イーハトーブ岩手の水ブログ

岩手の渓流や三陸の海、みちのく奥州の自然にまつわる出来事や話題を伝えます。更にFM岩手「水のラジオ」の情報も掲載。

8月のライズは難しい。

2009年08月31日 | 釣り師の独り言
土曜日のうちに期日前投票を済ませていたので、日曜日は午前中は
会社で雑用を片付けて、昼から川に向かった。
土曜日に「濁り」で釣りにならなかった気仙川の中流域にダメモト
で入った。

やはりこの季節は魚の出も渋い。釣れるのは放流したばかりのチビ
山女魚ばかりだ。
そこで、場所を激戦の大場所に移し餌釣り師達の後を狙ってみた。
川に入ると、すかさずライズがはじまった。大型のライズもある。
これはしめた・・・とほくそ笑んだが・・・
あの手この手とフライを取っ替えひっ替えしたが、まるで歯が立た
ない。バシャバシャとライズは続いているのだが、ノーアタック!
ようやく出た魚は又してもチビ山女魚・・・・。
2時間も粘ったが、納得のサイズはゼロ!!
しかも目の前では、大型の山女魚が全身を出してライズしている。
どうしたら、あの魚が取れるんだろう・・・・。
誰か、教えてください。お願いします。

八月最後の週末

2009年08月29日 | 釣り師の独り言
その土曜日、朝は秋の涼しさながら、次第に気温も上がりはじめた
午前中、思い切って汗を流そうと草刈作業をすることにした。
家の周りは、月一回のペースで草刈をしないとすぐに雑草がはび
こってしまう。
一時間半ほど作業をすると、もう全身汗だく。それから風呂に入り
汗を流すのが気持ち良い。

いよいよ明日は衆議院選挙と言う事もあり、民主党・小沢一郎氏の
地元であるわが故郷は、すでに政権交代したかのごとく異様な盛り
上がりだ。
来客の話題はもっぱら、小沢氏の与党内でのポジション・・・・。
とにかく選挙が終わらないと、仕事がはかどらないので、とにかく
日曜日の結果待ちだ。
何しろ、僕の仕事仲間が民主党県連の幹部で、東京12区の応援に
駆り出されていて、彼とのプロジェクトが止まったままだ。
10月のイベントの準備が進まないので、早く帰ってきてほしい。
頼むよ!

家にいてもそんな塩梅なので、イブニングの気仙川を狙おうと、
午後2時発で住田町を目指した。
川は渇水気味で、しかも中流域で工事をしているらしく、水が濁
っていたので、上流と支流で岩魚を狙った。
入渓して間もなく大型の岩魚が1尾上がったが、その後は小型ばか
りで1時間ほどで気仙川を諦めた。
しかし・・・土曜日に川が濁るほどの工事とは・・・
これが続くなら、ちょっと抗議しようと考えた。

イブニングは、小友川に決めて移動したが、時間は5時を過ぎてい
て、川に入ることにはすでに薄暮・・・・。
1時間ほどライズにはまったが、どうにもサイズが小さい。
この季節になると6時半が限界のようだ。
夏至からもう2ヶ月が過ぎている。当然と言えば、当然だ。

地元に帰り着いたのが、7時10分頃だったのだが、午後8時
まで受付と言う事なので、そのまま期日前投票に向かった。
締め切り直前だと言うのに、投票所には若い人達が続々と投票
に来ていた。今回の選挙への関心の高さを肌で感じた。
いよいよ明日は、「平成維新」の審判が下される。

和賀川の鮎はデカイそうだ。

2009年08月26日 | 釣り師の独り言
昨日の昼、遅い昼食を北上で食おうと思い立ち、馴染みの食堂に
顔を出すと、そこに和賀川淡水漁協の副組合長・高橋博美さんが、
テーブルを独り占めして焼酎を飲んでいた。
今年になって久々に会うこともあって、色々と話が弾んだ。

先日の日曜日(23日)に和賀川で「がまかつ」のGFG鮎釣りT
が、行なわれたそうだが、釣れる鮎のサイズがとにかくデカイら
しい。ことごとく25cmオーバーで、「どんぶり」「高切れ」
が続出だったという。
「どんぶり」は、言葉どおり囮諸共切られる事で、「高切れ」は、
天上糸と道糸のつなぎ目で切られる事。

今年は、各河川で不漁がささやかれる中、和賀川は数、型ともに
好調のようだ。
最近は、漁協のメンバーも高齢化して、鮎の簗場の作業も少人数
でやっているとの事なので、今週末には久々に手伝いに行こうか、
と考えてういる。

高橋さんは、ビル掃除や害虫駆除の会社を営んでいるので、朝は
早く、毎日午前3時起きで午前中には仕事が終わるので、昼には
いつも飲んでいる。
新聞でスズメバチに襲われた記事を見たが、今年もスズメバチの
巣の駆除は、例年よりも多かったらしい。既にピークは過ぎたが、
まだまだ油断は出来ないので、ご注意いただきたい。

地元・胆沢川水系を歩いてみた

2009年08月24日 | 釣り師の独り言
昨日、甲子園の花巻東戦をTV観戦した直後、その脱力感を忘れる
ために、川に向かった。
いつもの気仙川水系に行こうとも思ったが、時計を見ると、
午後3時半。この頃は、日没が6時頃までと短くなっているので
ちょっと遠出は難しいと思案して、今年初めてではあるが、地元
の胆沢川水系の永沢川に行こうと考えた。

入渓点まで、自宅から20分以内。早速スタイルして川に入った。
しかし、水が低く濁りもある。ポイントも少なく、これは無理だ
ろうと思ったが、思いがけず魚が出たが・・・チビ山女魚。
100m釣り上がったところで、急に釣趣が失せてしまい、
あっけなく竿を納めた。
吹く風は秋の匂いを含んでいて、とても爽やかな秋空でもあった
が、川の流れが濁っていては、釣りをする気にもなれない。
今月は、これで竿を置いて、九月の釣りに期待しようと考えた。

その後、温泉にでも入って帰ろうと考えていたので、そのまま近
所の日帰り温泉に向かった。温泉に向かう道は、牧場を切り開い
た道路で、車窓からはこんな風景が広がっている。
もう、みちのく岩手は、すっかりと秋の気配。

花巻東、力尽きたが・・・

2009年08月23日 | 釣り師の独り言
21日の準々決勝、対明豊戦で菊地がアクシデントに巻き込まれた
時点で、もう仕方がない・・・と誰もが諦めたが、まさかの大逆転劇
で延長戦を制した花巻東。

そして、今日の中京との準決勝・・・・ご覧の通りの結果だったが、
二死満塁のあの場面で登場した菊地が、よもやの三塁打を浴び、
その後まさかの本塁打・・・・、良くやった。
ベスト4まで良くぞ、頑張った。天晴れ!!
菊地雄星には、これからプロ野球の世界で頑張ってほしい。

今日は「処暑」。みちのく岩手は晴れ渡ったが、すでに高原は秋。
灼熱の甲子園から帰る花巻東ナインを優しい風が迎える事だろう。
彼らのは、イーハトーヴ岩手に忘れられない夏の記憶を刻んだ。
ありがとう。

地元・花巻東2回戦勝利!

2009年08月18日 | 釣り師の独り言
もう既に新聞、TVの報道の通り岩手代表の花巻東が横浜隼人を
4-1で破り、ベスト16へ進出。
春の準優勝の雪辱を果たすべくはつらつとプレーする花東ナイン
に拍手をおくりたい。
昨日の県内は、盆休み開けということも手伝って午後4時プレイ
ボールに備え、仕事を早く切り上げてTV観戦と言うところが、
ほとんどだった。
得意先の社長も僕との打合せを3時半までと前置きされたが、
前の試合が押している事でなんとか4時まで時間を取ってくれた。

午後5時の試合開始から会社でTV観戦したが・・・
本当に内容の濃い素晴らしい試合だった。

FM岩手で今年4月からはじまった番組「家族の絆」のゲストとして
花巻東の佐々木監督に出演いただいたときに、先輩の監督から
「生徒が成長しようとしているのに、その邪魔をするな!」と
諭されてから指導方法が変わった・・・・と話していた。
その先輩監督が、横浜隼人の水谷監督だったとは・・・・。
しみじみと人の世の縁を感じる。

次は、20日の第3試合で、東北高校と日大三高の勝者と当たるが
もしも、東北高校と当たるとすれば、春の選抜準決勝で利府と対戦
した時と同様に、岩手vs宮城対決になる。・・・ちょっと複雑。
只今の時間、両行譲らず、2-2だ。

何はともあれ、花巻東の健闘を期待する。

田舎の夏祭り

2009年08月17日 | 釣り師の独り言
お盆休みも昨日で終わり、今日から一年の後半戦に入るわけだが、
休みの期間中にもあれこれ雑用があって会社に出ていたので、
どうも休んだ気がしない。
この暑さのせいで、釣りにも行ってない事もあって燻ってばかり
の夏休みだった。

そんな中、昨夜はわが故郷の夏祭り「盂蘭盆まつり」が行なわれ、
恒例の「灯籠流し」と自慢の郷土芸能「鹿踊り(ししおどり)」の
百鹿大群舞が行なわれた。
宮沢賢治が愛してやまなかった鹿踊りは、自ら太鼓を叩き踊るもの
で、勇壮な郷土芸能だ。現在、地元江刺区には14団体があるが、
それぞれ流派があって、踊りの細部に微妙な違いがある。
しかし、その流派の可部を超えて年に2回だけ行なわれるのが、
この「百鹿大群舞」。総勢104鹿の踊りは圧巻だ。

街中を流れる人首川で、灯籠流しが行なわれ、その後花火が上がり
仕上に街中で「百鹿大群舞」の太鼓が鳴り響くと、・・・・
わが故郷の夏は終わる。
今僕のかたわらを吹きぬける風は、もうすでに秋の風だ。
思えば、今年の夏は、本当に短い夏だった。

岩手の川の禁漁まで、後40日あまり・・・・。
九月は毎週末川に行きたいので、それまでは休日返上で仕事に
励もうと思う。

闇の釣り人

2009年08月12日 | 釣り師の独り言
この本のタイトル「闇の釣り人」と書いて(やみのつりぅど)と
読む。
以前にFM岩手のラジオ番組「野遊び倶楽部イーハトーヴ」で村田久さん
が紹介してくれた書籍で、暗黒の江戸時代を舞台にした釣り人達
の物語。
徳川綱吉の「生類憐みの令」では、お犬様だけでなく釣り禁止令
まで出されていたと言う。そんな中で取締りをかいくぐってまで
釣りをする釣り人達の痛快な小説だ。
これが実に面白い。

今年に入ってから、番組で村田さんが紹介してくれた書籍がいく
つかあったが、全く読んでいなかったので、まとめて6冊アマゾ
ンの古書で買い求めた。
その中で一番面白かったので紹介する。

実は、夜に自宅でこの本を読んでいたところ次男が興味深そうに
覗き込んできて、「読み終わったら俺にも貸して」と言うので
2週間前に渡したところ、昨夜「あの本、超面白かった!」と
言ってくれた。

このお盆休みに読んでみてはいかが。

夏の川で雨の釣り

2009年08月10日 | 釣り師の独り言
日曜日は朝5時半起きで、田圃の草刈作業。
前日の気温30℃オーバーを踏まえて、涼しい早朝にはじめた。
これが大正解!朝の気温17℃の中、草刈機のご機嫌も良く作業は
サクサクとはかどり、7時には作業を終えた。
天気は曇りだったが、午後から雨の予報も出された。
この気温なら、川も大丈夫だろうと読んで、午後8時出発で気仙
川の支流矢作川を目指した。

種山高原から大股を経由し山越えで矢作川に入ったが、峠には霧
がかかり「やませ」模様の小雨が降っていた。
しかし、矢作川の水はまさに透明で深みでも底を泳ぐ魚が見える。
気温も低く長袖のレインウエアを着ても暑くない。
コンディションは抜群だったが・・・魚の出はかなり渋かった。
場所を変えても出る魚はチビ山女魚ばかり・・・・。

その上、絶好のポイントには地元の餌釣りのオジサンが陣取って
いて当分あがりそうもない気配だ。
それならば・・・と川を替ええようと坂本川に移った。

坂本川は、一週間前に息子と二人で入ったが、増水で釣りになら
なかったが、その日は理想的な水量で僕もかなり期待した。
魚の匂いも濃くて大漁の気配があったのだが・・・
フライを追っては来るが・・・食わない。
なんとかそこそこサイズの岩魚2尾と山女魚を1尾をキープした
ところで竿を納めた。
時間は午後2時を過ぎたあたりだったが、それ以上粘っても
イマイチのような気がした。

その夜は、遅く帰ってきた次男を待って「岩魚の骨酒」を作り
長男を交えた三人で美味しく頂いた。
毎年の事ではあるが、やはり八月の渓流釣りは色々と無理がある。
様子を見ながらではあるが、九月のラストスパートに期待しよう。
岩手の渓流が禁漁になるまで、後50日・・・・。

花巻にイーハトーブ音楽祭を見に行く

2009年08月09日 | 釣り師の独り言
8日の土曜日は、前夜の深酒がたたり10時半起きになった。
既にお天道様は高く、気温も30℃近くまで上昇。
これじゃとても川に釣りになんか行ってられない・・・と諦めた。
夕方にはラジオ番組に出演予定のゲストとの打合せを予定してい
たので、会社で書類の整理でもしようか・・・と考えたが、新聞に
「花巻でイーハトーブ音楽祭今日から開催」という見出しを見つ
け、急遽花巻に向かう事にした。

それと言うのも、前夜(7日の夜)地元江刺区川原町商店街で行
なわれた「ワンラブ・フェスタ」に出演した「江刺ギター組合」と
高橋学君が、こちらにも出演すると聞いていたので、応援方々、
どんなイベントなのか見ておこうと思っての遠征だった。

花巻に到着後、蕎麦の名店「大畠屋」でざるそば2枚を食って、
ギター組合の和徳君に電話すると・・・「もう出番終わったよ」と
一言・・・とりあえず会場に急ぐと、学君の出番も既に終わっていた。
少々ガッカリ・・・しかし、高橋学君の別ユニットは、この後に出番
があるという。それまで会場を眺めながら久々にのんびりと花巻を
歩いてみた。
会場となる河川公園は、ユニークなデザインの珍しい公園だ。
水辺に親しめるデザインで、その細長い公園の両端にステージを
2箇所設置し合計44組のアマチュア・ミュージシャンが、出演
する。
やはり宮沢賢治の故郷だけあって、いたるところに賢治の世界を
イメージさせる演出が施されている。流石、イーハトーヴ花巻だ。

高橋学君のステージはやはり圧巻!抜群のギターテクとヴォーカル
は、流石にインディーズで長年活動してきた強者だ。
彼はもっとメディアに登場しても良いと思うのだが・・・・
頑固一徹のロックンローラーが田舎で理解されるには時間が掛る。


今年3年目となる音楽祭だが、日中の人出が少ないのがちょっと
気になった。2日間午前11時からやるイベントならもう少し
観客動員に工夫があっても良いような気がする。