りキャンプ会があり、県南支部のアドバイザーとして参加した。
アドバイザーと言うより最近はほぼ正会員のような出席率だ。

当日は、午後から奥州市江刺を出発し、旧湯田町の看板スーパー「おせん」で
食材を仕入れ、志賀来キャンプ場を目指した。
「おせん」本店は、本当に新鮮な魚介&肉類が豊富で安い!
僕は例によりラム肉とキャベツ&もやしでジンギスカンを中心に、
晩飯&酒肴メニューで夜の宴会に備えた。
午後3時頃にキャンプ場に着いたが、人影もない。・・・・
更にキャンプ場は、市町村合併で西和賀町になってから後、予算の関係で
整備が遅れており大変な荒廃。下草刈もされておらず、鬱蒼とした雑木林・・・

そうこうしている内に六本木会長と小田島君が到着し、場所変更を決定。
雨模様の天気とあって、新しく出来た橋の下にキャンプを張ることになった。
早速橋下に移動し、ダイニングを設営。オリジナルコンロに炭をおこした。
その後次々にメンバーが終結し、テーブル&椅子が増えていく。
北海道帰りのあのプロ・ルアーアングラーの本波幸一さんも到着。
本波さんは八戸で仕入れてきたと言う活ホヤを捌き振舞ってくれた。
これがまぁ~美味!本当に美味い!!
ホヤ好きの権ぞーは、無遠慮にも3個分を一気に頂いた。すまん。

前日泊りは13名。しかし誰一人としてテントは張らない。全員車中キャンプ。
わかってるねぇ~。これが一番簡単で快適。
蚊取り線香の匂いがこもるのは一寸ぉ~・・・だが・・・・

翌日は午前4時から釣り大会。12時までの時間で釣った大物1尾の体長を競う。
六本木会長はやる気満々で、鮎用の酸素ポンプのついた活かし魚籠と引船で
活かしたままの計測狙い。(魚は死ぬと体長が縮まる)
僕は、午後5時過ぎの遅いスタートで、上流横川を目指した。
そこで25cmを一尾釣ったところで納竿。
橋下のキャンプに地に戻り、テーブルなどを岩釣協・事務局長の高橋修君と
撤収し、その足で沢内バーデンの温泉を目指した。
と言うのも、その日の夕方4時から結婚式に出席することになっていた。
場所は、鶯宿温泉「森の風」。沢内からは1時間程度の場所だ。

沢内バーデンは、大浴場に浴槽が4つ、露天風呂&源泉サウナがついて
入浴料300円とは安い。風呂上りにロビーで一寝。ああ極楽。

12時の検量では、やっぱり活かし魚籠の六本木会長が最長の27cmで優勝。
準優勝は、本内川で大型を数尾釣った菊池崇君の26cm。
お見事でした。

その後は、みんなに別れを告げ一路ご祝儀会場へ向かった。
しかし結婚式の当日に釣りキャンプから披露宴に出席するなんて・・・・
たぶんそんな奴は、あんまりいないだろうなぁ~。

岩手真鰈会 陸奥湾遠征顛末記

2006年07月11日 | 釣り師の独り言
岩手真鰈会(会長:岩渕公一氏)が年に一度開催する恒例の「陸奥湾(青森)遠征」例会が9日に行われた。
陸奥湾と言えば「カレイ」。しかも湾内の底には重なるように無数のカレイが居ると漁師が嘯くほど、本当に良く釣れる。
その陸奥湾のカレイ釣りの遊漁船の多くは、野辺地漁港に集中しており大抵の遠来の釣り客は野辺地から船に乗る。
しかし・・・4年前、知人に紹介された夏泊半島・東田沢漁港の船で大釣りをして以来、陸奥湾の釣りは夏泊と決めていた。
何しろ、この漁港の水が物凄く透明で綺麗だ。当然この沖の海の水も美しい。
故にたぶん海底も美しく保たれているに違いない・・・と信じている。

前日の土曜日に奥州江刺を出発したのは午後1時30分。
村田久さんは既にテレビ岩手の千田さんと盛岡を出発し、青森に向かっていると連絡があった。
同行する柴田君と彼の会社で合流したのが午後2時40分。この日愛車Jeepのエアコンが不調のため、親父の古いテラノで行く事になった。
古いジーゼル車のため、いくらアクセルを踏んでもスピードは上がらず、結果超安全運転の釣り旅となった。
柴田君とは、何度も一緒に川や海に釣りに行っているが、意外にも夏泊にカレイ釣りに行くのは今回が初めて。未知なる海に向かう彼の期待は一塩のようだった。
なんだかんだで、夏泊の民宿「一味」に付いたのは午後5時30分頃。
村田さんと千田さんは既に到着し、夕食の準備を待っていた。
到着後すぐに夕食。この日のメニューは、真イカの刺身、ホタテ貝焼き(2枚)、ホヤ酢(大盛)、平目&ホタテ刺身盛合わせなどなど、海の幸盛りだくさん。
ここの女将は文字通り「一味」違う。普通の宿にはない一工夫が随所に施されている。毎度僕はうならせられる。
総勢9名の参加で、前日泊りが4名・・・と言うのはちょいと寂しかったが、
翌日の朝5時には、当日参加組み5名が無事到着。

低気圧の影響でややうねる海で、12時30分まで陸奥湾の釣りを楽しんだ。
僕は途中かなり苦戦し、ただ一人参加の女性会員・岩手朝日TVの最上女史が23枚を揃えた頃には、まだ20枚程度だった。
真鰈会には罰金制度がいくつかあり、女性会員よりも釣れない時に支払う女性罰金(千円)もその一つ。あわや「罰金支払いか!?」という後半30分・・・
なんとかラストスパートが決まり、辛くも免れた。

優勝は、岩渕会長の39枚。準優勝は村田さんで35枚。第3位は32枚ながら大型を揃えた柴田君。僕は27枚で6位だった。
久々の陸奥湾・夏泊のカレイ釣りは、やっぱりとっても楽しい納得の釣りになった。しかし、その帰り道は遠い。
午後1時過ぎに青森を出て、浅虫の道の駅で土産を買い、インター傍の蕎麦屋で昼飯を食って高速に乗ったのが2時30分。柴田君と交代で運転しながら盛岡到着が午後5時。柴田君と別れ一人再び高速を南下し、奥州市江刺の我が家に着いたのが、午後6時頃・・・・・。
やっぱり青森は遠いなぁ~。

てなわけで、写真のメンバーは岩手真鰈会「陸奥湾遠征」隊。
写真上段左から須藤サン、千田サン、柴田サン。中段左から岩渕会長、村田サン。
下段左から川守田サン、君沢サン、最上サン。

久々更新で、気仙川の岩魚のお話

2006年07月04日 | 釣り師の独り言
大変ご無沙汰でした。
申し訳ありません。
忙しいふりをするつもりはないんですが・・・ご勘弁下さい。

さて、上の写真はどう見ても岩魚。けして大きさを自慢したくて載せたわけではない。大きなメジャーがなかったのでとりあえず大きさ比較のためにペットボトルを並べてみた。撮影場所は我が家の台所。
禁漁期間の燻製製造のためにキープした。
実はこの岩魚、この季節だというのに・・・どうしたことか?サビが残っている。

時は、7月2日雨の日曜日。気仙川水系本流筋は解禁直後とあって鮎釣り師たちで満員御礼。(釣果はイマイチだったらしいが・・・)
そこで、いつも通り上流域に入ったが岩魚の場所でチビヤマメの攻撃に悩まされた。どうも鮎の解禁直前に上流域にヤマメの稚魚を放流したらしい。
気仙川漁協の毎年の行事ではあるが・・・もう少し時期を考えて欲しい。
自分達が鮎釣りで忙しい間に、ヤマメ&岩魚の稚魚を鮎釣りの邪魔にならない場所に放しておこうという見え見えの目論見は、もう勘弁して欲しい。
こうなると気仙川では日中に大型の渓流魚を釣り上げるのは至難の業。
大型を狙うならモーニング&イブニング狙いに限定される。

そこで気分を変えて場所変えて、坂本川に入った。
そこで#14ソラックスにゆっくりと出たのがこの雄の岩魚だ。
釣り上げた時に「錆びている」と分かった。夏なのに・・・何故?
春に魚の活性が低かったのは記憶しているが、何で今頃まで錆が残るのだろう。
20数年の釣り経験の中で初めての事だ。
岩魚の旬は夏。「夏岩魚」と言えば一番脂が載った美味しい岩魚・・・
のはずなのに・・・・九月になればまたしても錆が出始めるが・・・
この調子だと一年中岩魚は錆びているかも・・・・
なんだかとっても不吉な予感がした。