イーハトーブ岩手の水ブログ

岩手の渓流や三陸の海、みちのく奥州の自然にまつわる出来事や話題を伝えます。更にFM岩手「水のラジオ」の情報も掲載。

息子と一緒に、初めてのフライフィッシング

2009年06月16日 | 釣り師の独り言
いつか近いうちに一緒にフライフィッシングをやろう・・・、と
FFをはじめたばかりの次男と話していたが、ようやくそんな日が
やってきた。僕と一緒に釣りに行く話を友達にしたら、その友達も
一緒に行きたいということになり、車2台に分乗し3人で行く事に
なった。
次男の友達は、僕の友人の息子であり、親子二代の付き合いになる。
次男の友達は、普段餌釣りを一緒にやっているということで、二手
に分かれて釣りをしようと考えていた。
ところが・・・粗忽者の息子は、友達のために用意した餌を忘れたて
しまい、さてどうしよう・・・・ということになった。
ならば、お前さんもフライをやってみろよ。と奨めたところ、
試しにやってみようという事になり、急遽3人でフライロッドを持
って川を歩く事になった。

最初は、初心者ならではのトラブルに四苦八苦していた二人だった
が、そのうちに一つ一つコツを覚え始め、いつの間にかそれなりに
様になってきた。
すると流すフライに魚が飛び出しようになるのだが、なかなか針に
乗らない。やはり合わせのコツが難しいようだ。
思えば僕だって初心者の頃は、それで相当悔しい思いをしたものだ。
故に、なんとか魚を釣ろうと夢中になった。
今まさに、二人はその悔しさの中で、頭をフル回転させて何とか
フライで魚を釣ろうと夢中になっている。
僕は、とても幸福な気持ちでライズに熱中する息子達の背中を見て
いた。

そのうちに、どうしても釣れないライズをどうしたら釣れるのか?
僕に釣って見せてくれというので、代わってキャストすると何投目
かで山女魚が釣れた。その一連の流れに驚きながらも目を輝かせて
いた息子の姿は、まるで子供の頃のようでもあった。

しかし、その川のコンディションはイマイチで、なかなか納得の
サイズの魚は釣れなかった。どうやら6月上旬に稚魚放流したらし
く、チビ山女魚ばかりが飛び出していた。
午後6時頃まであちこち場所を換えてみたが、さっぱりだった。
それでもチビとはいえフライで魚を釣った感覚は覚えたらしく、
次はどこの川にいこうか・・・・などと嬉しそうに話していた。

昼飯に定番の袋ラーメンをその日は4袋大鍋で作り、3人で分け
合って食べた。食後の珈琲もレギュラーで炒れた。
その時に二人は何かを感じたらしく、「釣りの時はこれにしよう」
などと話す声が聞こえた。
そう、そんなふうに親父の野遊びをみて、まねできる事はまねし
たら良いと思う。

次回、またはその次には、先月末に東京の旦那と行った薬師川に
連れて行きたいと考えている。息子に尺上とは言わないが、
なんとか納得のサイズの山女魚or岩魚を釣らせたいと考えている。
まぁ、フライを始めたばかりなんだから、フライの魅力のあれこ
れは、ゆっくりと時間を掛けて覚えていけば良い。
ゆっくりと、じっくりと・・・・。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿