イーハトーブ岩手の水ブログ

岩手の渓流や三陸の海、みちのく奥州の自然にまつわる出来事や話題を伝えます。更にFM岩手「水のラジオ」の情報も掲載。

解禁前夜

2009年02月28日 | 釣り師の独り言
昨日は、久々の盛岡で少々はしゃぎすぎたらしい。
やっぱり飲んでしまった・・・。しかも、しこたま・・・・。

北東北エリアマガジン「rakra」の角館社長との相談事もとんとん拍子
で話が進み、後は具体的に実務を重ねるだけになった。
角さんは、ほんと話が早くて素敵だ。
その席に同席した弟子の上田君もあっけに取られるスピード感。
これからが楽しみだ。
新しい展開については、事が具体化した頃に紹介したい。

その後、友達が経営する店に顔を出したら、思いがけずもう一人の
弟子の柴田君が、ADKのY氏と一緒にやってきて、そこから一気に
酒が進んだらしい・・・。らしい・・・と言うのは、その後の記憶が定か
でなく・・・、まぁ沢山飲んでくだようだ。
お陰で今朝は、大変な二日酔いで大変な目にあった。

奥州に帰る途中、北上のオセンで買出しをして、家に帰ってTVを
つけたら、三洋vsサントリーの決勝戦!
明日の解禁を前にフライを巻こうと思っていたが、すっかりTVに
はまってしまった。
試合終了後、どうにも汗をかきたくなって金ヶ崎の温泉に直行。
そして、さっきようやく家に戻り、フライを巻き終わった。
#20~#18の権ぞーミッジを6本。
さて、これから新しいフライラインをリールに巻いて、リーダー
を結んだら用意万端だ。

解禁報告は、明日の夜。乞うご期待!!

映画「釣りキチ三平」の話

2009年02月26日 | 釣り師の独り言
今日、盛岡で「野遊び倶楽部イーハトーヴ」の番組収録をしてきた。
今回の収録は、映画の話で持ちきりだった。
なにしろ村田さんが、米アカデミー賞外国語映画賞を受賞した
「おくりびと」を一関の映画館に見に行ったところ、超満員の
観客が「あのシーン」で一斉にすすり泣いていたという・・・。
勿論、村田さんも泣いたらしい。そりゃもっともだ。

そんな「おくりびと」の話から、3月20日に公開される
「釣りキチ三平」の話になったが、この映画も実は滝田洋二郎監督
の作品で、今回の受賞で俄然注目度が高まっているという。
更に、特殊映像効果も「三丁目の夕日」の白組だって言うから
これは見逃せない。
今回の作品がヒットすれば、たぶんシリーズ化される事だろう。

今売りの「Fly Fisher」でも、当然のように映画が紹介されている。
なんでも、主人公にフライの手ほどきをしたのが、つり人社の
スタッフらしい。
つり人社とすれば、この映画のヒットをきっかけに釣りブームの
再来を期待したいところだろう。
かくいう僕も、この映画の公開が楽しみで仕方が無い。
秋田の自然と釣りキチ三平がどんな風に描かれるのか・・・・
今からワクワクする。

今日も盛岡日帰りだったが、明日は北東北エリアマガジン「rakra」
の角館社長と飲むことになっているので、久々に盛岡お泊りの予定。
過ぎないように気をつけよう・・・。

と言いつつ、渓流解禁まで後3日!(中2日)
1日は天気も良さそうだ。

新しい季節の予感

2009年02月24日 | 釣り師の独り言
先週の更新から少々間が空いた。
こういうのを「まねけ」って言うんだろう・・・反省します。

前回のブログに3人の方からコメントを頂いた。
ここに改めて御礼を申し上げます。
お三方とも「六ヶ所村ラプソディ東日本サミット」に参加された
方々のようで、きっと小林さんのお知り合いだと思う。
コメントにお三方の危機感と熱を感じた。
また、県外の方が「野遊び倶楽部」のWEBラジオを聴いている
とのコメントに、今更ながらWEBラジオの有効性を実感した。
今後も機会があれば、「六ヶ所村ラプソディ」の上映情報なども
番組で紹介していきたいと思うので、番組を聴き続けて欲しい。

さて、2月も24日ともなるといよいよ渓流シーズン開幕に胸が
高鳴る。
そこに追い討ちをかけるように、昨日今シーズンの遊漁証が手元
に届いた。そこで早速ベストの背中に縛り付けて記念撮影。
今年の遊漁証「雑漁」は、この色。
悪用されないように毎年色が変わるのだが、この色も初めて見る
腕章の色だ。これはきっと30年後にも使われない色だろう。
ちなみに「全魚種」は、水色らしい。

地元の釣具屋「かつやま釣具店」の勝山氏によると、年券の購入
者数は昨年と変わらないそうだが、「全魚種」の割合が減ったと
言う。昨年あたりは鮎も好調だったようだが、やはり不景気の
影響かもしれないね。

今週は3月1日の解禁の釣りに備え、早め早めに仕事を仕上げ
早春の気仙川にあわせた毛鉤を巻こうと決めている。
まぁ例年通りの権ぞーオリジナルのパターンばかりだが・・・
そのフライで釣れる魚だけでいい・・・と思ってる。

解禁まで後5日!今晩はフライラインを巻きなおそう。

六ヶ所村ラプソディ

2009年02月19日 | 釣り師の独り言
明日20日放送の「野遊び倶楽部イーハトーヴ」のゲストは、
今回で4回目の出演となるカヤッカーの小林禎子さん。
僕は、さだっちと呼んでいるが、実は彼女横浜生まれで、
ひょんなことから田舎暮らしに憧れて東和町に移り住み、
今は花巻市の職員を務めている。

一年中、休みの度に海へ川へカヤックを漕ぎ出すらしい。
世界遺産・知床半島一周カヤックも昨年で3度目になるという。
そんな彼女のホームグランドは、当然のように三陸海岸。
そこで、彼女が直面したのが、「六ヶ所村核燃料再処理施設」
から三陸の海に排出される「放射能」の問題。

この六ヶ所村の模様をドキュメンタリーとして追った映画が
「六ヶ所村ラプソディ」だ。
この映画をめぐり、地元青森をはじめ、岩手、宮城では大きな
話題となっている。

先日、岩手県立大学や岩手大学の学生達が「六ヶ所村ラプソディ」
の映画会&シンポジウムなども開催されたが、彼女はその催しに
ボランティア・スタッフとして参加している。

僕としては、「原子力が悪い」と一概に否定するものではないし、
民放番組制作者の立場からも、そんな事を訴えるつもりはない。

しかしながら番組としては、新聞各紙で報道されているように
彼らの活動を紹介する事は必要かとも考えている。
純粋に三陸の海の水を「安全なまま」未来に残したいとも
切実に願っている。
今後、効率の良い電機供給の名の下に、多少なりとも放射能が
平気で三陸の海に流される事は、憂慮するべき事だとも考えいる。

彼女が言いたい事の詳細は、明日の番組を聴いて欲しい。

インフルエンザを拾ったらしい・・・

2009年02月18日 | 釣り師の独り言
一日おきに天気や気温がめまぐるしく変わる季節を実感する。
昨日からまたしても一転、今日も真冬日。
金ヶ崎町と北上市に広がる開拓地は、一面の銀世界・・・・。
そんな中、仕事で奥羽山系の温泉施設に出掛けてきたが、
本当に寒かった!しかも道路はアイスバーン・・・。
打合せの部屋も暖房が弱く、嫌な予感がしたんだが・・・・
会社に帰る車の中で、体調の異変に気がついた。

どうもインフルエンザにかかったらしい。
会社に帰るなり、ダウンジャケットを着込んでストーブの前で
寝込んでしまった。全身に悪寒が走り、頭がボォーっとする。

今日は各種会議を欠席し、ラジオ番組の収録もスタッフに任せ
帰って寝る事にした。

寝ぼけた頭の上で、ラジオが「はっぴえんど鈴木茂の逮捕」を
告げていた。70年代~80年代前半はミュージシャンなら誰でも
やっていたらしいが、今は不味いだろう。
しかも、なんで僕たちの青春のシンボル「はっぴえんど」の
鈴木茂が・・・・ちょっと情けない。

あの当時の旅するフォークシンガー達は、ライブの後普通に
打ち上げで吸っていた気がする。
そのにおいが嫌で僕は打ち上げに長居しなかった。
体質的に僕はあの匂いが嫌いで、やっている奴はすぐ分かった。
しかし、なんでいまさらガンジャなんだろう・・・。

渓流解禁まで、あと10日!

2009年02月17日 | 釣り師の独り言
15日の日曜日は、まさに春の到来を思わせる陽気だったが、
昨日は一転、いきなり真冬に逆戻り・・・。
夜10時頃に会社を出て、車に乗り込もうとしたら大変な積雪で
車に積もった雪をよけても窓は凍る、ドアも凍るで大変な騒ぎ。
終いには、靴の中に雪は入り、素手で雪よけしたから手はシモヤケ
で久々に冬らしい経験をした。

ところが一夜明けて、あれだけ積もっていた雪が春の陽気でアッ
というまに融けてしまった。まさに春の淡雪・・・・。
カレンダーを見れば今日は17日。渓流解禁まで10日余り。

気仙川を下見してきた仲間に話を聞けば、どうも今年も雪不足で
渇水ぎみのようで、1日の解禁後が案じられる。
まぁ、雪解け水が少ないとなれば、解禁から水温もそこそこで
ライズも期待できると思うが、最盛期の5月まで魚が残っていれ
ばいいのだが・・・。なにしろここ数年放流量も減少しているらしい
し、渇水となれば魚のスレも早いだろう。
せめて4月以降の適度な降雨を期待したい。

今年の3月1日は、日曜日という事もあって相当の混雑が予想さ
れる。くれぐれも釣りのマナーをわきまえて、お互い楽しい釣り
をしてほしい。
僕は、いつものように気仙川で解禁を向かえる予定。
早春の風物詩でもあるヒカリに会うのが楽しみだ。
果たして今年のヒカリは、どうよ?

第38回岩手県釣り団体協議会 総会

2009年02月16日 | 釣り師の独り言
昨日、午後1時から岩釣協の通常総会が労働福祉会館で行われた。
今年度の決算も来年度の予算案も満場一致で可決されたが、
その後の第3号議案が、今総会の肝だった。

前回のブログにも書いたとおり、岩手県内共通遊漁証の団体扱いに
ついて、現行「10名以上の会員が購入するクラブ」に限定している
団体割引を「5名前後のクラブ構成」でも団体扱いしと欲しいとい
う「請願」を採択し、明日17日に開催される「内水面漁場監視委
員会」で審議してもらうことになった。
内水面漁連としても、ここ10年の間に共通遊漁証の購入者が激減
している状況に頭を痛めているという。
この請願によって、確実に団体割引対象クラブの底辺拡大に繋がる
はずだ。そう信じている。

共通湯漁証には「全魚種」と「雑漁」の2種類がある。
「全魚種」は鮎を含み、「雑漁」は鮎以外という事になる。
年券の遊漁料は、全魚種が個人22,400円で、団体割引20,100円。
雑魚は、個人15,700円で、団体割引14,000円。

僕が「イーハトーヴ釣具店」というラジオ番組を始めた1994年当時
この共通遊漁証購入者は、約8000人もいたらしいが、2003年には、
全魚種&雑漁併せて、4532人に減り、2008年には3450人まで激減。
当然、各漁協への分配金も減少している。

岩手県ならではのこの共通遊漁証制度は、岩釣協の先輩達が確立し
た画期的な遊漁制度。この共通遊漁証を次の世代にも伝えるために
今こそ改革しなければならないと思う。

午後3時過ぎに総会が終わり、続いて懇親会が行われたが、残念な
がら僕は欠席で、その後月一で行われる北上の無尽に向かった。
そして案の定、またしても痛飲してしまった。

参加して、意見を聞かせて

2009年02月14日 | 釣り師の独り言
巷ではなにやら甘ったるい話題で騒がしいが・・・
オジサンな僕には、ほとんど縁のない聖バレンタインズデー。
その昔は、多少は優しい女性のお慈悲に救われたものだが、
ここ数年は、スナックのお姉ちゃんの営業でしか縁が無い。

それはともかく、いよいよ岩手の渓流解禁まで2週間となったが
明日15日【日】には、解禁を前に岩手県釣り団体協議会の通常
総会が、盛岡市大沢川原の岩手労働福祉会館で行われる。
僕も事務局の末席として参加する予定。
しかし、毎回参加する方々はだいたい決った方々しか出席しない
が、実はこの総会は岩手県共通遊漁証を団体で購入している方な
ら誰でも参加できる総会なんだ。

そもそも岩手県釣り団体協議会(岩釣協)は、岩手県内の釣り
クラブで構成される組織で、この岩釣協に所属するクラブだけ
が、共通遊漁証の「団体割引」を受けることが出来る・・・
という仕組みになっている。
だからどこの釣具店でも、あえて「**釣具店クラブ」とか
「***釣具店釣友会」などという名前で岩釣協に所属している。

だから、どこの釣具店で遊漁証を購入しても、この岩釣協の総会
に参加・出席する事ができる。

普段から内水面漁連加盟の漁協の対応に疑問を持っていたり、
遊魚のルールで理解できない事があるなら、この総会に出席し、
来賓で出席する予定の「内水面漁連 会長」や「県水産振興課」
のお歴々に直接質問すると、その答えが聞けると思う。
ふるってご参加頂きたい。


【岩手県釣り団体協議会 2008年度通常総会】

会期:平成21年2月15日(日)
時間:総会  午後1時~ (無料)
   懇親会 午後3時頃~(懇親会費4千円)

会場:岩手労働福祉会館
   盛岡市大沢川原2-2-32

山岳写真家・多賀谷真吾さん

2009年02月13日 | 釣り師の独り言
今日放送のFM岩手「野遊び倶楽部イーハトーヴ」のゲストは、
山岳写真家の多賀谷真吾さん。
この人、山岳写真家とはいうが、実は大阪大学をはじめ関西の複数
の大学で英米文学の講師を務める学者さんでもある。
縁あって訪れた岩手の自然に魅了されて、以来何度も岩手に足を
運ぶうちに、どうしても岩手県民になりたくて、2年前に住民票
を盛岡市に移し、以来名実ともに岩手県民になったそうだ。

番組の中でアシスタントの小田さんも話してたが、
普通、関西方面の大学の英米文学の講師先生なら、大自然を求める
といえばアメリカのモンタナとかイエローストーンとかヨセミテと
か・・・あるいはパタゴニアとかニュージーランドとか・・・
大体はその辺に旅をするか、移住するだろうに、ナンでまた岩手
だったのか?

その辺の事は、番組のWEBサイトに番組音声が聴けるWEBラジオを
置いてあるので、時間の許す方はそちらをお聴き頂きたい。

彼の撮影する写真に興味のある方は、現在「網張ビジターセンター」と
いう日帰り温泉にも入浴できる施設で彼の写真展「岩手の海と森:
リアスの海岸風景」を開催中!
温泉を楽しみながら是非のぞいて欲しい。

東北本線で盛岡へ

2009年02月12日 | 釣り師の独り言
昨日は、休日にもかかわらずFM岩手「野遊び倶楽部イーハトーヴ」の
番組収録があり、またかねてよりお誘いのあった高橋政彦君の
ファミリーである「海ごはん・しまか」の日本酒の会に参加する
ために、久々に東北本線(在来線)電車で盛岡に行ってきた。

奥州市江刺には在来線の駅が無いので、隣の金ヶ崎まで親父に
車で送ってもらい、30分も待合室で電車を待った。
普段は車移動ばかりなので、待合室で電車を待つという事が、
こんなにも長いとは・・・しかもどこもかしこも「禁煙」!

電車に揺られる事1時間で盛岡駅着。駅前ロータリーですぐさま
市内循環バスに飛び乗り、県庁前下車。
そこでようやく歩きながらの「一服」・・・本当にタバコが美味い。
そこではたと気がついた!携帯を家に忘れてきた!!
こりゃちと不味い・・・と思ったが、覆水盆に帰らず・・・
まぁ、なんとかなるさ・・と潔く諦めた。

番組のゲストに、花巻市東和町のカヌーイスト小林禎子さんと
そのダーリンで、関西方面の大学講師で何故か盛岡在住の山岳
写真家・多賀谷真吾さんを迎えて無事に番組収録完了。
彼らについては、後ほど詳しく紹介する。

その後、またまたバスで盛岡駅に向かい、そこから大館町の
「しまか」にバスで向かおうとしたが・・・・乗り場が分からない!
悪い事は重なるもので、タバコが切れた。
コンビニで愛煙を探したが、ちょいと風変わりなタバコを愛飲して
るのので・・・駅前周辺のコンビニでもタバコ屋でも売ってない!
その頃には、もう既に宴の開始時間を過ぎており、気ばかりが
焦り、タバコ切れでイライラも最高潮。
携帯も無いので、高橋君に電話もできない。
仕方なくタクシーを拾い、途中コンビニに寄ってもらったが愛煙は
置いておらず泣く泣くメンソールで我慢し、会場に到着したのは
宴もたけなわの午後4時半。

しかし・・・・人生は雨の日ばかりじゃないようだ。
そこには綺麗どころやら、懐かしい笑顔やら、久々のギャハハが
勢揃いして、それはもう大変な飲み会になった。
その宴の料理が写真の料理。(高橋政彦氏撮影)※拝借しました。
本当に楽しく充実した飲み会だった。
皆さん、ありがとう。

駆けつけ三倍(?)のせいで、帰り道はほとんど記憶に無いが、
盛岡駅20時半発の電車が金ヶ崎駅に着いたのが、21時半。
駅に次男が迎えにきてくれた。
家に帰ると・・・またしても次男の彼女が家にいて、またまた三人で
1時頃まで飲んでしまった。いいのかなぁ~・・・・

てな塩梅のヘビーな「建国記念日」でした。