イーハトーブ岩手の水ブログ

岩手の渓流や三陸の海、みちのく奥州の自然にまつわる出来事や話題を伝えます。更にFM岩手「水のラジオ」の情報も掲載。

【お尋ねもの】フライロッド落としました!!

2009年06月21日 | 釣り師の独り言
とんでもないヘマをやらかしてしまった!
20日土曜日、午後3時過ぎに花巻市の寒沢川から、和賀川水系の
鈴鴨川へ県道37号を南に移動した際に、うっかりとフライロッド
を車の屋根に載せたまま走ってしまい、途中でロッドを落とした。
県内の方でどなたか僕の竿を拾得された方がいらっしゃれば、
ご連絡いただくか、最寄の交番へお知らせ下さい。
何卒よろしくお願いします。

ロッドは、Looperというブランド名で、7.8年前まで
金ヶ崎で営業していたフライショップ「ファーブル昆虫館」の
オーナー夏井さんのオリジナル・ロッド。
(写真のロッドは、カムパネラだが・・・)
リールは、オービスのバテンキル、ラージアーバー。
オレンジ色のラインが巻いてあり、フライも着いたまま。
このリールは、6年前から愛用しているもので、このリールだけ
でも手元に見つかって欲しい。
お願いします。

今振り返って思えば、なんとなく嫌な予感がする土曜日だった。
午前中は、犬の散歩やら敷地の草刈やらを片付けて、お昼前に
和賀川水系の尻平川を目指した。今にも振り出しそうな空模様の
中、いつもの入渓点に到着すると・・・餌釣りの先行者あり。
そこで下流に移動し準備を始めたときに、ロッドを1本しか持って
こなかった事に気付いた。
まぁ、いつもロッド1本で釣りをしているので、気にもしなかった。
まさか、中途半端な時間にロッドを失くすとは知る由もない。

そこでいつもどおり護岸の梯子を使って川に下りようとしたところ、
梯子がある場所にヘビの抜け殻を見つけ、ドキリとした。
しかしまぁ、抜け殻くらいどうと言う事もない、と近づくと・・・
その脇に本物のヘビ(ヤマカガシ)が脱皮したての艶やかな姿で
甲羅干しをしているじゃないか!
こりゃかなわん、とそのポイントを諦め別の場所から川に下りた。
しかし・・・気温も低く曇天模様なのにヘビが出るとは・・・。
このあたりから嫌な予感がした。

尻平川のそこから上流は民家もなく、とっても透明な流れの川だ。
川に立ちこむと川の水はかなり冷たい。奥羽山系の川は、やはり
北上山系の川より一ヶ月は遅い。気仙川なら5月くらいの表情だ。
水量も水質も文句なしで、ポイントに立つと魚の匂いが漂って、
その場所に魚が濃いことを直感した。
フライを流すとすかさず20cm級の山女魚が飛び出した。
その後4尾ほど釣り上げたところで、ライズを発見。
そっとフライを流すと2投目で大型の山女魚が飛び出した。
でかい!そいつは一気に下流へ走ったが、なんとかいなして手元
に寄せようとしたが、1m手前でばらしてしまった。
でかかったのに・・・・、しばし呆然・・・・。

気を取り直して、同じ場所の上流へフライを落とした瞬間、
バシャリと魚が出た。これもでかい!
さっきの魚よりも激しく走り抵抗する。僕も引っ張られるように
下流へ走りながら魚をいなし耐え、ようやく手網に収まった魚は、
泣尺(29cm)の山女魚だった。嬉しさもつかの間・・・・
取り込みにこんなに時間を掛けたのは本当に久しぶりで、
魚のやり取りの際に突っ張っていた右の太ももの筋肉がつった。
歩く事も出来ないくらいの痛みに悶絶した。
屈伸をしたり、足を伸ばしたりして、なんとか歩けるほどには
回復したが、いつまた痛みが来るかと不安になった。
そこでひとまず川を上がり、車に戻っていつものように昼食と
珈琲ブレイク。

そして、午後2時そこから5分の場所にある豊沢川水系寒沢川へ
移動し、100mほど釣り上がったところで、リーダーが蜘蛛の
巣まみれになった。リーダーもティペットも使い物にならなく
なったので、車に戻る事になった。
そして午後3時、その川から鈴鴨川へ移動する際に、うっかりと
ロッドをリールごと車の屋根に載せて走ってしまった・・・・。
普段なら走り出したとたんに屋根の上の妙な音に気付いて車を
止めるのだが、その道は未舗装の道で運転に気をとられて、全く
気付かなかった。しかも、鈴鴨川に着いてからロッドが無い事に
気がついた・・・・。

重ねてお願いです。
どなたか花巻から北上に通じる県道37号線で、フライロッドを
拾った方、このブログにコメントを頂くか、もしくは最寄の交番
へお知らせ下さい。
心からお願いを申し上げます。


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