三陸海岸・起喜来の釣り

このブログのタイトルは、「岩手渓流リポート」なんだが、
何故か、海釣りの話題が多い・・・
看板に偽りあり！と目くじらを立てる方はいないと思うが、
明日あたりは、久々に気仙川に釣りにでも行こうと考えてる。

その前に・・・
実は先週、僕が制作に携わっているラジオ番組「野遊び倶楽部イーハトーヴ」
の取材をかねて(？）パーソナリティの村田久さんと釣り仲間たち、
計５名で大船渡市起喜来の崎浜から船を出した。
狙いは、カレイ釣り！
最初は調子良かった僕ですが、後半は仕掛けが合わずに息切れした。
起喜来は、本来「数釣り」よりは「大物釣り」の漁場で、
大きなサイズを数枚釣るつもりだったが・・・
あにはからんや、結構数が釣れました。
竿頭は、やっぱり村田さんで、２２枚。
亀の甲より年の功、とはこの事か・・・・（内緒だよ）

久々に夏の海釣りを堪能できた。
しかし、海釣りは、これで当分お休みし、
後は、渓流が禁漁となる１０月以降となりそうだ。

そうそう、皆さんにお知らせです。
村田久さんの新刊が、７月２９日につり人社から出ます。
タイトルは「山を上るイワナ」。
今回もかなりの秀作で、本人も自信満々でしたよ。
是非、書店でお求め下さい。
（こういう案内だけは、自然に「ですます調」になる。）トホホ・・

えぞ鹿肉の缶詰販売はじめました。

実は・・・・
今月から、えぞ鹿肉の缶詰の販売を始めました。
味は、「大和煮」と「味噌煮」の２種類で、
値段は各６００円（消費税込み）です。

何故に？？と疑問の向きも多かろうと思いますが・・・
これまでの経緯を遠野物語風にお伝えします。

♪「遠野物語」タァ～ラタッタァ～ラ　タリラァ～

むがすぅ、あったづもなぁ
（その昔こんなことがありました）

菅野が所属する和賀川漁協の副組合長である
高橋博美(親父）さんは、鉄砲撃ちの頭でもあります。
彼の一年は、３月～６月渓流釣り＆山菜取り
７月～９月は鮎釣り三昧。
１０月～１１月は、鴨・キジなどの鳥狩猟。
１２月～２月は鹿狩猟（北海道＆岩手）
そして３月になるとまた渓流釣り・・・・
とまぁ、一年中自然界から何がしかを採って
遊び暮らしております。

この大将一門が今年１月に約一ヶ月間、
北海道十勝地方に滞在し、仕留めた「えぞ鹿」が大漁で
一門はたいそうご満悦でありました。
しかし、いくら大漁とはいえ、全部は岩手に持ち帰れません。
そこで、その鹿肉の大半を北海道の缶詰製造工場に依頼し、
缶詰に加工してもらいました。
その数なんと1,000個。
普段の年は、せいぜい200～300個なので、
販売するほどではないのですが・・・
今年は、加工料金も莫大です。

ある日、大将からお呼びが掛かり、
大将一門の猟師小屋に飲みに出掛けたところ、
この鹿肉缶詰をつまみに出され、食べてみました。
これがまた、結構美味いんです！
僕は、素直に鹿肉缶詰をほめました。
すると大将は、ニヤリと笑い一言。
「この缶詰売ってみろ！」

なるほどそういう事だったかぁ～
大将は、WEBや広告関係をやっている僕ならと
指名した訳です。

さぁそれからが大変です。
ラベルデザイン、チラシデザインから
ラベル貼りの内職まで、全部僕がやりました。
その後も紆余曲折がありましたが、
今月ようやく販売開始となりました。
ふぅ～

近日中には、このサイトの「ショップ」にも
販売情報や購入方法などをアップできると思います。
よろしくお願いします。

どんどはれ（おしまい）

♪「遠野物語」～